September 28, 2005

出発日前日

月曜日の夕方、あわただしく実家がある大阪へ。3ヶ月ぶりに羽田から飛行機に乗って。
戻ってみると、当たり前なんだけど何もかもが3ヶ月前と変わっていなくて、なんだか秋谷にいた夏の時間が、本当に幻だったかのような気がしてきた。六甲の山々や大阪ドーム、大阪港方面も見えるベランダからの素敵な風景も、「でもここは海がないんだよな〜」なんて思ったりしていちいち感傷的になっていて、いかんいかんと気を取り直す。

火曜日は、ずーっと前から行きたくて行きたくて仕方がなかったカレー屋さんに行く。もう10年くらい前に初めてアメ村で食べたカシミールのカレーの衝撃を忘れることはできない。堀江にあった時代は近かったのでよく通ったんだけど、数年前に北浜に移転していたことをmixiのコミュニティで知った。
ずーっと探し続けてたんだけど見つけられなかったのはそのせいだったんだ。

そんな5年越しくらいの恋?がようやく昨日実って食べたカシミールのカレー。いやあ〜やっぱりうまい!そしてずっと変わらない店主の人柄と店の形態。美味しくて有名なのに、マスター一人で全部仕込みからなにからやって、その場で作ってくれるので、今でもずーっと10席くらいのカウンター方式で、マスターが作ってるのを見て話なんかもしながら食べる、激ウマカレー。カレーに豆腐とか大根とか入れるのがこんなに美味しいんだって開眼させてくれた、私にとっては忘れられないお店。あーーおいしかった!

夜からは、ハワイの学校HISMの大阪ワークショップがあるため、卒業生の集いin大阪に参加。ハービスOSAKAの「ちゃんとダイニング」ここも結構長いけど美味しくてリーズナブルプライスの料理を出すので有名なところ。その後ひっさしぶりにカラオケへ行ったりしてなんだか懐かしい感じの過ごし方だった。もうこういう夜遊びっつーかそういうのってとんとしなくなっちゃったからなあ〜。校長のリンがボックスの中で踊り狂っていたのがサイコーだった。ABBAのダンシングクイーンとか歌って(笑)
(つづきもどうぞ〜)
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そして出発日前日の今日は、なーんにもしないぼんやりした一日。数日前から本当にめっきり涼しくなって、ここ大阪でも半袖ではちょっと涼しいくらい。雨もぱらぱら降っているし。テキトーに詰めた荷物の整理をしなきゃと思いつつぼんやり。

明日からまた、新しい日々が始まる。ハワイ島ライフ第2弾。セラピスト修行日記in Hawaii 第2楽章といったところかな。
学校の勉強は本当に大変なんだけど、でもすごく面白い。ヒマになったらウォルマートに行くしかない(笑)コナの町だけど、そののんびり感もとてもいい。授業は10月3日から、ポラリティの授業からスタート。その後スポーツマッサージの授業があって、アイアンマントライアスロンが10月15日。
アイアンマンはハワイ島最大のイベントなので、町が本当に活気づいて楽しい。
もうすぐコナの太陽が私を迎えてくれる。ホノルルのイミグレで尋問されて別室に連れていかれないよう、みなさんも祈っておいてくださいませ!

あ、そうそう、当座の滞在先も決まりました。またまたミラクルが最後に起こり、ちょうどハワイ入りする日からメインランドに行くというご家族の家に2週間ステイさせてもらえることになったのです。しかも学校の近くで、とても広い海の見える家みたいです。古い家でコーヒーの木が庭に230本植わっているとか??(それは庭というのか?)そういうの、大好きなのでホント楽しみ!ネットもつなげるようなので、またレポートしたいと思います。

September 24, 2005

もうすぐ出発

ハワイ島へ行くのは来週木曜、9月29日なんだけど、その前に一度実家に帰って関空から出発することになっているので、あさって26日には大阪へ戻る。
ということは、あと2日しか時間がないんだけど、本当に全然何の用意もしていない。部屋を3ヶ月空けるわけだからいろいろ掃除やら洗濯やら細々したこともやらなきゃいけないし、もちろん行く荷物もまとめなきゃいけないわけで。なのになのに〜(笑)

とりあえず今日までは、近所のお友達に送別会をやってもらったり、秋谷海岸で泳いだり、本当に最後の最後まで夏を楽しんだ。もう本当は夏じゃないんだけど、台風前なのに奇跡的に晴れた昨日の夕方は、なんだかびっくりするぐらいキレイな夕陽と波と海で、この楽しかった3ヶ月の秋谷での生活の集大成みたいな一日だった。

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一色海岸9月8日の夕陽。今はもっと太陽は左のほうに沈んでいく

(つづきもどーぞ)

これからまたハワイ島での生活が始まる。たった3ヶ月だけど、たぶんこの時期にここを離れてもう一度勉強するということは何かいろんな意味がある気がしてならない。一度日本に帰ってきたこと、そしてもう一度ハワイに行くこと。

この夏は本当に楽しかった。思いがけない出会いがあって、毎日が新鮮で旅みたいな。こんな毎日がこれからもずーっと続けばいいのにと心から願う日々。自分がやりたいと思う仕事とやり方を貫いていくことは、たぶんきっと本当に大変なんだろうと思うけれど、とりあえずもうちょっと頑張ってみたい。ハワイ島から戻ってきたときにさらにもっとパワーアップしてステキな人になっているように、いろんなことにチャレンジして思いっきり楽しんで、そして学校もちゃんと卒業して!

・・・ところで、実は今、ハワイ島での滞在先が手違いで確保されておらず、私はまだどこに住むことになるか決まっていない。が、何故か全く心配していなくて、どーにかなるだろうとタカをくくっている。これが2度目の余裕というものなのか、それともあまりにノー天気過ぎ?まっでもなんとかなるはず!

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ハワイ島の空、もうすぐ行くから待ってて!

September 14, 2005

絶好調じゃない一日

たまにはこんな日もあるさとつぶやきたくなるほどツイテない今日いちにち。昨日バイクをちゃんとしたところに停めなかったのが運の尽き。スーパーの駐輪場にちょっと停めて、夜戻ってきたらバイクは南京錠で施錠され動かすことができず、バスで帰宅。今日朝取りに行ったら駐輪場から外に出されたらしく、既に撤去されていて・・・。
仕方なくバスで保管場所まで取りに行こうとしたら、目の前で30分に1本しかないバスが行ってしまい・・・。結局半日近くバイク回収に費やしてしまう。

でも、保管場所にいたおっちゃんたちがすごく親切かつ好意的で、「お気の毒に〜」みたいな感じで慰めてくれ、ついでに私のリトルカブを褒めてくれて帰り際に手まで振ってくれたので、なんだかちょっとうれしくなって立ち直った気分。

でも帰ってきてネットを見てたら、今度はなんかいや〜な感じの掲示板を見る羽目になってしまってまってまた気分がどよ〜ん。このブログもいろんな人が見てるから下手なことは書けないな・・・とちょっと警鐘を鳴らされた感じ。悪意や毒気がたっぷり入った発言がある掲示板なんてのは基本的に無視する/見ないに限る。ネットの世界はいいところと悪いところが露骨に隣り合わせにあるから、なるべくそういうのとは関わりたくない。人の揚げ足を取ったりすることが生き甲斐の人もいるんだなぁと思いましたです。そういうのを見ると本当に吐き気がするほど気分が悪くなる。実際なんか頭痛までしてきたよ・・・。

( to be continued)
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信号の上で休憩中のカモメたち

私はできればその対極にいたい。
今日みたいなアンラッキーでどんよりした一日でも、いいことだってちゃんとたくさんある。
天気がよくてカーッと日差しはまだ強く、風が強くて波がキラキラと本当にキレイに光っていて、暑いんだけど、でも風は少し秋の気配を含んでいて。カブで走っていても気持ちがいい、たとえ風が強くて目にゴミが入ってしまっても。
どんなにしんどくてもつらくても、いつもそういうことをちゃんと感じられる人でいたいなあと思うのだ。
たぶん幸せというのはそういう何てことのない一瞬の積み重ねなんじゃないかなって思うから。
ただ目を開けてちゃんとそれを見つけることが難しいのだけれど。

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September 08, 2005

9月からの日常

海の家の営業が終わって数日、撤収作業が始まった。手伝いに行こうという意気込みはあったのだが、いつも行くのは夕方。ちょうど余った食材でスタッフBBQしようという時間帯ばかりで、とりあえず焼き係として働いたりする。まっほとんど冷やかしみたいなもんです・・・。
週末はマッサージのお客様がちらほら。お友達がお客さまとしてきてくれたりしたので、マッサージの前に泳いだり、ランチしたり、近所をお散歩したりと、かなり楽しい週末を過ごした。

そして台風がやってきた。今回の14号は直接この辺りへの影響はなかったようだが(九州、中国地方の被害は結構あったようですね・・)週末あたりから波が軒並みサイズアップ、近くのサーファーはうきうきモード。今日が一番風が強い。でも不思議とこのあたりあまり雨は降っていない。日曜日も天気予報は雨で、東京都内でも記録的豪雨があったけど、こちらは夜までまったく降らず。秋谷と葉山と逗子の3カ所だけでも雨が降ってたり止んでたりかなり天候が違うのだ。

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月曜は友人のわださんと交換セッションして、初めてクラニオセイクラル1時間を受ける。自分でもすこーしだけやる施術だがかなり好きで、これをやられると本当に不思議な感覚がする。寝てないのに熟睡したみたいな感じ?これは頭蓋仙骨療法というやつで、説明するのが難しいのだが、頭から仙骨に向かって流れている脳脊髄液の流れを整える非常に軽微な力で調整する施術法なのだ。
フラフラになりつつ私もマッサージ1時間。筋筋膜リリースというのをかなり重要視するのだけれど、わださんが思っていたよりもかなり力強い系のマッサージだったみたいで、いい意味で驚いたと言われる。
私がかなり今気になっているロルフィング、SIなどとどちらかというと近いかも?という印象だそうだ。

火曜日、昼過ぎに雨は止んできたので、思い切って横須賀へ出る。もちろんカブで。
久々にHOMES(ホームセンター)でいろいろ日用雑貨をお買い物。ここは2階にかなり大きいインテリアショップもあってなかなかおもしろい。ホームセンターのほうもでかくて、海小屋の資材は結構ここで買ってることが多いそう。久々にマクドナルドで月見バーガーなんて食べてみる。秋ですね〜(笑)

今日は久々に都内に出る。いつもはタイマッサージのサロンのお手伝いをするのだが、今日は時間があったので、渋谷のブックファーストに行って、久しぶりに本をまとめ買い。今回は勉強関係の本と、次回ハワイへ持っていく文庫本などを物色。その後ハワイ島留学する前に勤めていた青山の雑貨屋さんArrivee et Departへ久しぶりに足を延ばしてみた。あいかわらずラブリーなお店だ。何故ワタシがここで働いていたのか謎なくらい(笑)。でもなんだかんだいって備品にするものを1万円くらい購入してしまう。うへー こっちにいるときは全然お金なんて使わないのに、たまに都会に出るとこれだよ〜
そして青山といえばキルフェボンのタルト!これしかないでしょう〜!ってことでいちじくのタルトとオレンジのタルトとニルギリ紅茶のババロアタルトを購入。相変わらず店員のおねーさんもかわいくてよい。(←オヤジっぽい書き方だなあ〜)

夜はOMNAMOに戻り、ルーシーダットン(タイ式ヨガみたいなもの?)のクラスを受ける。かなりキツくて汗だく。呼吸法もかなりしっかりやるのですごくカラダによさそうだと思った。
お友達に30分だけ肩周りを施術。首のあたりはみんな相当凝っているわりにあまり日本のマッサージではやらない箇所なのでやると喜ばれる。何故やらないかというとちょっとキケンな場所でもあるから、だろうなあ。やり方を間違えると筋(すじ)をやられるし。ついでにすこーしだけクラニオセイクラルの技も入れてみたら、すごい敏感に反応したようで、左半身の膝がすごく熱くなったと言われる。さすが身体感覚がいい人は感じ方も鋭い。

・・・こんなに普通に日記みたいに出来事だけを書いたなんて今までなかったかも!(笑)
あんまり読んでて面白くないかな?オチないし<関西人にとってはムズムズする

September 02, 2005

The Isshiki Beach Final day 3

スライドショーが終わったあと、海小屋に戻る。折しも抽選会が始まるところだったので、空いてる番号にエントリーしてちょっぴり参加。そして惜しむ間もなく11時になってしまい、とりあえず営業終了。一本締めをして2005シーズンのumigoyaが終わった。

