September 28, 2005

出発日前日

月曜日の夕方、あわただしく実家がある大阪へ。3ヶ月ぶりに羽田から飛行機に乗って。
戻ってみると、当たり前なんだけど何もかもが3ヶ月前と変わっていなくて、なんだか秋谷にいた夏の時間が、本当に幻だったかのような気がしてきた。六甲の山々や大阪ドーム、大阪港方面も見えるベランダからの素敵な風景も、「でもここは海がないんだよな〜」なんて思ったりしていちいち感傷的になっていて、いかんいかんと気を取り直す。

火曜日は、ずーっと前から行きたくて行きたくて仕方がなかったカレー屋さんに行く。もう10年くらい前に初めてアメ村で食べたカシミールのカレーの衝撃を忘れることはできない。堀江にあった時代は近かったのでよく通ったんだけど、数年前に北浜に移転していたことをmixiのコミュニティで知った。
ずーっと探し続けてたんだけど見つけられなかったのはそのせいだったんだ。

そんな5年越しくらいの恋?がようやく昨日実って食べたカシミールのカレー。いやあ〜やっぱりうまい!そしてずっと変わらない店主の人柄と店の形態。美味しくて有名なのに、マスター一人で全部仕込みからなにからやって、その場で作ってくれるので、今でもずーっと10席くらいのカウンター方式で、マスターが作ってるのを見て話なんかもしながら食べる、激ウマカレー。カレーに豆腐とか大根とか入れるのがこんなに美味しいんだって開眼させてくれた、私にとっては忘れられないお店。あーーおいしかった!

夜からは、ハワイの学校HISMの大阪ワークショップがあるため、卒業生の集いin大阪に参加。ハービスOSAKAの「ちゃんとダイニング」ここも結構長いけど美味しくてリーズナブルプライスの料理を出すので有名なところ。その後ひっさしぶりにカラオケへ行ったりしてなんだか懐かしい感じの過ごし方だった。もうこういう夜遊びっつーかそういうのってとんとしなくなっちゃったからなあ〜。校長のリンがボックスの中で踊り狂っていたのがサイコーだった。ABBAのダンシングクイーンとか歌って(笑)
(つづきもどうぞ〜)
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そして出発日前日の今日は、なーんにもしないぼんやりした一日。数日前から本当にめっきり涼しくなって、ここ大阪でも半袖ではちょっと涼しいくらい。雨もぱらぱら降っているし。テキトーに詰めた荷物の整理をしなきゃと思いつつぼんやり。

明日からまた、新しい日々が始まる。ハワイ島ライフ第2弾。セラピスト修行日記in Hawaii 第2楽章といったところかな。
学校の勉強は本当に大変なんだけど、でもすごく面白い。ヒマになったらウォルマートに行くしかない(笑)コナの町だけど、そののんびり感もとてもいい。授業は10月3日から、ポラリティの授業からスタート。その後スポーツマッサージの授業があって、アイアンマントライアスロンが10月15日。
アイアンマンはハワイ島最大のイベントなので、町が本当に活気づいて楽しい。
もうすぐコナの太陽が私を迎えてくれる。ホノルルのイミグレで尋問されて別室に連れていかれないよう、みなさんも祈っておいてくださいませ!

あ、そうそう、当座の滞在先も決まりました。またまたミラクルが最後に起こり、ちょうどハワイ入りする日からメインランドに行くというご家族の家に2週間ステイさせてもらえることになったのです。しかも学校の近くで、とても広い海の見える家みたいです。古い家でコーヒーの木が庭に230本植わっているとか??(それは庭というのか?)そういうの、大好きなのでホント楽しみ!ネットもつなげるようなので、またレポートしたいと思います。

September 24, 2005

もうすぐ出発

ハワイ島へ行くのは来週木曜、9月29日なんだけど、その前に一度実家に帰って関空から出発することになっているので、あさって26日には大阪へ戻る。
ということは、あと2日しか時間がないんだけど、本当に全然何の用意もしていない。部屋を3ヶ月空けるわけだからいろいろ掃除やら洗濯やら細々したこともやらなきゃいけないし、もちろん行く荷物もまとめなきゃいけないわけで。なのになのに〜(笑)

