August 22, 2005

The blue night

8月もあと10日を切った。8月に入ってからなんだか異常に日々が過ぎるのが早い気がする。
今週中にやるべきことも山積みで、今まで楽しくて「先送り」にしていた様々な懸案事項が差し迫って私の近くにやってきた。今までさんざん遊んだツケがここにやって来たという感じ。

もう夏が終わってしまう。
その焦りが余計私の気持ちを必要以上にはやらせる。

やることがあまりにも多すぎてどこから手をつけていいのやら。差し迫ってはビザの書類、なんだけど。
ああ本当にブルー。

友人が小笠原に行ってきた。(ギョサンThanks!>笛吹童子さん)別の友達夫妻も今日小笠原に旅立った。そんな話を聞くと、私もハワイに行く前にやっぱり島に行こうかな、と真剣に考えたけれど、やっぱりどう考えても無理がある。でも行きたい。本当に行きたい。
ウェザーステーションから見る夕焼け、見送り船、イルカの群れ、ボニンブルーの海、気の合う仲間たち。
どれもこれも本当に夢のよう。

だけど本当は今の生活も充分夢のような生活で、たぶん今渦中にいるから実感が湧かないだけで、きっと随分時が経ってから「あの夏」っていえば、今年の夏を思い出すんじゃないだろうかって気がする。
ものすごい勢いで決まった秋谷での生活。葉山一色海岸の海の家でのマッサージ&スタッフライフ。この夏知り合った本当にたくさんの楽しい友人たち。

毎日のように海で遊び、海で笑い、お酒を飲んで、波の音に何かを想い、いい音楽を聴いて。
月の満ち欠けに敏感になり、もどかしいほどセツない気持ちにもなり。
こんなにも一生懸命遊んだ夏はなかったかもしれない。どこにも行かない日々の生活なのに、毎日が旅のようでもあって。
たぶん今のこの日々は一生の宝物だ。

isshiki_shore01.jpg

ここは初めて自分が本当に住みたいと思った場所。小笠原は別として。
関東に越してきた頃からずーっと葉山か秋谷のあたりは気になっていた。一色海岸も思っていたよりももっとずっと雰囲気がいい場所だった。毎日のように同じ風景を見ているはずなのに、波の音やリズムも毎日違っているし、雲や空の様子も毎日全然違っていて見飽きることがない。そこに集まる人たちも、とても日本とは思えない人種の人たちがいて、それぞれが個性的で魅力があって。

きっと来年も同じくらい楽しい日々を送ることはできるだろうけど、ここで過ごす初めての夏は今だけだ。
そして小笠原に行かないと絶対に手に入れられないと思っていたことのいくつかが今ここで実現していることに気づく。
どうしても欲しかったもの。
安定した生活を捨ててでも、どうしても実現したかった生き方。

isshiki_sunset02.jpg


今は神様からの突然のご褒美みたいな日々だけれど、できることならこれからもずっとこんな風に過ごせたらいいな、と思う。
ひとつ確実に言えるのは、やっぱり今の私には「海」というのがすごく重要なんだなということ。
そして海だけじゃない魅力がその土地にあること。
せっかくこの場所に「呼ばれて」きたのだから、今はこの場所を満喫したい。
そしてできれば、サロンのお客様にもそれを感じてもらいたいと思う。

Posted by bananan at August 22, 2005 02:06 AM | トラックバック
コメント

>笛吹童子

うん、でも今は小笠原に定住したいって気持ちはないの。
なんか、あまりにもステキな場所だから、生活の場とするよりも、時々行って、100%コドモに戻って何も考えずに楽しむほうがいいかなって思ったから。

だから今のような海辺の暮らしがずっと継続できて、そして時々夢の島小笠原に行くっていうのが理想です。

>まさ
ありがと〜♪

Posted by: ばななん at August 22, 2005 08:16 PM

キレイな写真〜

Posted by: まさ at August 22, 2005 11:47 AM

小笠原に定住して
好きな仕事が安定すれば
宝島に住むような感じですね。
歴史の中で言うと
新大陸発見、ってな所です。

なかなか定住するには難しい場所ですが、
1度きりの人生だから
やってみる価値はあります。

自分の夢を叶えるために
行動するエネルギーが
うらやましいです。

Posted by: 笛吹童子 at August 22, 2005 08:11 AM
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