二次会は近くの芝生に飲み物食べ物を持って移動。もうかなり涼しい風が吹いている。空を見上げれば秋の星座たち。西に夏の大三角形が沈もうとしていた。
なぜかアニメソングなどで盛り上がる不思議な二次会だったが、すぐに場所移動、今度は岩礁近くの芝生。これがまた風がすごくて寒いくらい。が、必ずやると約束していてくれたらしい、海小屋常連のEPOさんが、オリジナルの「海小屋ソング」をまだ歌っていない!というわけで、ギターを持ってスタンバイ。暗くて譜面が見えないので、即興で歌ってくれたのだった。

頬に当たる風と波の音、そしてギターと素敵な歌声・・・。なんせ私は彼女のデビューアルバムが自費で買った初めてのLP(←時代を感じますね)なのだ。そんな方と普通に話をして、ハワイ島の話で盛り上がり、ほとんどプライベート状態の間近でその歌声を聴けるなんて思ってもみなかった。人の縁って本当に不思議だなあと思う。

あのね、で、これで感動しない人はいませんよ・・・歌が始まったとたん一緒に聴いてたエリティンとふたり顔を見合わせて、「こりゃまずい、号泣コースだ」
まあ私は号泣はしてませんが、でもやっぱり、やっぱりちょっと泣いた。

♪来年の夏もここで会いましょう Umigoya
♪永遠の夏がここにあるの・・・ Umigoya

寒くなってきたので更に場所を移動。そこでナナコさんが合流したので、それならばってことで、もう一度オリジナルフルバーションの海小屋ソングを歌ってくれることに。ここで私がいつも携帯していた頭に巻き付けられる「八つ墓村仕様」マグライトで譜面を照らしてちょっとライブに協力。
さっきあんなに感動したのに、また今度もじーん・・・。

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そろそろお開きにしようかという頃には、なんと東の空にオリオン座が見えていた。
もう、冬なんだ・・・ってのは言い過ぎだけど、季節が流れているんだなあと実感する。その後、まだ夏を終えたくない一部のメンツだけが、ルアイルアイに。
着くとブルームーンの打ち上げをそこでやっていたらしく、また見知った顔がそこに。

初めてそこでブルームーンスパの人と話ができた。一回くらいマッサージ受けたいなと思っていながら、全然交流できなったので残念に思っていたので最後にこうして会えてよかった。そして気が付けば空が白みはじめていた・・・。
外に出てみると、もう長者が崎のサーフィンポイントには人が入っている。
午前五時、久しぶりに朝帰りだな〜なんて思いながら最後までその余韻を楽しんだのだった。

今年の夏、ほんの小さなきっかけから一色海岸を知り、海小屋とオーナーのムラポンを知り、メールで問い合わせたりmixiで交流した縁で、マッサージをさせてもらえることになった。
海のそばでマッサージをする。いつかやりたいと思っていたことが、いとも簡単に実現してしまった。ここにはそんな風に「いつかできたらいいな」を本当にやっている人たちがたくさん集まっている。

海小屋のスタッフも私も含めてこれから半年以内に海外に勉強しにいくひとがたくさんいる。
ある人は料理だったり、彫金だったり、私はマッサージ、それに人生の一大岐路を迎えた人もいる。
みんなそれぞれスタイルがあって、素敵なひとたち。話していても本当に楽しかった。
そしてこの一色での海の家で9年、この素敵な空間を作り上げているムラポンとナナコさんに、本当に感謝。来年もまた同じように楽しくマッサージできたらなあと思う。

二ヶ月間、短い夏を楽しく過ごさせてもらった海小屋とそして一色海岸、そこで出会ったすべての人に、ありがとう。来年もどうぞよろしくお願いします!!

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The Isshiki Beach Final day 2

ライブの喧噪を遠目で見ながら、ももちゃんと話し込んだり、だんだん大きくなってきた波音を聞いたり、同席した人の子供たちと遊んだり、近くに座っていた知り合いと話したり、仲良くなったバーンロムサイのベティーナにマッサージサロンの宣伝したりタイ布のエプロンを買ったりと気ままに過ごす。

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この夏、本当にどのくらいの人と知り合ったんだろうと思う。話をした人、毎日すれ違うだけの人、あいさつするけど名前はわからない人、いろんな人がいるけれど、つい先日までは全然知らない土地だったのに、今やすっかりローカル気分にさえなっているほど。
みんな会社とか年齢とか全然関係ない人たち。そしてみんなすごく楽しくて気のいい人ばかり、のような気がする。一色海岸で出会う人たちはみんななんかちょっと面白い。

ライブ後はフラのショーがあったみたいなんだけど、8時を過ぎたので海小屋へと戻ってみる。海小屋の今年のファイナルは昨日に引き続きkazzさんのライブと豪華景品が当たる?抽選会。
見知った顔の人やスタッフとダラダラ過ごした後、9時過ぎからのスライドショーを見るために、なんとなくみんなブルームーンへ移動・・・(笑) 海小屋スタッフとブルームーンに行くのはきわめて珍しい(っていうか仕事してるから無理なんだよね〜)からすごく新鮮。

この一色海岸のスタッフを撮影したスライドショーは、海小屋のホームページ写真なども撮ってくださる宮地信吾さんと創さんのふたりで作っているもので、ここ数年毎年恒例になっているものらしい。
今年は、撮影期間が短かったため、海の家関係のスタッフ全員を撮る時間がなく、かなり漏れてる人がいるみたい。かくいう私も撮影の日にいなかったから私はスライドショーには入ってなかった。来年は撮影してもらえるといいなぁ〜。

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昨日も見たスライドショーだけど、手動で写真を動かすアナログな映写機なので、昨日よりも間隔が長いし音楽とリンクしてないのでまた全然違う感じ。後ろを振り向くと、会社帰りに参加した人が多いのか、閉店近くになってからかなりの人が集まっていた。
海小屋のスタッフ、近くのテキ屋のおっちゃん、ロイヤルビーチの人、監視所の人、駐車場の人、ブルームーンの人、毎日のようにいる常連のお客さん・・・さまざまな人のいい表情が海をバックに映し出される。みんなのコメントがまたなんかいいんだよねぇ。普通のことを普通に言ってるだけなのに、今日でもう終わりだっていうフィルターがかかっているからなのか、すべてが印象的な一言に思えてくる。

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Thanks Everyone
Thanks Isshiki Beach !

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スライドショーが終わったとき、本当に一色の夏が終わるんだなって思った。季節はだんだんと移っていくもので、はっきりと今日から秋です、とかって本当はないんだけど、こういう風にきっぱりと終わり!!っていうのもある種潔くていいのかもしれない。終わりがあるから全てが美しく感じるのかもしれないし。
でもやっぱり今は「葉山がずうーっと夏だったらいいのに」byエリティン

(3へつづく〜)

September 01, 2005

The Isshiki Beach Final day 1

8月31日は一色海岸をはじめとする海の家が終わりを迎える日。数年前までは9月過ぎてもなんとなくダラダラやってたりするところもあったらしんだけど、最近はいろいろ規制も厳しくなってライブは絶対21時過ぎたらダメとか、営業はぴったり23時で完全クローズしなきゃいけないとか、大変きっちりしているのだ。

前日の30日は火曜日で、私がいつも海小屋でマッサージをしていた日。そして火曜日は毎週いつも夕方からkazzさんのジャンベ(アフリカの太鼓)ワークショップがあって、その音を聞きながら夕陽をみたりマッサージしたり。
ああ、もう今日でこんな風にマッサージするのも最後なんだなぁと思うと、感無量・・・。まだ前日なのにすでになんかもう・・・って感じ。

そして31日、昼過ぎから一色海岸へ出かけてみた。今日は仕事ではなく完全プライベートモード。前日に近くの磯で潜ってた人がいたので、今日は私も一色で素潜ってみることに。3点セットを持っていざ出陣。もう潮も満ちてきていて台風の影響で少し波も立ち始めてたんだけど、せっかくなのでポイントへ行ってみた。表面はにごりもあったんだけど、中に入ればわりと透明度もある。水温が上がってるので、ルリスズメダイみたいな青いきれいな魚も見えてすごくいい感じ。30分くらい遊んで獲物(サザエ)もゲット。なかなか数も多いし面白いポイントだった。

(つづきもあります)
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この岩礁あたりが楽しいんです

シャワーを浴び、マッサージ小屋の片付けなどをしているうちに午後5時過ぎ。いつも週末にスタッフとしてきていたももちゃんと一緒に、ブルームーンへ行くことにした。
ブルームーンはさすがに人が多い。なんかどっかで見たことあるにーちゃんが通ったなあと思ったらケンタロウ(料理の人ね)だったりとか。
最終日の夕方過ぎてもBlue moon SPAは盛況の様子。うーん来年はもうちょっと私も営業してがんばろうと誓う。

天気が心配されたファイナルだけど、多少雲がちながらかなりいい感じで、夕陽もちょっぴり顔を出した。太陽が沈む頃には富士山のシルエットが。
一色海岸で働く人を撮影したスライドショーを毎年恒例で最終日にやるのだけれど、そのためのスクリーンがでっかく海の前にあって、なんだか野外映画館のよう。一番いい場所に座って海を眺める。
太陽が姿を消し、あたりが暗くなってくる頃に、ブルームーンでの最終日ライブが始まった。
ブルームーンではいつもタイチェンマイの孤児院バーンロムサイというフェアトレードショップ(収益を孤児院に寄付する)をやっているのだけれど、そこで働いているユカリシャスさんが歌い、いつも海岸をうろうろしてる(笑)アントンがバスを弾いて、テキーラ飲みながらテキーラ!!とか歌ってた。
お客さんも演奏してる人たちもノリノリで、なんかそれがやたらと「最終日!」って感じがして妙にせつない。

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August 26, 2005

風流っていうか。。。

今、なんかめちゃくちゃ近いところで虫の声が聞こえるなあと思ったらうちの天井やん!窓を開けっ放し(網戸はないのです)にしてるとこういうことが起こるのねぇ。こないだはセミが入ってきたし、昨日はハチが入ってきたし、まぁ虫の移り変わりで季節を感じることができるともいえるかな(笑)

短いエントリーですが誰かに言いたかったので!
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これは何の虫かわかる人いますかぁ?なかなかいい声してますがコオロギじゃないし・・

ぽっかり空いた一日

今日は台風一過のいいお天気。
でも昨晩はまさに三浦半島直撃で、かなりすごい風雨だった。特にここは高台にあるので、ものが飛んできたりする危険性はないものの、風の音がびゅーびゅーとすごい音でなかなかにおっかない。しかも佐島漁港の防波堤を超えて波がものすごい勢いで打ち付けられてるのも見えるので、迫力がある。

そして本当は今日、ビザの申請に行く日だったのだけれど、台風直撃暴風雨の中で東京まで出るのはイヤだ〜ってことで急遽延期したのでぽっかりと予定が空いてしまった。まだ書類も出来ていなかったので、まあちょうどいいかなと。
海小屋のほうは今回の台風でなかなか素敵な壊れ方をしたらしいので、手伝いに行こうかと思いながらダラダラしていると時間があっという間に経ってしまって気が付けば夕暮れ時。

まあたまにはどこにもでかけないこんな日もいいかと思い、部屋の中を掃除したり洗濯したりしながらのんびり。夕食は、ずっと残ってた冷蔵庫の野菜一掃、夏野菜のカレーを作った。ごはんも玄米混ぜて、半熟卵を白いスクエアプレートに載せて、気分は海辺カフェ(笑)。久しぶりにコナコーヒーも淹れたりして。
(まだ続きありますよ)

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満月の次の日の早朝、富士山が見えた

前回は台風後素晴らしい富士山と伊豆半島の景色が楽しめたのだけれど、今日は天気はいいものの雲は少し残っているみたいでクリアにくっきり晴れわたるっていう感じではなかったのがちょっと残念。
でも、週末に向けてまた天気がよくなっていくみたいで、これから8月31日の一色海の家フィナーレまで最後の夏を楽しむつもり。
とかいって、たぶん9月に入っても海には行くし、まだまだ夏なんだけどね!それにこのあたりの人に聞くと、葉山、秋谷は9月からがいいらしいって聞いてこれまたワクワクしたりして。

これからの週末はそこそこサロンの予約も入ってきていてうれしい限り。まだお友達が予約してくれるっていうパターンが多いけれど、それはそれでとてもありがたいこと。
今はできるだけゆっくりしてもらいたいから、本当は1日3組まで受ける予定なんだけどだいたい1人か2人までにしている。
だいたい9月20日あたりまででサロンのほうはいったん終了、その後はハワイ島へ行く準備やらなにやらで忙しくなる。そして再開は来年1月を予定。この2ヶ月の営業で反省する点、改善する点をきっちり見据え、来年1月の本格オープンに備えたいと思う。