とりあえず今日までは、近所のお友達に送別会をやってもらったり、秋谷海岸で泳いだり、本当に最後の最後まで夏を楽しんだ。もう本当は夏じゃないんだけど、台風前なのに奇跡的に晴れた昨日の夕方は、なんだかびっくりするぐらいキレイな夕陽と波と海で、この楽しかった3ヶ月の秋谷での生活の集大成みたいな一日だった。

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一色海岸9月8日の夕陽。今はもっと太陽は左のほうに沈んでいく

(つづきもどーぞ)

これからまたハワイ島での生活が始まる。たった3ヶ月だけど、たぶんこの時期にここを離れてもう一度勉強するということは何かいろんな意味がある気がしてならない。一度日本に帰ってきたこと、そしてもう一度ハワイに行くこと。

この夏は本当に楽しかった。思いがけない出会いがあって、毎日が新鮮で旅みたいな。こんな毎日がこれからもずーっと続けばいいのにと心から願う日々。自分がやりたいと思う仕事とやり方を貫いていくことは、たぶんきっと本当に大変なんだろうと思うけれど、とりあえずもうちょっと頑張ってみたい。ハワイ島から戻ってきたときにさらにもっとパワーアップしてステキな人になっているように、いろんなことにチャレンジして思いっきり楽しんで、そして学校もちゃんと卒業して!

・・・ところで、実は今、ハワイ島での滞在先が手違いで確保されておらず、私はまだどこに住むことになるか決まっていない。が、何故か全く心配していなくて、どーにかなるだろうとタカをくくっている。これが2度目の余裕というものなのか、それともあまりにノー天気過ぎ?まっでもなんとかなるはず!

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ハワイ島の空、もうすぐ行くから待ってて!

September 14, 2005

絶好調じゃない一日

たまにはこんな日もあるさとつぶやきたくなるほどツイテない今日いちにち。昨日バイクをちゃんとしたところに停めなかったのが運の尽き。スーパーの駐輪場にちょっと停めて、夜戻ってきたらバイクは南京錠で施錠され動かすことができず、バスで帰宅。今日朝取りに行ったら駐輪場から外に出されたらしく、既に撤去されていて・・・。
仕方なくバスで保管場所まで取りに行こうとしたら、目の前で30分に1本しかないバスが行ってしまい・・・。結局半日近くバイク回収に費やしてしまう。

でも、保管場所にいたおっちゃんたちがすごく親切かつ好意的で、「お気の毒に〜」みたいな感じで慰めてくれ、ついでに私のリトルカブを褒めてくれて帰り際に手まで振ってくれたので、なんだかちょっとうれしくなって立ち直った気分。

でも帰ってきてネットを見てたら、今度はなんかいや〜な感じの掲示板を見る羽目になってしまってまってまた気分がどよ〜ん。このブログもいろんな人が見てるから下手なことは書けないな・・・とちょっと警鐘を鳴らされた感じ。悪意や毒気がたっぷり入った発言がある掲示板なんてのは基本的に無視する/見ないに限る。ネットの世界はいいところと悪いところが露骨に隣り合わせにあるから、なるべくそういうのとは関わりたくない。人の揚げ足を取ったりすることが生き甲斐の人もいるんだなぁと思いましたです。そういうのを見ると本当に吐き気がするほど気分が悪くなる。実際なんか頭痛までしてきたよ・・・。

( to be continued)
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信号の上で休憩中のカモメたち