August 22, 2005

前田川お散歩コース

今日は朝雷が鳴る不安定な天気だったものの、お昼からは持ち直して今はいい感じの夕暮れ空。
セミが鳴く空に夕方6時の時報が鳴り響く。
秋谷は海がとても近いけど、実は山もとても近くにあるところで、うちでは夕方から山からの風が吹いて涼しくなることが多い。

こちらにきてぶらぶらとお散歩をすることが増えた。うちから佐島漁港〜天神島コース、秋谷海岸コースと並んで最近とても気に入ったのが前田川コース。
コースと言っても別に私が命名してるだけなんだけど、前田川は散策道として整備もされているところ。途中からは大楠山のハイキングコースとなって高度を上げていくのだけれど、この川沿いの道がとても面白い。1.3kmくらいだから小一時間ゆっくりお散歩して、帰りは細い農道を帰ってくるのがいい感じ。
(続きもありますよ)
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夕方近く、せせらぎ沿いを歩く。
太陽がぎらぎら照っていても、木陰に流れるせせらぎはとても静か。あたりの森ではミンミンゼミに混じってカナカナカナと鳴くヒグラシの声。

水着プラス短パンTシャツ、ビーサンで行ったので、完璧に水濡れ仕様。ときどきせせらぎの中に入って、足をバシャバシャ濡らしながら歩く。
ここのところまとまった雨が降っていないので、水量は少なく透明度も高い。少し深いところには魚の姿も見える。昔、湘南国際村が出来る前はこのあたり「秋谷渓谷」と呼ばれていたと聞いた。それもわかるなあって思うほど、家から少し道を山に入っただけで、いきなり空気が山のそれに変わる。

海は自分をクリアに(浄化)してくれて、山はそれをチャージ(充電)してくれると聞いたことがある。イヤなことや忘れたいことは海に流して、山できれいな状態の自分にパワーを与えてもらうんだろうな。森の中でせせらぎの音を聞いてたら、それは本当のことかもな、なんて思った散歩道だった。

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もうすぐ富士山の上に太陽が沈むダイヤモンド富士の日だそう。見えるといいな!

The blue night

8月もあと10日を切った。8月に入ってからなんだか異常に日々が過ぎるのが早い気がする。
今週中にやるべきことも山積みで、今まで楽しくて「先送り」にしていた様々な懸案事項が差し迫って私の近くにやってきた。今までさんざん遊んだツケがここにやって来たという感じ。

もう夏が終わってしまう。
その焦りが余計私の気持ちを必要以上にはやらせる。

やることがあまりにも多すぎてどこから手をつけていいのやら。差し迫ってはビザの書類、なんだけど。
ああ本当にブルー。

友人が小笠原に行ってきた。(ギョサンThanks!>笛吹童子さん)別の友達夫妻も今日小笠原に旅立った。そんな話を聞くと、私もハワイに行く前にやっぱり島に行こうかな、と真剣に考えたけれど、やっぱりどう考えても無理がある。でも行きたい。本当に行きたい。
ウェザーステーションから見る夕焼け、見送り船、イルカの群れ、ボニンブルーの海、気の合う仲間たち。
どれもこれも本当に夢のよう。

だけど本当は今の生活も充分夢のような生活で、たぶん今渦中にいるから実感が湧かないだけで、きっと随分時が経ってから「あの夏」っていえば、今年の夏を思い出すんじゃないだろうかって気がする。
ものすごい勢いで決まった秋谷での生活。葉山一色海岸の海の家でのマッサージ&スタッフライフ。この夏知り合った本当にたくさんの楽しい友人たち。

毎日のように海で遊び、海で笑い、お酒を飲んで、波の音に何かを想い、いい音楽を聴いて。
月の満ち欠けに敏感になり、もどかしいほどセツない気持ちにもなり。
こんなにも一生懸命遊んだ夏はなかったかもしれない。どこにも行かない日々の生活なのに、毎日が旅のようでもあって。
たぶん今のこの日々は一生の宝物だ。

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ここは初めて自分が本当に住みたいと思った場所。小笠原は別として。
関東に越してきた頃からずーっと葉山か秋谷のあたりは気になっていた。一色海岸も思っていたよりももっとずっと雰囲気がいい場所だった。毎日のように同じ風景を見ているはずなのに、波の音やリズムも毎日違っているし、雲や空の様子も毎日全然違っていて見飽きることがない。そこに集まる人たちも、とても日本とは思えない人種の人たちがいて、それぞれが個性的で魅力があって。

きっと来年も同じくらい楽しい日々を送ることはできるだろうけど、ここで過ごす初めての夏は今だけだ。
そして小笠原に行かないと絶対に手に入れられないと思っていたことのいくつかが今ここで実現していることに気づく。
どうしても欲しかったもの。
安定した生活を捨ててでも、どうしても実現したかった生き方。

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今は神様からの突然のご褒美みたいな日々だけれど、できることならこれからもずっとこんな風に過ごせたらいいな、と思う。
ひとつ確実に言えるのは、やっぱり今の私には「海」というのがすごく重要なんだなということ。
そして海だけじゃない魅力がその土地にあること。
せっかくこの場所に「呼ばれて」きたのだから、今はこの場所を満喫したい。
そしてできれば、サロンのお客様にもそれを感じてもらいたいと思う。

August 20, 2005

うれしい来訪

もう先週のことになるのだけれど、朝から海小屋SPAでの予約が入っていてマッサージをしていたら、すだれ越しに私を見る人影がある。そして私のほうをじっと見て手を振っている。
一瞬、今日遊びに来ると言っていたタイマッサージ仲間のお友達かと思ったけど違う。あれ〜?誰だろう・・・考えること数秒、突然彼女をのことを思い出す。そう、前回会ったのは3年前の鹿児島、その前にあったのはソウル、という不思議な出会い方をしているみゅうさんだ!ということに。

彼女はまあいわばばななんファン(笑)で、たまたま屋久島の私の旅行記を読んで(だったかな〜?)くれて、面白いって言って家族ぐるみで盛り上がり、掲示板に書き込みをしてくれた女性。その当時彼女の家族はソウルに住んでいて、ソウルから私のサイトを見てくださってたのだった。

そして私がソウルに行くことになったときに、せっかくだからお会いしましょうという話になり、しかもずうずうしく2泊くらいさせてもらい、美味しい焼き肉屋とか居酒屋に連れて行ってもらった。
さらに数年後、今度はご主人の都合で鹿児島に転勤になっていた彼女の家に、またまたおじゃまする。なんだかものすごいアヤシイ温泉番付西の大関かなんかを取っている温泉に行ったり、地元人御用達の居酒屋に連れて行ってもらったりして、これまた大変お世話になったのだった。

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海小屋アネックス厨房からの夕日

それ以来、また関東に転勤があるかもとは聞いていたのだけれど、私のほうも身辺何かと忙しく、連絡先も失念してしまったこともあり、ときどき「どうしてるかな〜」と思いつつも全く連絡しないままだった。
その彼女が突然海小屋にやってきたのだ。しかも貧血気味だと書いてたブログを読んで、鹿児島名産黒酢を持って!!
うえーーんうれしいよぉ。聞くと、「ブログにコメント書いてから行こうかと思ったけどビックリさせようと思って」ってことだった。いや〜ビックリしたがな。作戦成功ですぜ、なんせ本名忘れてたくらいだし(ゴメン)

ちょうどその日はいつもならありえない朝から2人マッサージとかだったので、せっかくきてくれたのにあまり話をする時間も多くなくて、しかもリフレするのに待たせてしまったりしたので、それはちょっと申し訳なかったなぁ。
でも、細々とはいえずーっと長年ホームページというのをやり続けててよかったなぁって思った出来事だった。他にもまた別のネットで知り合ったお友達(これまたわざわざ青森まで遊びに行って八甲田でスキーした)が、偶然横須賀出身で、彼女のお友達が秋谷に住んでいるっていうことで知り合った友人もいたりして。

そんな風に今までいろんな人に出会ってきた。不思議な縁だけど、そういうのってとても面白い。
mixiでも今まで知り合ったいろんな人とまた再会して、それがまた繋がっていくのが楽しい。

でもあくまでネットはきっかけで、私の場合は結構実際に会って初めて友達って気がする。
やっぱり会ってしかわからないことっていうのもたくさんあるしね。

August 12, 2005

ハワイ島再び

楽しい秋谷&葉山海ライフを送っている私だけど、実はこれはほんとうに期間限定のことで、ビザがちゃんと下りるという前提ではあるけれど、また10月からハワイ島に戻ることになっている。
そもそも4月末、米国移民局から「あんたの学生ビザ延長申請はダメだよーん」というお達しがきて、いろいろなことが変化しだしたのだった。

それから、紆余曲折ありながらもここに住むことが決まり、今はとても満足しているけれど、でもまだハワイでの学生生活をきちんと終えていないという気持ちはあった。
特に秋学期は私が授業を受けたいと思っていた学期なので、がんばってあと3ヶ月、ハワイ島に戻って学校を卒業して帰ってくることに決めた。

卒業して、ハワイ州のマッサージセラピストのライセンス試験も受けて、それから日本に戻って、今度は本当に腰を据えて今のサロンを育てて行くつもり。
今は海小屋でのマッサージもあるし、自宅のサロンもまだまだプレオープンといった感じなのだけれど、この3ヶ月を終えて帰ってきたら、そうも言ってられない。

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群生するヤシの木

ハワイ島のことは大好きだし、どこまでも青く透明な海と、イルカとカメと、アロハスピリットにあふれた人たちが私を歓迎してくれるのだけれど、と同時に、学校の勉強は結構キツく、この3ヶ月ほとんど英語に触れていなかった私は、きっとまた最初は学生同士の会話などちんぷんかんぷんになってるに違いない、なんて思うと、このままの生活でいたい・・・なんて思ってしまうときもある。
でもやっぱりそうはいかない。何事にもケジメというものはあるものだ。

一番の懸念は学生ビザがキチンと下りるかどうか、ということなのだけれど、2週間後に面接を控え、英語でのエッセイを書かねばならずそれがものすご〜くめんどくさく、苦痛でもある。
また、提出する書類も多岐にわたり、2度目とはいえホントーにめんどくさい。
前回行く時も、このビザの書類提出する頃が一番キツかった。落とされた人なんてほとんどいないんだけど、本当に大丈夫か?って思うとドキドキするもので。

今回は前回に比べるとかなり短くて「たった」3ヶ月って気分が強い。でも日本に戻ってくるのはおそらく来年の1月初旬。もうめちゃくちゃ冬真っ盛り。そう思うと結構長いな〜って思ったりもする。
ハワイは季節感にやっぱり乏しいので、クリスマスやお正月なんかは日本のほうが面白いかも。無事ハワイに行けたら、2度目のNEW YEARをハワイ島で過ごすことになるんだな〜。最初は半年だけのつもりだったのに、人生ってホントなにが起こるかわからないと思う今日このごろ。

August 11, 2005

ボーッとしまくり

先週末からずーっと遊んでたつけが来たのか、やたらと今週は眠くてだるくてやる気がでない。もともと貧血気味だったのが、ここんとこご飯ものをちゃんと食べてなくて栄養の偏りもあって、昨日今日はかなり自覚して「鉄欠乏性貧血」の症状が。頭がちょっとぼーっとして、目がちかちかして白く光ったりとかしてて。ビタミンCをとらなきゃと思って飲んだオレンジジュースの氷をガリガリ食べ始めたところで、ハッと気づく。
そう、氷をそのままガリガリかじるのは、鉄欠乏性貧血の典型的な症状なんだそうだ。なんでなんだろう〜?中学生位のときいっつも氷食べてたんだけど、相当重度の貧血だったんだな〜あの頃。

自覚したからには対処せねば、とスーパーとドラッグストアに行って、効きそうな食材等を買ってきた。ひじき、もずく、小松菜、野菜ジュース、プルーンジュース、納豆、鉄分多めの牛乳、などなど。あとはマルチミネラルとビタミンのタブレットも。

セラピストのブログにこんな不健康自慢してていいのかって感じもあるのだが、とりあえずこのあたりを欠かさず食べればだいぶよくなるだろうと思う。あとは水をたくさん飲むことかな?

それと最近コーヒーを毎日飲んでて、ちょっとカフェイン中毒っぽい感じもしたので、ここ数日カフェイン断ちをしている。コーラ、紅茶、コーヒー、栄養ドリンク全部ダメってことにしてるのだけど、これがけっこうキツい。カフェインって興奮作用があるし、朝紅茶とかコーヒーを飲むとスッキリして、お通じもよくなったりするんだけど、カラダを冷やしたりもするし、常用するのはあまりよろしくない。

前にお友達にカフェイン断ちをアドバイスして、ものすごい大変な思いをしてなんとか止めたみたいだけど、確かにこれは最初ものすごくだるいし大変だわ〜と実感。コーヒーなんて何年も飲んでないときもあったのに、最近はおいしいコナコーヒーの粉があるのでそれで毎日アイスコーヒーにして飲んだりしてたのですっかり中毒症状が。
カフェイン断ちについては、アンドルーワイル著「ナチュラルメディスン」などに詳しく書いてありますので興味ある方は読んでみてくださいませ。

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でも頭がぼーっとしててもやっていいことと悪いことがある、というか、ボケてるのにも程がある!と自らツッコミを入れてしまう出来事が今日起こってしまった。
午後3時過ぎ、遅くなってしまったけどとりあえず一色まで行こうと思い、バイクを走らせる。午前中から風が止まったみたいな感じで蒸し暑くて、さすがにこれはクーラーが必要か?などと思うほどだったんだけど(ちなみにまだこの夏2回しかエアコンスイッチ入れてません)バイクに乗ると風を切る感覚ですごく涼しくて、やっぱカブ最高〜♪なんて思って走ってた。そして葉山御用邸前の警官の姿をちらりとみた瞬間!

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久々にさわやかにハワイのイルカ!

(今日は長いね。続きもどーぞ!)

私・・・ヘルメット・・・忘れてる・・・
ちなみにうちから御用邸前まではバイクで10分くらい。その間めっちゃノーヘルやん!!しかも御用邸の斜め前には葉山警察署が。
何食わぬ顔をして素早くエンジンを止め、カブを押して歩いて海岸まで行き、事なきを得ましたが、三十路も過ぎてノーヘルで捕まるなんてことにならないでよかった!!ってか、私一体何してんねん!!

いや、でもね、タイでバイク借りたらヘルメットなしでも(ホントはダメなんだけど)おとがめほとんどなしなので、チェンマイにいたとき毎日ヘルメットなしでバイク通学(マッサージの学校まで)してたんですけど、これがもう気持ちいいのなんのって!その感覚を思い出してしまった。まあもちろん安全性を思えばそりゃあヘルメット必須なんだけどさ。ちょっとそのときを思い出して懐かしい気分になったりもしたのだった事件でした。

August 08, 2005

おとなの夏休み

「おとなの夏休み」っていうドラマ、今テレビでやってるらしいですね。しかも30代女性3人が湘南の海の家を経営するとかなんとか?

ここ数年ほとんどテレビを見なくなっていて、しかも先日台風情報を見ようと久しぶりにテレビをつけたら、1分後にぶちっという音とともにうんともすんともいわなくなって、さらに見なくなってしまった。プロジェクターとビデオデッキをつなげたらとりあえずテレビ放送を見られなくはないけど、配線とかめんどくさすぎて、よっぽどのことでない限りやらないな〜。
このドラマの話、海小屋スタッフの中でもちらっと話題になったんだけど、誰もそのドラマそのものを見てなくて、全然盛り上がりもせず(笑)。だって朝から夜11時まで実際営業してたら、テレビなんて見るヒマないって!

そんな渦中にいる私ですが、今年の夏は本当になんかとくべつなもの、という感じがして仕方がない。
だいたい、今この家に住むことになった経緯を含めて全てがあまりにもドラマチックというか、あり得ない展開というかそんな感じで、あれよあれよという間に、いろんなことが決まっていって、いろんなつながりができて、たくさんの人と知り合って、それがまたものすごく感じのいい人ばかりで。
世の中にこんなに感じがいい人がまだたくさんいるんだったら、未来はきっと明るいんじゃないかって思えるほど、素敵な人たちと楽しい毎日を過ごしている。

ミンミンゼミとヒグラシが鳴く山とホタルがいる川、釣場にもなっている防波堤と子供たちの声がこだまする海水浴場。山から吹くクーラー要らずの涼しい風。どこかの花火大会の音と光。夕方見える富士山の姿。
秋谷の界隈は本当に「夏」を満喫するには最高のシチュエーションが揃ってる。

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そして葉山の一色海岸は「ここは外国?」と思えるほど、ものすごくまったりとユルーい空気が漂っていて、特に夕方から夜にかけての雰囲気は最高。何故か外国人もたくさんいて、日本人もみんなカジュアルに英語で会話したりしてるし、海の家のスタッフはみんな上半身ビキニとかでやってるし(だって暑いし!)普通にビーサンが普段靴。ハワイと何ら変わらない生活を、いや、ある意味ハワイよりももっと海に近い生活を今私は送っているのかも。

今は特に夏だから、毎週、毎日のように何かしらのイベントがあって、ずっと続くお祭りのよう。
こんなに楽しい夏を、そしてこんなにも夏らしい生活が、オトナになってから体験できるなんて思ってもみなかった。もちろん生活のこととか、いろいろ思うところはあるけれど、とにかく今はこの楽しい気分を満喫したい気持ちでいっぱい。
楽しいこととかHappyなことって伝染していくと思うから、この気持ちが他の人にも、そしてサロンのお客さまにも伝わっていくといいな〜と思う。

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August 02, 2005

7月最後の夜

日曜、7月最後の日。
まだあまり連続してマッサージするということにそれほど慣れていないのか、寝不足解消も兼ねて日曜はスロースタート。洗濯やらチラシの印刷やらの雑事をこなしたのち、3時過ぎから一色へ。
今日は海小屋アネックスでライブイベントがあり、行くとちょうどリハーサルをしていた。テレビ撮りもあったのかな? そんな様子をちらりとみながら、今日の私は完璧にお客さん、手伝わないぞ!と決め(笑)海岸を散歩する。

隣の松麟亭で近所にある気になる雑貨&洋服店が出店していて、店番のおねーさんもキレイな人だったので声をかけてみる。そう私は美人が好き(笑)。そこにちょい派手目のホルダーネックのノースリーブがあって、気に入ったのでそれを買ってそのまま着ることにした。中に水着とか着てないと絶対着られない、スケスケかつ金ラメいりのシャツだけどかわいい!!
そんな感じでゆっくりとした海辺の午後。

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夕方にブルームーンへ。一色海岸って砂浜が弓なりになっていて、少し移動するだけで景色の見え方が全然違っててそれがとても面白い。
ブルームーンは老舗の海の家で、一色では一番有名なオサレ系海の家。もともとは海小屋オーナーのムラポンたちが立ち上げた海の家だったそうだけど、今でもう8年目?代替わりしてがっちりスタッフ置いてオペレーション完璧っみたいな感じで運営されている。

そこで「環の音楽」というライブイベントがあり、今日のメインはそれを見に来ること。
ウクレレの今野英明さんという方と、BE THE VOICE というバンドが出演。友人のTogoさんがすごくイイとお勧めしていたのでちょっとワクワクして始まるのを待つ。

だんだん日が落ちてきて、波間に当たる太陽のキラキラがまぶしくなくなってきて、遠くに富士山がかすんで見え始めた頃、ライブは始まった。
前にも少し書いたけど、今年ここに来るまで、私は生の音楽っていうやつを何回聞いたことがあるだろうか?たぶん今まで聞いた音の何倍も、今年は聞いている気がする。

波の音と、ウクレレ。染み渡る歌声。 途中でフラを踊る人たちが現れたりして、もう和みムードも最高潮。休憩の合間にビール、タコライス、ジントニック・・・。

bluemoon_hula.jpg
ゆる〜い感じ。

BE THE VOICE のライブが始まった。 いきなりなんか南国!groovy!って感じ。ボーカルの女性、ワダさんの声もギターもすっごくステキ。
途中ではっぴいえんどの名曲「夏なんです」が入ったりして、じ〜ん。
ふとした合間に波の音が聞こえてたり、そこにいる人たち全員が一体となってこの時間を楽しんでるっていうのが伝わってきてなんか本当に夢のように素敵な時間だった。

たっぷりライブを楽しんだ後は、その余韻を楽しむべく、そのまま飲みに入る(笑)。
東京方面から来る人は結構そのまま帰っちゃったりするんだよね〜まだ9時だからいけるって!!って引き留めたんだけど(笑)もったいない限り。

そんな感じでたっぷり堪能した7月最後の夜。
でもまだまだ夏はこれから!これからが本番!
8月に入ってお盆の頃まではどんどんヒートアップしていく感じみたい。
既にもう終わりが近づくのがこわいけど、でもそんなことを考えず、とにかく「今」を楽しもう。

伝わるもの。

なんだかあっという間に時間が過ぎているような、でもまだ秋谷に引っ越してから1ヶ月半をようやく過ぎたところだと思うと、ものすごい濃縮された日々を送っているような、不思議な感覚。

週末は、自宅サロンモアナブルーのお客様も来られて、また新しい出会いとつながりがそこで生まれた。
土曜日は朝、友人がバイクでやってきて一緒に泳いだ後、海小屋SPAで大阪から東京カフェ巡り中のマンマンデーさんに会い、マッサージもさせてもらう。
「今までいろんな国や場所でマッサージを受けてきたけど、なんか初めての感覚、スゴイ。」なんていわれる。う〜んもっと具体的に表現してくれ!!(笑)
でもとっても喜んでくださって、見た感じも施術後のほうがぐっとよくなってたので一安心。

昨日もお客様に「今までそういうのを感じたことがなかった体質なんだけど、今日はばななんさんの手からあったかい何かが流れてくるのがわかった」なんて言われたりして。

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海岸の後ろには松がたくさん

自分ではあまり自覚していないけど、でも私はこの仕事にすごく今誇りを持っていて、大げさかもしれないけど命をかけてるので、そういう強い気持ちが相手に伝わっているのかな〜なんて思うと、とてもうれしい。
でもその分、「たかが」マッサージ、とか、誰でもできるんでしょ?そんなもの、みたいな気持ちが相手にあって、その気持ちが私に伝わってしまった場合、自分でもビックリするくらい気持ちを制御できなくて、すごく悲しくなってしまう。相手が自分の仕事をどう捉えるかなんてコントロールできることじゃないから、仕方がないんだけど・・・。

とにかく今自分にできることは、できることを精一杯やるだけ、だな。

July 28, 2005

19時の海

今日は本当は都内に出る予定だったのだけど、台風一過でいろいろと海小屋の仕事もあるかな〜なんて思い、タイマッサージサロンのほうにお伺いをたて、大丈夫そうだったのでこちらに留まることにした。だって、だって、だって〜いい天気なんだもん。

昨日ちょっと早朝近くまで作業していたから、朝は遅く起きたのだけど、それでも空はどピーカン。汚い空気を台風の風が吹き飛ばしてくれたみたいで、対岸の伊豆半島がくっきり。富士山も夕方にはくっきり。これは秋から冬にかけての風景は素晴らしいぞ〜なんて思うけど、ちょうどそのときハワイ島にまた行く予定なので、秋谷にはいないんだよな〜。それがすごく残念。来年以降もこの場所に居られるといいんだけど!

夕方まで家でいろいろしてたのだけど、夕陽の時間になっていてもたってもいられず、自宅の風景をデジカメで撮ったのち、一色へと向かう。途中、長者が崎で夕陽が雲に隠れそうだったので、台風の残り波と戯れるサーファーと富士山と夕陽をバックにデジカメで撮影。

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もう少しいいカメラで撮影したらもっとキレイだろうなあ


一色海岸に到着するころには、既に太陽は隠れてしまっていた。でも今日は泳ぐ気まんまん!日中今日はかなり気温も上がったので、海小屋アネックスの裏でちょいと水着になり、そのまま波の中へざぶん!と突撃する。既に水の中にいるのはサーファーだけだったけど、夜になる前のまだ少しだけ明るい海に浮かんで、ショアブレイクの波に巻かれてボディサーフィン。こんな時間に海に入るのは初めてだったけど、海独り占めで、水もそんなに冷たくなくてホントに楽しかった!
「まさかこの時間から海に入るとは」と言われたけどね(笑)
そして水中ハウジングに入れていたデジカメで、海の中から波と風景を撮る。暗くなっていて露光が難しく、かなりピンぼけな感じになってしまってるけど、それはそれでまたよし。

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夕方から夜になるほんの一瞬の時間の海

海からあがって海小屋アネックスで身体を拭いたりしてると、先日マッサージを受けてくれたお客さんがいて、ご挨拶。そしてなんと後輩を連れてきてくれたってことで、30分リフレを希望され、水着で濡れたままそのままマッサージをすることに(笑)。
前も、半スタッフみたいな男の子にマッサージした次の日、お友達連れてきてくれたんだよな〜、ちょうどその日は水曜日で海小屋にはいなくてできなかったんだけど、そうやってリピートしてくれたり、お友達連れてきてくれたりするのは、一応、私のマッサージがよかったからそうしてくれたっていうことだと思うし(た、たぶん・・・)すごくうれしいこと。

波音を聞きながら受けるマッサージ、でも本当にいいんだよ〜。体験してない方、夏はあっという間です。ホント是非受けにきて!!