私はできればその対極にいたい。
今日みたいなアンラッキーでどんよりした一日でも、いいことだってちゃんとたくさんある。
天気がよくてカーッと日差しはまだ強く、風が強くて波がキラキラと本当にキレイに光っていて、暑いんだけど、でも風は少し秋の気配を含んでいて。カブで走っていても気持ちがいい、たとえ風が強くて目にゴミが入ってしまっても。
どんなにしんどくてもつらくても、いつもそういうことをちゃんと感じられる人でいたいなあと思うのだ。
たぶん幸せというのはそういう何てことのない一瞬の積み重ねなんじゃないかなって思うから。
ただ目を開けてちゃんとそれを見つけることが難しいのだけれど。

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September 13, 2005

アメリカ学生ビザ申請

ようやく、もう本当にギリギリになって今回の学生ビザ(M−1)の申請書類が出来上がった。実は今日はほぼ徹夜(^^;。
申請自体も、本当は8月20日頃に予約していたのだけれど、ちょうど台風直撃の日だったので、暴風雨の中大使館前で並ばされるのはイヤだと思い延期したので、かなりギリギリ。前回は面接してから3日もしないうちにビザが送られてきたのでその経験を元にギリギリでの申請にしてみたのだが、本当に大丈夫なのか?と自問自答。まあきっとでも大丈夫のはず!
(つづきもあるよ)

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ハプナビ−チプリンスホテルのロビー

この面接というやつ、前回はまずアメリカ大使館に入るまでが大変だった。前は6月頃に申請したので学生の夏休みシーズンと重なってあんなに並ばされた(と思いたい)のだけど、今回はシーズンを少し外してるのでそれほどでもないといいなあ〜という希望的観測。でも今は学生だけでなく、ビジネスビザでも確か面接はあるので、ホントにたくさんの人が面接対象になってるのだ。

アメリカ大使館近くはテロ対策でやたらとものものしい雰囲気だし、身体検査やペットボトルは回収、建物内に入ると、さらに携帯電話なども預かりになるなど、かなり面接の会場までの道のりは長い。前回はいろいろ情報をゲットしていたので待ってる時用に本を一冊持っていてたのだけど、大使館に入る前にすっかり読み終えてしまう。今回は2冊くらい持っていくことにしよう。
面接といっても、ほとんどの人は書類を申請して窓口に行って顔を確認する程度なんだけどね。
さて、無事にビザが届く事を祈ろう!

September 08, 2005

うれしい報告(ちと長文です)

先日一通のメールがきた。送り主は私が前回ハワイ島で出会った人の中でも特に重要な出会いだったなあと思える人。ダイビングショップビッグブルーのオーナーであり、フリーダイビングの日本女子チャンピオンでもあるmegさんこと松元恵さんからだった。

今年の冬、当時私は英語でのクラスについていくのに必死で、かなり余裕のない精神状態にあった。海はすぐ近くにあるのに、その海にさえなかなか行く気にならないほど切羽詰まっていて、宿題はやってもやっても終わらず、ただぼーっとネットしながら部屋にいる時間も多くて。

そんなとき、たまたま彼女のお店のサイトをふらっと覗いたら、今ハワイ島にトレーニングにきています、との書き込みが。それまで私はフリーダイビングには興味があるけれど、まだちょっと怖くて足を踏み込めずにいた。(今もフリーダイビングの世界には入ってないけれど)
もちろん面識もなかった。たまたまmegさんのショップで小笠原のお友達がフリーダイビングのトレーニングをやってるのを知っていたので、ごくまれにサイトを見る程度。
だけど、せっかく近くにいらっしゃるし、1ヶ月ほど滞在されるとのことだったので、是非お会いしてみたいと思ってずうずうしくメールを送ったのがきっかけでお会いすることに。

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ちょうどmegさんのほうも、自由に使える車がなく、自転車でプールへ通ったりするちょっと不便な生活(ハワイ島では本当に車は必須なのです)をされていたこともあって、自転車載せて家まで送っていったり、地元のカフェでお茶したり、と親しくなる機会が多くなった。
そこでいろいろな話を聞かせていただいたり、マッサージさせてもらったり、フリーダイビングのレッスンをちょっとだけ見学させてもらったりしているうちに、それが気分転換になって学校のほうもだいぶ慣れてきて(開き直ったともいう)、冬の一番つらい時期を過ぎたという気がした。