その後、お腹が空いたので、海小屋マナのほうでグリーンカレーゴーヤチャンプルー添えを食べ、ビールを一杯飲み、スタッフの人たちと楽しく過ごす。そしてふと空を見上げると、なんとすごい、今日は星がいっぱい見えるじゃないか! 毎度定番の北斗七星や夏の大三角形だけじゃなくて、南の空には大きくさそり座さえ。さそり座は南のわりと低い位置に見える星座なので、都会だと光害でなかなか見ることができない星座なのだ。私は旅先でしか見たことがなかったんだけど、今日みたいな空気の綺麗な富士山も見えるような日なら、葉山じゃ見られるんだな〜って一人で大感激。
夏の大三角形近くにある「いるか座」っていうかわいい星座があるんだけど、そいつはかなり等級の低い星で構成されてるので、さすがにそれまではわからなかった。

てわけで今日もいい一日。仕事はあまりはかどらなかったけど、これからがんばります(笑)

July 27, 2005

台風な一日

最初は三浦半島に突入か?といわれていた台風だけど、結局少しそれていったみたいで、それほど被害もない様子? とはいえ波はなかなかすごい。夕方様子をみに秋谷海岸に行ってみたら、いるわいるわ、サーファーさま。なんとなーくここのサーファーは年齢層が高く落ち着いてる感じがして、なかなかよい。

今日こそバリバリサロンのページをつくる予定が、結局掃除もサイト作成も中途半端、1ページだけようやくアップしました。ふぅ〜

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水着の上からレインウェア、防水仕様カメラでGO!
akiya_typhoon2.jpg
間近でみると結構波が高くておっかない

(台風一過、追記ありまーす)

7/27 台風一過、ホントいい感じに晴れました。伊豆半島も富士山のふもともくっきり目の前!って感じ。天城山あたりが家の真正面あたりにあるのかなあ?こんなに景色がいいのは引越してきて初めてのこと。初島もぼーっと浮かんで見えたりして。日差しもセミも心なしか本気度が増してきてる。さあかこれからお盆まではTheニッポンの夏!てな日々を楽しむぞ〜♪

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富士山はてっぺんが隠れてしまってるからわかりにくいかな
summercloud.jpg
本気度高めの夏の空!

July 21, 2005

海辺の毎日その3

海の日の月曜日、朝からkahanaさんがマッサージを受けにきてくれた。前日のパーティにも参加いただいてたのだけれど、本当に彼女が葉山にいて、そして応援メッセージをくれなかったら秋谷に本当に引越をしたかどうかわからない、と思うくらいの人。まだ葉山に家を借りるかどうか迷っていたときに、「絶対お客さん第1号で行きます!」って力強く言ってくれたのが本当に心強かったのだ。

その後、サロンのサイトを今日こそつくるぞ!と思っていたら、海小屋のムラポンから電話。「イベントがあって人手が欲しいのでよかったら手伝って」とのことで、夕方前に出かける。さすがにすごい人だけど、連休の最終日だったこともあり、人が引くのは比較的早かったかな。

ちょっとがんばって洗い物などしたからか、お酒飲んでいいよ〜といわれたので、空きっ腹にワイン飲んでかなり調子がよくなっていた奈々子さんに引きずられるように、ラムをいろんなもので割って飲んでたら、なんとなーくいい気分になってきてしまう。

家に帰ってきてもそのちょい酔っぱらいな気分が続いていて、めちゃくちゃ眠いのにメッセンジャーで友人を呼びつけ、深夜のチャット大会。タイプミスだらけだったけど(笑)楽しかった。がしかーしそんなことするんやったら、はよサイトの1ページでも作れや〜という心の声。うーむ。

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海小屋アネックスとマッサージ小屋を海から見るとこうなる


そして昨日、火曜日の海小屋はkazさんのライブの日。
いつもマッサージしてると隣でやってて聞こえてきてたんだけど、今日はじっくりと見せてもらった。ギターの音色もジャンベ(アフリカの太鼓)も、その場で音を重ねて録ってそれを使ってまた音を足して一人でライブを行うのだけれど、改めてみると本当にすごいな〜。曲も音も最高!

そしてふと思ったのだけど、今までの人生の中で、私は今いちばん生の音、ギターとかボーカルとか、波の音も?を聞いている気がする。
海の家では、ほぼ毎日のように誰かのライブがあるし、こないだはギタリストのすごい即席アコギセッションを間近に見ちゃったし。

やっぱり生音ってすごい。全然違う。ハワイ島にいたときにフラのレッスンにときどき行ってたのだけど、そこでは練習も常に本当の音。カヒコ(古典フラ)ならクムフラ(先生)がイプ(太鼓みたいなの)を叩いて歌うし、アウアナ(現代フラ)なら、友達のウクレレ兼ボーカルの人をクムが連れてきてやる、みたいな感じで、フラよりもそれが聞きたくて行ってたようなものなんだけど。

そのときも思ったけど、やっぱCDとかでは絶対このライブ感とか感動って味わえない。それはいくらバーチャルでテレビやインターネットで情報があって疑似体験できたとしても、本物の旅には絶対に逆立ちしてもなにしてもかなわない、というのと同じことなのかもしれない。

July 20, 2005

海辺の毎日その2

日曜日は、お友達を家に呼んで、「モアナブルーお披露目会」という名のおいしいもの食べようパーティ。もっと多くの人に声をかけるつもりが、準備が間に合わず、ギリギリになってテキトーに呼んだ感じになったのだが、結局一番多いときで12人くらいがいたので、まあまあの人数になった。
でも面白かったのがそのメンバー、2人を除いた全員、私も初対面か2回目に会う人、またはここ1ヶ月以内に知り合った人だったということ。

そのわりには、なんか妙にまったりと和み度の高い、そしてみなさんとてもいい感じに交流していて、ホスト的には大変楽な(っていうか何もしてない、ごめん!)会でございました。特に、お料理好きのぺんちゃんとあねもねちゃんは、朝から葉山港の朝市に行って野菜やコチという魚を仕入れてきて刺身やあら汁にしてもらったり、もともと仕込んであったというすばらしい食材を使って、魔法のほうにいろんなオードブルとデザートを作りまくってくれた。本当に感謝!
最初から飛ばしていたふたりは、しかし途中でご陽気になられたり、大変ぐっすりお眠りあそばされたりしてましたが(笑)

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秋谷海岸の夕陽 この日の夜は海に月の光が照らされ、光の道ができていた

13時スタートということになっていたのだが、ハワイ的スタートで、ダラダラと2時過ぎくらいから人が集まり始め、20〜22時半くらいでゾロゾロ帰っていくいいパーティでした。
途中で食材が足りないか?ってことで、同じ会社の3人組におつかいで佐島漁港に散歩がてら行ってもらい、採れたての生ダコとアオリイカ、アサリをゲットしてもらう。佐島のタコはたんに茹でただけなのに、すっごい美味しかった!日本人でよかった〜(笑) タコ飯にしたいゆで汁だったんだけど、お米がないからといって捨ててしまい、みんなから批難されてた人約1名。

そして夜、みんなに試しにプロジェクターで秘蔵のイルカDVDを見せてみたら、イルカと目があった(と言い張る人続出)とたん全員目がうつろになっていき、気がつけば6人くらいがソファや畳やいろんなところで寝てたという、すばらしいアルファー波効果も証明されたりして。

このお披露目会、また第2弾企画してます。たぶんお盆頃。参加希望の方はメールくださいませ♪そのうち案内しますが、またギリギリになるかもしれないので(^^;

July 19, 2005

海辺の毎日その1

ここのところ毎日毎日が本当に刺激的でブログに書くネタが多すぎてどれを書いていいかわからないほど。
現実が楽しすぎると記録さえおっくうになるのね・・って感じ。旅行記を書くときなんかはいつもそうなんだけど、旅が終わって、そのあとまだ余韻が残っているころではなくて、それが少し収まってきて、印象に残ったことだけが記憶に残され始めたときに旅行記を書くほうがなんとなくいいものが書ける気がする。ってまあたいした文章ではないけど。

海の日を入れた3連休でだいたい梅雨は明けた。その2日ほど前から水温がぐっと上がって、一色海岸午前12時の段階では26度になっていて、そのせいか急に海の色が昆布色になった・・。ヒグラシが鳴き出して(大阪のアブラゼミとはえらい違い!なんか風流って感じする〜)ビーチにはパラソルが並びはじめた。ちょっと派手な感じのおねーちゃんや大量のガキンチョも現れ、これぞ夏!って感じ。でも葉山の海岸は今のところあまりガンガン音楽かけまくる迷惑なヤツとかヤンキーとかいないので非常にいい感じであります。
(つづきもありまする)

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海小屋アネックスの超居心地がいい椅子

土曜日は海小屋でマッサージ。お友達が団体でBBQを予約してたり、東京からマッサージ受けにきてくれたり、夏は浜が社交場ってわかる気がする。木曜日にもお友達のお友達、みたいな方が私の噂をきいてマッサージ受けてくれたし、本当に人のつながりってすごいなぁ。
マッサージ後もスタッフとして店を手伝い、まかないを食べつつビールを飲む。数日でまた波のサイズがアップしていてとてもいい感じの音。

こないだ10年ぶり!ぐらいにボディボードしたら筋肉痛が次の日すごかった。けどまたこの日も海に入りたくなるくらいな感じだった。

July 08, 2005

初泳ぎ

木曜日は海小屋の日。朝から結構いい天気でいい気分。お仕事道具をカブに積み込みいざ出陣!平日で特にイベントもない木曜日。でも海は今までで一番いい!やっぱり青空って最高だな〜。昼になって気温も28度とかなり上がっている。今日こそ泳ごう!などと思いつつ波打ち際をビーチグラス拾いしつつマッサージ小屋に戻ってくると、何やら人影が!? 

その正体はご近所にお住まいの海小屋専属?カメラマンの信吾さんで、あまりの天気のよさに「こりゃーやばい、撮るしかないでしょう」ってことで急遽撮影に来たらしい。そして海小屋LOHAS−SPA(という名前になったらしい高床式小屋)のほうも撮影してくださることに。
やっぱりプロは違うね〜もちろん機材も違うんだけど、セッティングとか細かいコーディネートとかもささっとやって素晴らしい!

私も今日こそ!と思って今日は何枚も写真を撮影。本当に、本当にここどこ?って写真ばかりじゃないかしら〜(自画自賛)
(写真の下にも続きあります)

isshiki01.jpgisshiki02.jpg
一色海岸

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海小屋anex厨房から外を見る
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マッサージスペースを撮影するカメラマンshingoさん


そして夕方4時頃、今年の初泳ぎ(じゃなくて、今年の日本での初泳ぎだ!)を敢行! はっきりいって子供しか泳いでなくて、しかも海小屋オーナームラポンの息子なっちゃんに「あ〜!」とかいって見つけられてしまい、一緒になって波打ち際で波乗りごっことかした。今日は大潮で波も少しあったので水中は結構にごにごしてたけど、でも水温も思ったほどは冷たくなくて(21度と言ってましたが)すっごく気持ちよかった。やっぱ海はいいね〜砂浜も波打ち際も大好きだけど、海の中に入るとまた別の世界が待っている気がする。

その後、急激に雲行きがあやしくなってきて、6時を過ぎるころにはものすごい雨雲が。雷が目の前で炸裂して落ちたり(江ノ島あたりで死亡事故になったらしい・・お気の毒様です。その瞬間光って音が鳴るのが同時だった・・こわかった)ドラマの一シーンのようなウソみたいな土砂降りが10分ほど続いたかと思うと、急に穏やかになって、1時間後には夕やけが見えたり、本当に海はドラマチック。

そう、そして昨日は七夕。そして新月で大潮。七夕なんてすっかり忘れていたよ。そういえば去年は小笠原にいたんだなーその頃。台風がようやく過ぎて、ケータにお泊まりダイビングとかしてたんだった。うーん、それから1年、いろんなことがあったなあ。そしてまさか去年の今ごろ、今のこの状況を誰が予想できただろうか?そして来年の今、私はいったいどこで何をしてるんだろうか?