そしてクジラの数も減ってきて、megさんも日本に戻る日が近づいたある日、彼女は地元の練習仲間(元アメリカ女子チャンピオンの人などこれまたスゴイメンツ)と非公式のトライアルをすることになった。

その前日、megさんと練習仲間のレオさんと、日本やオアフからトレーニングにきていたお客さんと一緒に、ホウケナビーチへ遊びに行った。少し前に簡単なロープを使ったトレーニングをしたときに、耳抜きと顎関節の異常がどうも関連しているのではないかと気づいた私は、みんなに水中で顎関節から側頭骨にかけてマッサージしてみた。
水中で受けるマッサージって、すごい気持ちいいみたいで、みんなうっとり・・・。でも一人だけ全然片側の耳抜きができなくて、いつもなら潜れる深度が全然ダメっていう子の顎関節あたりをさわったら、ちょっとさわっただけですごーーく痛いという。聞くと少し前に中耳炎かなにかをやって、それから耳抜きが厳しいみたい。やっぱり顎関節と耳抜きって絶対関係あるんだ!!とみんなで興奮し、その後マッサージ大会に。
耳抜きマッサージとかいう名前でやればいいじゃん!受けるよダイバーに!なんて話で盛り上がったのだった。
そんなわけでトライアル前日にもマッサージしようといって、ビーチのベンチで(笑)少しだけマッサージをした。もちろん耳のあたりも重点的に。

そして当日、私はボルケーノに行く用事があり、途中でクリスタルのお店に寄った。ああ、そろそろmegさん潜るころだなぁと思いつつ、今回とてもお世話になったからお礼に何か差し上げようと思い、店内を見て回る。なんとなく紫色の水晶のクラスター(加工されてなくてギザギザした岩みたいなやつ)が気になって、うーんmegさんはこれかも。と思って包んでもらう。

ちょうどその後、megさんは非公式ながら、日本女子最高記録を塗り替える60mを達成したのだった。

今までの記録は彼女のもつ56m。まあそれだけでもすごいんだけど、それをずっと上回る、それも1年ほど記録を伸ばせなかったのに、いきなり60mの大台を突破。すごい!!!
私が選んだクリスタルは、60m達成記念として大切にしてくださっているそう。そして彼女をとりまくオーラはそれが見える人によると、赤みがかった紫なのだそうだ。偶然の一致だろうけれど・・・でもなんかこれしかないって気がしたからきっとそのクリスタルを選んでよかったのだな。

別に私のマッサージが効いたとかそんなことは全然思ってないけれど、だけどその記録の少しでもお手伝いになれたのなら本当によかったと、そのときとても感激したのだった。

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それから半年以上経った先日、フランスはニースでフリーダイビングの世界大会にmegさんが出場した。日本に帰ってからも何度かメールで連絡していて、一度是非マッサージをと言ってくださっていたのだけれど、夏はなかなかお会いする機会がなかった。
今大会前は体調も練習環境もあまり万全ではなかったようなのでちょっぴり心配していたのだけれど、さすがはmegさん、この度公式に深度60mを達成されたのでした!!うわ〜んおめでとうございます!!!
これで声を大にして言える!!(笑)
ちなみにこの記録、今回の世界大会でも4位の記録です。すごいなあ〜・・・60mを下に潜るんですよ?息止めて!しかも往復ですよ?