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July 05, 2005

リゾート気分満喫

今日は朝から海小屋マナでお仕事。思ってたより天気もよくていい感じ。といっても朝からマッサージのお客さんががんがん来るはずもなく、まだ開店して間もなくていろいろとやるべきことがある店の仕事のほうを手伝って過ごす。日中の厨房担当になった方がなんと以前のお仕事仲間で、葉山におられることはついこないだ偶然知ったのだけど、まさか同じ店で働くようになるとは!いや〜びっくりですな。

もうひとり同い年のサイちゃんと3人で店の片付けをしつつ、常連さんのお客さんとも話しつつ、ご飯も食べつつって感じでまったりと過ごす。
当然BGMは波の音、まかないご飯食べてるだけなのに、「ここってどこのリゾート?」みたいな感じになってるのがすごい。そして今日もカメラ持って行くの忘れた!!不覚!明日からは水中ハウジングも一緒にもっていこうかな〜。

朝にふらっと立ち寄りに来られた方が、夕方マッサージ受けにきてくれることになり、「やった〜一般のお客様第一号!」なかなか幸先よし。

(つづきまーす)
floatingfish.jpg
まるで浮いてるみたい

そして夕方4時からはカズさんという方のジャンベ(アフリカの打楽器だと思う)のワークショップ。初めて叩いたのだけど、なかなかおもしろかった!
3人で違うリズムで叩きあってセッションみたくなったりして最高〜。
5時半過ぎからはカズさんのアコースティックギターとジャンベのライブを生で聴きつつ、マッサージをするという贅沢。
あまり告知をしてないためお客さんも今はまだあまりいらっしゃらないので、ほとんど貸し切り?みたいな感じだし。
その後もう一人、マッサージを受けてくださる方も登場し、結局夜8時半ごろまでマッサージしてました。今日は夕陽は全然ダメだったけど、波が結構高くていい感じの音だった。やってる方もこれだけ気持ちいいのだからマッサージ受けてる方は本当に極楽だろうな〜と思う。

ついでに夕食までまかないもらっちゃってそのままご飯食べながら夜の海を眺めて過ごす。
結局12時間近く一色海岸にいたけど、全然苦じゃなかったな〜ホント楽しい!!
あ、火曜日はいつもこのジャンベのワークショップとライブをやられるそうなので、お近くの方は是非!波の音にギター、最高でした。

そうそうもうひとつお知らせ。
湘南ビーチFMという葉山マリーナ発のFM局があるのですが、その中でうちのオーナーがコーナーを持ってるそうです。
そのブログがありますので紹介しておきますね。信吾さんというカメラマンの方が素敵に写真を撮ってアップしてくれています。
on the coconutisland

July 03, 2005

サロンのサイト作成中

今日明日と時間が少しある。7月オープンと言っておきながらどんどん後ろにずれこむ自宅サロンのほう。少し前に店名を決めてドメインも取った。

サロンの店名は「Moana blue モアナブルー」といいます。moanaとはハワイ語で「海」のこと。アラモアナショッピングセンターの「モアナ」、シェラトンモアナサーフライダーの「モアナ」ですね。海が見えるこの秋谷のロケーションで、海やイルカ、ハワイの写真に囲まれて、リラックスしてもらいたい、そんな風に考えてつけた名前。結構気に入ってます。

(つづきもあります)
graduation.jpg
夕陽の中で卒業パーティ


で、ハワイの写真をサイトに使おうと思って今まで撮り貯めた3000枚を軽く超える写真を見ていたら、なんだかすごく懐かしいような切ないような気持ちになった。ちょうど去年の今頃は小笠原にいて、その後ハワイに行ったのだけど、いろいろとしんどいときも、仲間たちと支え合って、海で泳いだりアイアンマンのイベントに参加したり、バーベキューしたり。当たり前なんだけど、写真を見ていると毎日がすごく充実していて、そしてもう二度と戻らない時間なんだなあってつくづく感じる。

本当に輝いている時間というのはいつまでも輝いていて、しんどいこともたくさんあったけど、それらも含めて自分にとってかけがえのないものになっていて、あの時間があったからこそ今があるともいえるし、ずっと時間は流れ続けていて止まることはないんだなあと改めて思ったのだった。

今年の夏も、今しかないんだ、そんな風に思う。だから一瞬一瞬を大切に生きていきたいし、そうしないと何のために生きているかわからない。
あの頃はよかったと後ろを向いた人生じゃなくて、常に今が一番と胸を張って言える、そんな風に過ごしたいと思うのだ。

海開きとマッサージデビュー

7月1日、梅雨真っ盛りだけれど、夏の始まりでもある、そんな一日。
あいにく雨が降っていたけれど、一色海岸でも各海の家がオープンした。たまたまモノを置きにいく用事があったので夜に顔を出したのだけど、雨だろうがなんだろうが、海の家ってやってるのね〜。っていうか海小屋でもオープンを狙って?結構たくさんの人がいた。夜、雨音と波音が混じった音を聞きながらのBBQ。少しお手伝いしたのだがとても楽しかった。荷物を置いて帰ろうとしたら「もう帰るの?」とか言われ、雨が小康状態になるのを待っていたらそのまま結局閉店まで居残ってしまったのだけど(笑)

7月2日土曜日、朝から曇り空だけど幸い雨は降っていない。カブにシーツやタオルを入れた旅行用の小さいトランクをくくりつけ、午前11時から勤務地一色海岸へ向かう。朝から、一緒にやる予定の奈々子さんから「娘が熱を出したので今日は行けないの、よろしくね」とのメールが入り、げげっとビビる。が、まあまだ初日、とりあえず作ったチラシを持ってマッサージができるように小屋の中を整えたりするのが最初の仕事だろう、と気を取り直してチラシを大急ぎで印刷する。服は迷ったけど一応中は水着にしてみた(笑)。結局そんなに暑くなくて海には入らなかったけど、暑い日はやっぱし海でクールダウンでしょう〜って感じ。マッサージのほうはさておき、今厨房スタッフが足りないらしく2軒あるうちの1軒だけをオープンさせることに。お手伝いするっていうほど手伝ってないけど、マッサージしてないときはそんな感じで仕込みのお手伝いとかするのも結構楽しい。

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どこまでもまっすぐ続く道

1日目の今日は、結局スタッフの人たち2人にさせてもらっただけで普通のお客さまはなし。でも何人かはチラシを持って帰ってくれてたし、予約の電話とかサイトの案内とかできてないし、まだまだこれからってところ。

マッサージ、とにかくロケーションが最高だし、本当に貸し切りの小屋なので受けるほうも気持ちいいだろうけど、マッサージするほうもものすごくリラックスできる気がする。ふっと顔をあげると海がそこにあり、BGMは本物の波の音。本当に贅沢だと思う。
ただ、窓にすだれをかけてるんだけど、暑い時期だと熱気がこもってそうとう暑いかもってのが課題かな。お客さんさえよければ開けてやっても全然問題ないのだけれど。

ちなみにブルームーンでもマッサージやってて、ものすごーーく高い2階のスペースを使って、ベッド2台椅子3台体制でやっているみたい。夜見たときはそっちは結構人が入ってたけどまあ気にするまい(笑) うちは基本的に夜はやらない予定だし。

ちなみにここに
チラシ(PDFファイル)を置いておきますね。ご予約は前日までならメール(booking@moanablue.com)でもできますよ〜ん。つーかまだ電話ついてないから直接私に連絡とってもらうか、現地に来るしか手段がないのだった。あはは。

夕方でサロンの営業をなんとなく終え、その後お友達と合流、夕方から出て来た富士山と夕陽を楽しみ、ブルームーンで一杯飲み、その後また海小屋に戻ってパニクってる厨房を少し手伝いつつまた夜の海を楽しんだ。それぞれ全然店のカラーが違うのでおもしろい。ブルームーンはでかいしスタッフの人も若くてオサレなおにーさんおねーさんがやってるって感じ。海小屋マナはオーナーが子連れなので、ローカルの子連れさんとかが多くて、ある種地元の集会場みたいになっていてそれはそれでおもしろい。そこらへんで走り回ってるガキんちょと一緒に遊んだりして、なんだかすごーーく楽しかった。
しかし今日デジカメを持っていかなかったのは大変不覚。こっちに来て初めてみた富士山やったのに!!

June 29, 2005

海小屋マナのマッサージ追記

今日、海までマッサージブースを見に行って来た。今回はオーナーの奥さんがマッサージするということで、今までは結構テキトーな場所でやってたみたいなところがあったのだが、今回は本当にマッサージ専用ブースというかひとつ小屋ができていた。特注?でオーナーでダンナさまのムラポンさんに作ってもらったらしい。なかなかいいよと聞いてはいたものの、これが素晴らしいのなんの!想像以上の出来でした。

マッサージ専用の建物が高床式になっていて、砂浜を歩いてる人からはよっぽどじゃない限り見えず、しかも中のマッサージテーブルからは海がよく見えるという最高のロケーション。今はまだまわりも騒がしくないし今日は多少波が高めだったこともあり、BGMは本物の波の音。中も結構広い。

sunset.jpg
これはハワイ島だけど、こんな風景が一色でもみられそうな気がする


いや〜素晴らしい!こんなのなかなかないよ、まじで。日本国内探しても、もしかしたら海外の超高級リゾートでもここまで海に近いのはあまりないかもしれない。こんなところでマッサージさせてもらえることができるなんて本当に私は幸せものです! 

ブースの下見とともに、今最後の追い込みに入ってる海小屋マナ建設のお手伝いもしてきました。テーブルと椅子をセッティングし、砂まみれのそれらを箒で砂落とししただけだけど、それでもじんわり汗がでてくる。曇り空でこれだからかきーんと晴れた日には大変だろうな〜。でも刻一刻と変わる海の表情を間近に見ていると、そんな疲れも吹き飛ぶ感じがする。本当に営業トークとかじゃなくてマジでオススメします。私もここでマッサージ受けたい!!(笑) 

そしてフード類も結構充実してるので、そちらもぜひお楽しみくださいね。もともとこの場所の大家さん?が漁師の方で、その方面から入ってくる地元で採れた魚介類を使った料理なんかもあるみたいです。また、海小屋マナではバイトスタッフも募集しているそうなので興味がある方は問い合わせしてみるといいかもしれません。一緒に夏を、葉山を楽しみましょう!!

海小屋マナでマッサージ

暑い。蒸し蒸しと暑い。でもベランダでひなたぼっこするにはいい感じ。
ってことで、以前タイで買ってそのままになっていたハンモックをベランダにつけてみた。
これがなかなかよい。布製なのでよくあるアミアミのやつみたいに痛くないし(あれは結構食い込んで痛いのだ)見た目も濃い青なので、サロンの雰囲気を壊すこともない。今の時期は昼過ぎからうちのベランダは日がさんさんと照るので、おうちで日光浴もできる。高台にあるので虫などもそれほど多くないし。

なーんてことをやってるヒマは本当はないのだった。今週の土曜日から、以前から交渉していた海の家でのマッサージも本決まりになり、週に3日やらせてもらえることになった。火/木/土の3日、昼前くらいから日暮れ頃まで(?)葉山一色海岸の海の家「海小屋マナ」のマッサージ専用ブースにて、ハワイアンロミロミとスウェーディッシュクリニカルマッサージ、英国式リフレクソロジーの3本建てでいきます。
まだチラシとかこれから作るという突貫工事ではあるけれど、なんとか間に合わせたいと思います。なんなら現地でヒマなときに作ってもいいし(笑)

海の家って、あのかき氷とか高い焼きそばとか着替え室があるあれ?って不思議に思った方、違うんですよ、今日びの海の家は!NEWスタイルの海の家というのかどうか知りませんが、もっと大人が楽しめる、いわばアジアの海辺のバーみたいなのを想像してもらったらわかりやすいと思うのだけれど、そういう感じになっていて、各店毎にいろんな特色を出しているのだ。
また、海水浴場ごとのカラーみたいなものもあり、特にこの鎌倉〜葉山近辺だと、鵠沼あたりから鎌倉の材木座、七里ケ浜、逗子、森戸、一色という感じで続いていくのだけれど、南に下れば下るほど落ち着いた雰囲気になる。
(つづきもあります)
houkena_dolphin06.jpg
ホウケナビーチのイルカたち

http://www.umigoya.net/mana/ 海小屋マナはそんな中でも、葉山ローカルの人々にも支持されているとても落ち着いた感じの海の家で、ロケーションは葉山の御用邸のま裏。後ろには松の木が茂る公園があり、目の前は海。(当然だが)しかも鎌倉なんかと違って海までの距離がとても近い。駐車場などがないので、あまりごちゃごちゃと人も多くなく、国道から見えない位置にあるので知る人ぞ知るという感じでもある。

このあたりで一番有名な海の家は、森戸のOASISと一色のBlueMoonの2つなんだけど、どちらも夜はライブを行ったりしてて、東京からのお客さんも多いらしい。以前藤沢市内に住んでた頃、夏、森戸海岸を通りかかったら、のオアシス(当時はアンプバリバリでやってた。今はあまり音を大きくはしてない様子)と思われる海の家で、夕方から行われるライブのリハーサルをやっていて、それがなんかものすごーく雰囲気がよくて、その印象が私の葉山好き、いつかここに住みたい熱を上げた理由のひとつにもなった。

海小屋マナでもライブはひんぱんに行われていて、特に私が楽しみにしてるのはEpoさんのライブ。詳細は知らないけれど今年もやるんじゃないかと思う。彼女の歌はずいぶん昔から好きで、デビューアルバムを買った記憶がある・・ひょうきん族のエンディングとかやってた頃(笑) 今は全然聴かなくなっちゃったけど「12月のエイプリルフール」は名曲だと思う。カラオケでもよく歌ったぞ。ああ懐かしい。

そんなわけで、7月からは仕事がバリバリって感じです。したがって、自宅サロンのほうは金曜日と日曜日の2日間のみの営業となります。海小屋のほうもマッサージ予約受付しますので、興味がある人は直メール bananan2@yahoo.co.jp までお願いします。

特に土曜日は結構混むんじゃないかな〜と思うので、事前予約がオススメです。もう少ししたら直接海小屋のほうに電話がついてそこで予約が取れるようになるはずですが。
また、私以外のセラピストもやってます。メニューは別で、海小屋マナのオーナーの奥さんでもある奈々子さんのアロマのトリートメントなどがあります。詳細は再度またお知らせしまーす。

June 27, 2005

ミュージックバトン

ちまたで流れてるミュージックバトンとかいうやつ。
ふーんって感じで他人事のように見てたらうちにも回ってきました。
ってことで書いてみることにします。音楽って、やっぱいいですよね〜と最近改めて思いますですよ。
存在感の薄い時期もずいぶんあったけど、オーディオもバラでアンプとかCDプレーヤーとか買ったりしてるし、CDたいして持ってないわりには音にはこだわりがあるんだよな〜。プロジェクタとかも持ってるし、なにげにオーディオマニアっぽい私です。
てことで質問の答え。

Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
503MB すくなーい。ってか結構たくさんibookに入れてハワイに持っていってたんだけど、途中でハードディスクがお亡くなりになられたので、その後はほとんど入れてない状態。
逆にそのせいかインターネットラジオを聴くことが多くなった。ハワイアンかボサノヴァ中心。
Live365  http://www.live365.com/index.live はかなり使えると思います。

* Song playing right now (今聞いている曲)
大阪有線かかってます。マンションで強制加入なんです。
ヘビーローテなチャンネルは

C-05 : KSSKという ハワイ/ホノルルのローカルFMをそのまま流してます。ときどき入るトークやCMで英語のリスニング対策にも(笑) この局はThe best music yesterday and todayっていって、最新ヒットよりも70-90年代のスローな感じのヒット曲が流れることが多くてかなりお気に入り。今これを書いているのが月曜日、現地では日曜の午後だからか、いつもよりもさらになつかし系の曲がガンガンかかってます。ビーチボーイズのcocomoとかフィルコリンズとかシカゴとかがヘビーローテという私的にはかなりステキな選曲です。ちなみにたった今流れているのは「男と女が愛する時」。でもハワイのFM局ってそういうとこ多いんですよねー。ハワイ島では、KWXXってのが一番有名なFM局なんだけど、私が好んで聴いてたのは同じような昔の曲がガンガン流れるマウイ島の昔FM局でした。(局名わすれた)。
他にはこんな感じかな?
D-03:  USEN for Cafe Apres〜midi
B-33: Jazz フュージョン
D-30: ボサノヴァ
D-37: ハワイアン
D-19: ヒーリングミュージック 癒しの音楽   ←ある意味業務用
C-22:  波 浜辺    ってこれは音楽じゃないな(笑)そのまま波の音が流れてるだけです

基本的にやる気がどんどんなくなってベランダで昼寝/海をみながらビール一杯 系の音楽ばかりがかかっているため、まったく仕事がはかどりません。
本気でやらねばならないときはロッキーのテーマ(K-17)でもかけとくか?(笑)

clearsky.jpg
高級コンドと青い空

(まだまだつづきがありまーす)

* The last CD I bought (最後に買ったCD)

HAPA      HAPA Collection

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Hapa

Mountain Apple 2002-06-12
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ケアレイレイチェル   Melelana

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Keali'i Reichel

Punahele Productions 1999-12-28
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ハワイ島のウォルマートで、日本に帰ったらこういうの高かったり売ってなかったりするんだよな〜と思って買いました。が、今思えばもっと買っときゃよかったよ! 1枚15ドルくらいなのに、その15ドルが高くて(涙)

* Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
5曲かー 難しいなあ。よく聞くってのは最近ないので、特別思い入れのある曲っていうと・・ 

セントエルモスファイヤーのテーマ   David Foster

B000002IJ4David Foster
David Foster

Atlantic 1990-10-25
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ロビンソン   スピッツ

B00004SANVRECYCLE Greatest Hits of SPITZ
スピッツ 草野正宗 笹路正徳 土方隆行

ポリドール 1999-12-15
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MAUI       松田聖子

B00005G3DSWindy Shadow
松田聖子

ソニーミュージックエンタテインメント 1990-10-15
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TWILIGHT IN UPPER WEST  T−SQUARE

B00005ULISTRUTH
THE SQUARE

Village Records 2002-02-14
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SOMEDAY   佐野元春

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佐野元春

ERJ 1992-08-29
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それぞれに1つ短編が書けるくらい思い入れがある曲たちなので詳細は割愛しますがうーん青春だな〜(遠い目)

最近のが全然ないっつーところが、昨今の私の音楽生活の貧困さを表しております。まあでも80-90年代の音楽が好きなんだなー。この中で一番新しいのがスピッツだしなー。
あと、ここには1曲しか出てませんが作詞家の松本隆さんの書く透明感あふれる歌詞がすごく好きで、必然的に80年代の日本のヒット音楽シーンの半分以上を占めていたその時代が好きだというのもあります。ロックな音楽も嫌いじゃないけど、基本的にはあまりリズムが速すぎずメロウな感じのが好みなのだな、きっと。AOR万歳!(笑)

Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

めんどくさいからバトンは渡さないけど、これ読んで「私も書いてみようかな?」と思われる方、どうぞ〜

June 21, 2005

散歩が楽しい

秋谷に住んでいると、散歩するのが楽しくなる。
今まで自転車やカブに乗ってうろうろするのは好きだったけど、歩くのはかったるいというか、犬がいるわけじゃないしあまり進んで散歩というものをしたことがなかったのだけれど、ここは海まで少し急な坂道を下って行くこともあるし、海岸はもちろん砂浜なので乗り物があると邪魔だし、ってことで歩いていくことになる。

マンションの裏から海へ続く細い道を出ると、そこは旧鎌倉道といって、三崎から鎌倉(幕府?)へ続く道になっている。道沿いには道祖神などもあり、今の時期は家の垣根にあじさいなども咲いていてとても風情がある。大楠温泉というかなり味のある温泉の前を通り、前田川をわたると秋谷海岸。川にはカモの親子連れとかクサフグなんかがいた。

akiya_kamo.jpg
いつもはハワイ島の写真だけど今日は秋谷の風景にしました

海へ出ると昨日は意外と波が高くって、一人おじさんがビーチ貸し切りでボディボードをしていた。うっうらやましい。こんなに波があるんだったらやろうかな〜10年以上ぶりに!なんて思ってしまう。他にも元気な中学生くらいの子はもう泳いでいて、「しまった、次回は水着を着て来よう」と思う。砂浜では、椅子持参で寝転がってる大人もいて、自分もそうなんだが、いったいこの人たち、仕事はないのか?とか考える。

akiya_sunset01.jpg
秋谷の立石と松が見える

(つづきもありますよ)

この海岸の目の前に住んでいる方がいて、そのお宅に少しだけおじゃまする。いや〜すごい。本当のビーチフロントってこれなのねって思った。結構波が高いから、音もかなり大きくてちょっと怖いくらい。でも台風でも、砂というのはすばらしい消波作用があるらしく、必ず家の手前で波は小さくなるらしい。逆に防波堤のようなものがあるほうが、波が勢いあるままどかーんといくから、壊れたり音もすごかったりするのだそうだ。

夕方、太陽が立石の磯の方向に沈んでいく。年に2回、このあたりでは富士山の真上に太陽が沈む日があるそうで、今は夏至近いので、一番海からいうと右端のほうに太陽が沈んでいき、だんだん冬になるにつれそれが左のほうに戻って行くその最中に、ダイヤモンド富士が見られる、運が良ければ、だけど。

その後蛍が出るシークレットポイントへ。数はそう多くなかったけれど、ふわ〜っと浮くように飛ぶ蛍がとても幻想的だった。
葉山の人家のすぐそばなのに、ものすごく里山って感じのところで、このあたり、海もいいけど山も相当いいらしい。まだ未開拓だけど、そのうちゆっくり歩いてみたいな。

それにしても、全然仕事っていうか、やらなきゃいけないことが進みません。一応引っ越しの荷物が全部来て、見える範囲のものはある程度片付けたのだけれど、倉庫のようになってしまった一部屋は、どっから手を付けていいのやら?って感じ。

June 19, 2005

秋谷の1週間

月曜日にこちらにやって来て、1週間。初めての週末をここ秋谷で過ごすことに。この1週間だけでもすごくいろんなことがあった。
雨が多くて梅雨空なのであまり海もキレイには見えないんだけど、それでも広い空を見ているだけで落ち着いた気分になる。
特に夕方、日が射してると、海がキラキラと反射して本当にステキ。

引越するまでは、友人が近くに住んでいるというわけでもないので、もしかしたらちょっと寂しく感じるかなあ?と思ってたりしたんだけど、なんだかんだで毎日いろんな人と知り合いになったり話したりするので、意外と毎日忙しい。
町の人もなんだかとてもオープンな感じで、(漁師町だからかな?)コンビニのレジのおばちゃんと話したり、プリン屋さんの店員さんの対応が結構親しみやすくていい感じだったり、毎日なんとなーくうれしいなって思うことが続いている。

pineapple.jpg
ファーマーズマーケットのパイナップル

葉山空間から私のサイトを見て連絡くださった方とお茶したり、車がないと動けない雨の日はお友達が遊びにきてくれて、ホームセンターに連れていってもらったり(ありがとう!)週末は、友人がはるばる千葉&埼玉から遊びに来てくれて、部屋の掃除やペンキの色塗りなど手伝ってくれたし、一人ではなかなかいけないレストランにも行った。美味しかった〜とくにワタリガニのスパゲティ最高!
また、秋谷在住の方とお知り合いになれて、前々から行きたかったSORAYAにも行って大満足。ハワイ島からこっそり見て憧れていた秋谷日記を書いている方ともお話してローカルな海事情や店を教えていただいたり。

今日は葉山一色海岸で海の家を運営している方と、海岸でお話ししてきて、夏の間、海の家海小屋マナでマッサージさせてもらえることになりました。本当にものすごーーくいい場所。だって御用邸の本当に裏の海岸。海の家だから当然だけど、目の前は砂浜だし。
まだ詳細は決まっていないけど週に2、3回、ここで営業できそうです!日差しがきつくて結構大変みたいだけど、でも本当に楽しみだな〜!
一色ってやたらと国際色が強く?今日の海岸は日本人と外国人と思われる方々がほぼ半々くらいだった。おもしろ〜い。

あ、そうそう、それに週に1回、都内(池尻大橋)で、タイ古式マッサージのサロンで夏の間だけ働くことも決まった。

なんか本当に人の縁ってすごくって、そのサロンも、以前タイマッサージの勉強会で2度ほど会って、その後、1回だけ施術を受けに行ってお話しただけで、あとはメールでちょこちょこ連絡していた程度のお友達だったんだけど、私のことをよく覚えてくれていて、今回7月からヨガのスタジオとマッサージできるとこを併設したサロンをオープンさせることになったので、お手伝いして欲しいといってタイミングよく声をかけてきてくれたのだ。