更に嬉しかったのがニースからのメールで「ユウコちゃんに、耳抜きマッサージやってもらいたいって、何度も何度も思ったけど、やっぱりなかなか時間が取れなくて・・・・・ 」なんておっしゃってくださったこと。
なんかそれを見て感激。うるっと涙が出そうになった。
こんな風に人に必要とされるって、やっぱりうれしいもの。セラピスト冥利に尽きるというやつだ。

私自身はフリーダイビングを深くやるつもりはないし、たぶんできないと思うんだけど(でも20mくらいは軽く潜れるようにはなりたい。今は最高でも15mくらい?)それをサポートするマッサージセラピストっていうのはすごくいいなあと思うのだ。何でもそうだけどスポーツ選手って一人でやるスポーツでも、戦ってるのはただ一人ではなくてそれをサポートする人たちがあってこそ。器具だったりメンタル面だったり練習相手だったりする人たちがいて初めて選手は記録なり試合に集中できる。

今度、ハワイ島に戻ったらまずやるのがスポーツマッサージ。これはそういうアスリートの人たちのコンディションを整えるマッサージで、実際に10月半ばに行われるアイアンマンレースの世界大会に出場するたちをケアする実習がある。こういうのももう少し勉強してみたいなと思った、megさんからのうれしいご報告メールだった。

そして、ついでになってしまったけれど、同じく世界大会にいつの間にか出場していた、小笠原友達のみみずん!!キミはすごい!!この前まで泳げなくて泣きそうになりながらプールでトレーニングしてたのに、昨夏に30m越え!そして今回大会出場&公式記録52m!!世界で12位!!
素晴らしいです。小笠原で台風の中記念写真を撮ったり、ユースでウクレレ弾いたりしたのが懐かしい。そういやウクレレも頑張ってたね。ガンバリ屋さんなんだよね。ホント爪のアカでも煎じて飲まなきゃいかんな〜。本当におめでとう!

9月からの日常

海の家の営業が終わって数日、撤収作業が始まった。手伝いに行こうという意気込みはあったのだが、いつも行くのは夕方。ちょうど余った食材でスタッフBBQしようという時間帯ばかりで、とりあえず焼き係として働いたりする。まっほとんど冷やかしみたいなもんです・・・。
週末はマッサージのお客様がちらほら。お友達がお客さまとしてきてくれたりしたので、マッサージの前に泳いだり、ランチしたり、近所をお散歩したりと、かなり楽しい週末を過ごした。

そして台風がやってきた。今回の14号は直接この辺りへの影響はなかったようだが(九州、中国地方の被害は結構あったようですね・・)週末あたりから波が軒並みサイズアップ、近くのサーファーはうきうきモード。今日が一番風が強い。でも不思議とこのあたりあまり雨は降っていない。日曜日も天気予報は雨で、東京都内でも記録的豪雨があったけど、こちらは夜までまったく降らず。秋谷と葉山と逗子の3カ所だけでも雨が降ってたり止んでたりかなり天候が違うのだ。

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月曜は友人のわださんと交換セッションして、初めてクラニオセイクラル1時間を受ける。自分でもすこーしだけやる施術だがかなり好きで、これをやられると本当に不思議な感覚がする。寝てないのに熟睡したみたいな感じ?これは頭蓋仙骨療法というやつで、説明するのが難しいのだが、頭から仙骨に向かって流れている脳脊髄液の流れを整える非常に軽微な力で調整する施術法なのだ。
フラフラになりつつ私もマッサージ1時間。筋筋膜リリースというのをかなり重要視するのだけれど、わださんが思っていたよりもかなり力強い系のマッサージだったみたいで、いい意味で驚いたと言われる。
私がかなり今気になっているロルフィング、SIなどとどちらかというと近いかも?という印象だそうだ。

火曜日、昼過ぎに雨は止んできたので、思い切って横須賀へ出る。もちろんカブで。
久々にHOMES(ホームセンター)でいろいろ日用雑貨をお買い物。ここは2階にかなり大きいインテリアショップもあってなかなかおもしろい。ホームセンターのほうもでかくて、海小屋の資材は結構ここで買ってることが多いそう。久々にマクドナルドで月見バーガーなんて食べてみる。秋ですね〜(笑)

今日は久々に都内に出る。いつもはタイマッサージのサロンのお手伝いをするのだが、今日は時間があったので、渋谷のブックファーストに行って、久しぶりに本をまとめ買い。今回は勉強関係の本と、次回ハワイへ持っていく文庫本などを物色。その後ハワイ島留学する前に勤めていた青山の雑貨屋さんArrivee et Departへ久しぶりに足を延ばしてみた。あいかわらずラブリーなお店だ。何故ワタシがここで働いていたのか謎なくらい(笑)。でもなんだかんだいって備品にするものを1万円くらい購入してしまう。うへー こっちにいるときは全然お金なんて使わないのに、たまに都会に出るとこれだよ〜
そして青山といえばキルフェボンのタルト!これしかないでしょう〜!ってことでいちじくのタルトとオレンジのタルトとニルギリ紅茶のババロアタルトを購入。相変わらず店員のおねーさんもかわいくてよい。(←オヤジっぽい書き方だなあ〜)

夜はOMNAMOに戻り、ルーシーダットン(タイ式ヨガみたいなもの?)のクラスを受ける。かなりキツくて汗だく。呼吸法もかなりしっかりやるのですごくカラダによさそうだと思った。
お友達に30分だけ肩周りを施術。首のあたりはみんな相当凝っているわりにあまり日本のマッサージではやらない箇所なのでやると喜ばれる。何故やらないかというとちょっとキケンな場所でもあるから、だろうなあ。やり方を間違えると筋(すじ)をやられるし。ついでにすこーしだけクラニオセイクラルの技も入れてみたら、すごい敏感に反応したようで、左半身の膝がすごく熱くなったと言われる。さすが身体感覚がいい人は感じ方も鋭い。

・・・こんなに普通に日記みたいに出来事だけを書いたなんて今までなかったかも!(笑)
あんまり読んでて面白くないかな?オチないし<関西人にとってはムズムズする

September 02, 2005

The Isshiki Beach Final day 3

スライドショーが終わったあと、海小屋に戻る。折しも抽選会が始まるところだったので、空いてる番号にエントリーしてちょっぴり参加。そして惜しむ間もなく11時になってしまい、とりあえず営業終了。一本締めをして2005シーズンのumigoyaが終わった。

二次会は近くの芝生に飲み物食べ物を持って移動。もうかなり涼しい風が吹いている。空を見上げれば秋の星座たち。西に夏の大三角形が沈もうとしていた。
なぜかアニメソングなどで盛り上がる不思議な二次会だったが、すぐに場所移動、今度は岩礁近くの芝生。これがまた風がすごくて寒いくらい。が、必ずやると約束していてくれたらしい、海小屋常連のEPOさんが、オリジナルの「海小屋ソング」をまだ歌っていない!というわけで、ギターを持ってスタンバイ。暗くて譜面が見えないので、即興で歌ってくれたのだった。

頬に当たる風と波の音、そしてギターと素敵な歌声・・・。なんせ私は彼女のデビューアルバムが自費で買った初めてのLP(←時代を感じますね)なのだ。そんな方と普通に話をして、ハワイ島の話で盛り上がり、ほとんどプライベート状態の間近でその歌声を聴けるなんて思ってもみなかった。人の縁って本当に不思議だなあと思う。

あのね、で、これで感動しない人はいませんよ・・・歌が始まったとたん一緒に聴いてたエリティンとふたり顔を見合わせて、「こりゃまずい、号泣コースだ」
まあ私は号泣はしてませんが、でもやっぱり、やっぱりちょっと泣いた。

♪来年の夏もここで会いましょう Umigoya
♪永遠の夏がここにあるの・・・ Umigoya

寒くなってきたので更に場所を移動。そこでナナコさんが合流したので、それならばってことで、もう一度オリジナルフルバーションの海小屋ソングを歌ってくれることに。ここで私がいつも携帯していた頭に巻き付けられる「八つ墓村仕様」マグライトで譜面を照らしてちょっとライブに協力。
さっきあんなに感動したのに、また今度もじーん・・・。

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そろそろお開きにしようかという頃には、なんと東の空にオリオン座が見えていた。
もう、冬なんだ・・・ってのは言い過ぎだけど、季節が流れているんだなあと実感する。その後、まだ夏を終えたくない一部のメンツだけが、ルアイルアイに。
着くとブルームーンの打ち上げをそこでやっていたらしく、また見知った顔がそこに。

初めてそこでブルームーンスパの人と話ができた。一回くらいマッサージ受けたいなと思っていながら、全然交流できなったので残念に思っていたので最後にこうして会えてよかった。そして気が付けば空が白みはじめていた・・・。
外に出てみると、もう長者が崎のサーフィンポイントには人が入っている。
午前五時、久しぶりに朝帰りだな〜なんて思いながら最後までその余韻を楽しんだのだった。

今年の夏、ほんの小さなきっかけから一色海岸を知り、海小屋とオーナーのムラポンを知り、メールで問い合わせたりmixiで交流した縁で、マッサージをさせてもらえることになった。
海のそばでマッサージをする。いつかやりたいと思っていたことが、いとも簡単に実現してしまった。ここにはそんな風に「いつかできたらいいな」を本当にやっている人たちがたくさん集まっている。

海小屋のスタッフも私も含めてこれから半年以内に海外に勉強しにいくひとがたくさんいる。
ある人は料理だったり、彫金だったり、私はマッサージ、それに人生の一大岐路を迎えた人もいる。
みんなそれぞれスタイルがあって、素敵なひとたち。話していても本当に楽しかった。
そしてこの一色での海の家で9年、この素敵な空間を作り上げているムラポンとナナコさんに、本当に感謝。来年もまた同じように楽しくマッサージできたらなあと思う。

二ヶ月間、短い夏を楽しく過ごさせてもらった海小屋とそして一色海岸、そこで出会ったすべての人に、ありがとう。来年もどうぞよろしくお願いします!!

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The Isshiki Beach Final day 2

ライブの喧噪を遠目で見ながら、ももちゃんと話し込んだり、だんだん大きくなってきた波音を聞いたり、同席した人の子供たちと遊んだり、近くに座っていた知り合いと話したり、仲良くなったバーンロムサイのベティーナにマッサージサロンの宣伝したりタイ布のエプロンを買ったりと気ままに過ごす。

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この夏、本当にどのくらいの人と知り合ったんだろうと思う。話をした人、毎日すれ違うだけの人、あいさつするけど名前はわからない人、いろんな人がいるけれど、つい先日までは全然知らない土地だったのに、今やすっかりローカル気分にさえなっているほど。
みんな会社とか年齢とか全然関係ない人たち。そしてみんなすごく楽しくて気のいい人ばかり、のような気がする。一色海岸で出会う人たちはみんななんかちょっと面白い。

ライブ後はフラのショーがあったみたいなんだけど、8時を過ぎたので海小屋へと戻ってみる。海小屋の今年のファイナルは昨日に引き続きkazzさんのライブと豪華景品が当たる?抽選会。
見知った顔の人やスタッフとダラダラ過ごした後、9時過ぎからのスライドショーを見るために、なんとなくみんなブルームーンへ移動・・・(笑) 海小屋スタッフとブルームーンに行くのはきわめて珍しい(っていうか仕事してるから無理なんだよね〜)からすごく新鮮。

この一色海岸のスタッフを撮影したスライドショーは、海小屋のホームページ写真なども撮ってくださる宮地信吾さんと創さんのふたりで作っているもので、ここ数年毎年恒例になっているものらしい。
今年は、撮影期間が短かったため、海の家関係のスタッフ全員を撮る時間がなく、かなり漏れてる人がいるみたい。かくいう私も撮影の日にいなかったから私はスライドショーには入ってなかった。来年は撮影してもらえるといいなぁ〜。

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昨日も見たスライドショーだけど、手動で写真を動かすアナログな映写機なので、昨日よりも間隔が長いし音楽とリンクしてないのでまた全然違う感じ。後ろを振り向くと、会社帰りに参加した人が多いのか、閉店近くになってからかなりの人が集まっていた。
海小屋のスタッフ、近くのテキ屋のおっちゃん、ロイヤルビーチの人、監視所の人、駐車場の人、ブルームーンの人、毎日のようにいる常連のお客さん・・・さまざまな人のいい表情が海をバックに映し出される。みんなのコメントがまたなんかいいんだよねぇ。普通のことを普通に言ってるだけなのに、今日でもう終わりだっていうフィルターがかかっているからなのか、すべてが印象的な一言に思えてくる。

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Thanks Everyone
Thanks Isshiki Beach !

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スライドショーが終わったとき、本当に一色の夏が終わるんだなって思った。季節はだんだんと移っていくもので、はっきりと今日から秋です、とかって本当はないんだけど、こういう風にきっぱりと終わり!!っていうのもある種潔くていいのかもしれない。終わりがあるから全てが美しく感じるのかもしれないし。
でもやっぱり今は「葉山がずうーっと夏だったらいいのに」byエリティン

(3へつづく〜)

September 01, 2005

The Isshiki Beach Final day 1

8月31日は一色海岸をはじめとする海の家が終わりを迎える日。数年前までは9月過ぎてもなんとなくダラダラやってたりするところもあったらしんだけど、最近はいろいろ規制も厳しくなってライブは絶対21時過ぎたらダメとか、営業はぴったり23時で完全クローズしなきゃいけないとか、大変きっちりしているのだ。

前日の30日は火曜日で、私がいつも海小屋でマッサージをしていた日。そして火曜日は毎週いつも夕方からkazzさんのジャンベ(アフリカの太鼓)ワークショップがあって、その音を聞きながら夕陽をみたりマッサージしたり。
ああ、もう今日でこんな風にマッサージするのも最後なんだなぁと思うと、感無量・・・。まだ前日なのにすでになんかもう・・・って感じ。

そして31日、昼過ぎから一色海岸へ出かけてみた。今日は仕事ではなく完全プライベートモード。前日に近くの磯で潜ってた人がいたので、今日は私も一色で素潜ってみることに。3点セットを持っていざ出陣。もう潮も満ちてきていて台風の影響で少し波も立ち始めてたんだけど、せっかくなのでポイントへ行ってみた。表面はにごりもあったんだけど、中に入ればわりと透明度もある。水温が上がってるので、ルリスズメダイみたいな青いきれいな魚も見えてすごくいい感じ。30分くらい遊んで獲物(サザエ)もゲット。なかなか数も多いし面白いポイントだった。

(つづきもあります)
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この岩礁あたりが楽しいんです

シャワーを浴び、マッサージ小屋の片付けなどをしているうちに午後5時過ぎ。いつも週末にスタッフとしてきていたももちゃんと一緒に、ブルームーンへ行くことにした。
ブルームーンはさすがに人が多い。なんかどっかで見たことあるにーちゃんが通ったなあと思ったらケンタロウ(料理の人ね)だったりとか。
最終日の夕方過ぎてもBlue moon SPAは盛況の様子。うーん来年はもうちょっと私も営業してがんばろうと誓う。

天気が心配されたファイナルだけど、多少雲がちながらかなりいい感じで、夕陽もちょっぴり顔を出した。太陽が沈む頃には富士山のシルエットが。
一色海岸で働く人を撮影したスライドショーを毎年恒例で最終日にやるのだけれど、そのためのスクリーンがでっかく海の前にあって、なんだか野外映画館のよう。一番いい場所に座って海を眺める。
太陽が姿を消し、あたりが暗くなってくる頃に、ブルームーンでの最終日ライブが始まった。
ブルームーンではいつもタイチェンマイの孤児院バーンロムサイというフェアトレードショップ(収益を孤児院に寄付する)をやっているのだけれど、そこで働いているユカリシャスさんが歌い、いつも海岸をうろうろしてる(笑)アントンがバスを弾いて、テキーラ飲みながらテキーラ!!とか歌ってた。
お客さんも演奏してる人たちもノリノリで、なんかそれがやたらと「最終日!」って感じがして妙にせつない。

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