てなわけで着々といろんなことが決まりつつある。
自宅でやる自分のサロンのほうが一番遅れてるって話もあるが、それも店名は決めてドメインも取ったのであとはサイトとチラシと名刺を作るだけだ!(いっぱいあるやん)
明日は、引越の大荷物が届く。来週1週間はその整理とタイマッサージの練習で明け暮れるかもな〜。

June 14, 2005

秋谷到着

昨日、引っ越し先である横須賀市秋谷に到着した。梅雨なのにすごい晴れて暑い。ま、わりと晴れ女なので自信はあったけど!(笑)部屋の引き渡しも無事済んで、森戸のデニーズでランチ。ここのデニーズはハワイのリゾートホテルか?っていうくらい素晴らしいロケーション。外のテラスの目の前が海で、白と青のインテリアに日よけのパラソル。しかも今の時期は海の水もまあまあキレイ。(もちろんハワイと比較しているわけではない)
ま、食べたものは日替わりランチ780円なんだけど。

お部屋は、本当にここ一人で使うにはもったいないというくらい広いお部屋で、しかも思っていたよりもかなり海がたくさん見える。高台にあるので遠くまで見渡せるし、佐島マリーナのほうと秋谷海岸のほうの両方の海が一望でき、江ノ島も見える。富士山が見えるときもあるらしい。
到着した日の夕方は、とても夕陽もキレイで、海まで沈むところは見えなかったけど、沈みかける夕陽が海に反射して、海が赤くキラキラ光っていた。
ハワイ島でもそういう海が遠望できる家に住んではいたけれど、日本でそれができるところに住めるなんて本当に夢のよう。
そして今は、風向きのせいか窓を開けていると少し潮の香りがする。耳をすますと波の音も聞こえる!
(つづきは写真の下)

clouds.jpg光る雲と空

本当にこんないいところにたまたま巡り会えて、貸してもらえることになって、サロンのオープンを待っているという人までいて、こんなにうまくいっていいのだろうか?(いや、まだ商売はじめてないんだが)と思う。本当になんの神様かわからないけど感謝してます。
こないだ一生懸命新月の日にお祈りしたのがよかったのかなぁ?新月の日に「願い事を断言口調で書いて、枕の上の天井に張る」とよいと聞いたので、実行してみたんだけど、驚くことにほとんどそれがかないつつある。侮りがたしmoonパワー。祈るのはタダやし!

これからサロンを作っていくんだけど、今は掃除と室内インテリアに力を入れている。
でも切羽詰まってるのは、サロンのホームページ作成のほう。一応構成だけはほぼ終わってるんだけど、肝心のサイトデザインとかがまだ全然なんだよね。バリバリやりたい気持ちがないわけじゃないけど、せっかく憧れの土地に来たんだからあちこち歩きまわりたいし!
今日は、ずっと友人宅に預けていたリトルカブ(原付)を取りに行って運転して帰ってきた。キック30回くらいしたらとりあえずエンジンOnしたのでホッと一息。でもバッテリーというか電気系統がいかれている感じで、セルはまったく使えないし、ウィンカーやギアの調子も悪いからオーバーホールせねば。しかしうちから駅まで30分かかるのはいいとして、料金が410円っつーのはまいったねこりゃ。

June 12, 2005

昔があって今がある

引っ越し(というほどの荷物ではないんだけど)の準備がまだ終わっていないのに、あちこちと出歩いている私。
大阪にいる間に、こちらで仲の良かった人たちに久しぶりに会う機会がわりとあった。といってもまだまだ高校時代の友人なんかは連絡もとれてないような状況ではあるけれど、数年ぶりに会うっていう人もいて、当時からするとすごい痩せてて別人のようになってた人や、あんまり変わってない人や、いろいろだった。考えてみると今は東京のほうがつきあいがある友人が多いのは確かだけど、大阪にいたときだってもちろん孤独だったというわけではなく。

今日、久しぶりに難波のでかい無印に買い物に行った。もうかなり昔のことになったから書いてしまうけど、以前私は大阪で無印の店長をしていた時代があり、それはまぁ結構なキャリアウーマンっていうか、バリバリと店長業をこなしていたのだった。流通業っていうのは人と同じ休みは取れないけど、意外と長い休みを取りやすいってのもあって、ガンガン働きながらも毎年数回アジアにバックパッカー旅しに行ったりしていたのだが。

(今日はちょっと長い。つづきは写真の下からどうぞ)
maunakea.jpg
晴れた日のマウナケア


そして今日たまたま店に入って、今やもう知ってる人もいないだろーなーとか思いつつ店内をうろうろしていると、知ってる人発見!おーびっくり。更に以前同じ店で部下としてやってくれていたスタッフも発見! すごくよく出来る子だったのでかーなーり厳しく仕事を教えた記憶があって、向こうも「わーっえーーっ」って感じで驚いていた。5年ぶりくらい?しかも、当時私が働いていた店には、まだ私が採用したスタッフが数人残っているらしいと聞いてさらにびっくり。それぞれがたぶん私という人間を覚えていてくれているんだなーって思うとすごく感慨深かったしうれしくなった。

無印ってのは直営店では社員というのがすごく少なくて私が働いていた当時160坪程度の店で最終的には社員は店長の私一人っていうこともあった位(涙)。だからパートや契約社員のスタッフががんばってくれないと店が維持できないので、それはもう挨拶の仕方から声のだし方から、品出しの仕方から、売り場の作り方まで、20代前半だった頃から店長として店を運営しつつ人を育てていたのだった。

最終的にからだを壊したのと、心身ともにプレッシャーのきついハードワークだったこともあって、退社したのだけれど、今思えばものすごくいい体験ができたと思う。あんな若さで年商何億もの店を運営するなんて普通できないし、今思えば自分はかなり小生意気な社員だったように思う。会社自体にも勢いがあって入社当時は西友の上に小さく本社があるような店頭公開もしてない会社だったのが、辞めるときには1部上場企業になってたしな〜。

よくも悪くも男女差別みたいなのもなかったし、(女子の方が優秀っていうのは会社もわかってたみたい)、当時は店があちこちにボコボコ出来てるわりに人がおらんって状態で、今よりももっと個人の裁量で店が運営できたっていうのもあって、本当にやりがいはあった。ありすぎぐらいあった。
今思えば、やっぱり必死だったなぁ。
店が大好きだから、売り上げも上げたいしいい店にしたいって気持ちが強かった。今ならあんなに店のことばかり考えて一日過ごしてない気がするし、いろんなことに余裕が持てるだろうと思う。それが若さってやつかもな、なんて思う私は年をとったということなのだろう。

でも、今まで過ごした年月があって今の私があるんだなーって、当たり前のことだけど、それを強く感じた。

当時のことはもうほとんど普段の生活の中で思い出すこともないほどなんだけど、これから個人でサロンを開いたりすることも、お店の運営と似ている。ていうか経営っていうことでいえばジャンルは違うけどほとんど同じだし。今は誰かを雇うとかそんなことは考えてもいないけれど、いつかそういうことがある場合は昔取った杵柄って感じで教育することもできるわけだし、スタッフ面接だってできるし。

その後勤めたIT関係の会社でも、某主婦雑誌のサイトオープンを企画段階から受け持って、サイト企画、運営、ディレクションなどをしたり、有名デパートのネットで商品開発企画ってのに携わって、バイヤーの人たちとあれこれ話をしながら、商品開発やサイト運営、なんてこともやった。いずれもかなり大きい仕事でプレッシャーも強かったけど、とても面白い仕事だった。
ここでは、今までやったことのない、いろんなディレクション、スケジューリングの仕方を学んだ。

その後カラダを壊したこともあり、あまりバリバリ系の仕事はやっていないし、今後もそれほどキャリアとか出世とかそういうのに興味があるわけじゃない。けれど、今までそうやって関わってきた仕事や人が全て、これからの私の仕事や人生につながってるんだなーと改めて思った。

今回の大阪滞在ではそれを再認識したのが一番大きな収穫だったのかもしれない。

June 08, 2005

船便到着

ハワイ島から一時帰国するときに送った4つの段ボール箱。ほとんどが本や教科書関連、あとはシーツとかオイルとかの備品関連なのだけど、それらが今日我が家に到着した。秋谷への引っ越しを前になんてタイミングがいいのでしょう。ハワイ島からここまで約1ヶ月半ほどかかった。でもだいたい想像通りだし、箱も思ったよりボコボコじゃない(笑)ハワイからここへと、きっとここから関東までの配送料金ってきっとほとんど変わらないんだろうな〜とか思いつつ。

まだ何から手を付けていいのか、って感じで開けてないんだけど開けずにそのまま引っ越し先に持っていくのもな〜。教科書とか参考書とかそろそろちゃんと見たいし復習せねばと思ってたのでそういう意味でもグッドタイミングかも。

punaluu.jpg

そして昨日までは2泊3日で、四国へ家族旅行してました。高知中心に四万十川周辺から徳島鳴門、淡路島と急ぎ足だったけど、泊まった宿はどちらも感じがよくてほぼバリアフリーの対応もできていてなかなかよかった。なんかまた美味しいもん食べ過ぎて、今度こそ本当にやせる努力をせねばいかんと痛感しております。鏡に映った自分の姿がいやすぎる(^^; それに自分の健康状態もそれほどいいわけじゃないので、体重を減らすことによってある程度の健康増進効果もあるかなーとも思うし、まじめに取り組もう。これは仕事だと思うことにして。

June 05, 2005

世間は狭い

ここのところいろんな人と積極的に会ったりネット上でコミュニケーションをとっているのだけれど、それにしても「ええーっ」っていう感じでいろんなところで以前からの友人と繋がってたり、おもしろいなーと思った人が前に一緒に仕事してた人だったりしてつながっていて本当にびっくりする。

今日もたまたま、以前から親しかった旅仲間と久しぶりにお会いして話をしていたら、「GWに東京に行って、手相占いの人にみてもらった」なんて話をしていたのだが、その占い師さんがなんと私の知り合いだったってことが判明!っつーかいつの間に占い師に?<ワジョワジョ なんでもカフェで予約制でみてあげてるらしい。でもってすごい人気なのだとか。他にも「葉山空間」っていうコミュニティサイトでおもしろいおねーさんがいるなーと思ってプロフィールみたいなのみたら、その人も以前、仕事で何度かやり取りしたことある知り合いだったってことがこれまた判明。

aliidrive_coast.jpg
アリイドライブ沿いにある小さなビーチパーク(だと思うー)

特にそれがどうしたってわけじゃないんだけど、こうした偶然というか小さなサプライズが続くと、なんだかとても懐かしいようなココロがあったまるような感じがあってそれがうれしいなーって思う。
これからどうなるんだろう?っていうのが否定的な感じじゃ全然なくて、もうこれから何が起こるのかしら??ってわくわくする感じ!

そう、そして6月中旬に、横須賀市秋谷というところに引っ越すことが決定しました。葉山から更に南に下ること十数分の、海と時には富士山が見える素敵なところです。7月からここで自宅兼サロンという形でオープンできたらいいなーと今考えていて、今は急遽サロンのwebサイトの構成考えたりしています。最初はなかなか軌道に乗るところまではいかないだろうけど、とにかくまずはまだまだ日本で知られていないタイプのswedishのclinical massageをみんなに知ってもらいたい、そして海の近くで、ゆったりのんびりした空気の中でリラックスして帰ってもらいたい!そんな風に思ってます。
乞うご期待!

May 28, 2005

いろいろ変化の時

東京から帰ってきました。帰る直前になって、少し考え方を変えて動きはじめたら、ものすごい勢いでいろいろな変化があって、最終的に自分が望んでいた方向でものごとが動き始めました。

captaincook_bay.jpg キャプテンクックの海

まだ、もう少し詰めないといけないことがあって、こちらではまだ発表する段階ではない気がしているのではっきりとは書けないけれど、ハワイ島にいるときからずっと、帰ったらここに住んで、ここでサロンを開きたいと思っていた場所、葉山近くでスペースを借りて自宅サロンという形でオープンできそうな情勢になってきました。

これからにつながる人ともたくさん知り合えたし、今回の東京滞在は本当に意義があったな〜。
ハワイへの再留学の期間がこれで少し短くなってしまうかもしれないけれど、これからもずっと勉強は続けていきたいので、ゆっくり焦らずやろうと思ってます。

なんとなく今日はですます調ですが、特に理由はありません(笑)

May 14, 2005

上京しまーす

今日から10日ほど東京/神奈川あたりをうろうろします。
今回の目的は、自分の荷物が置いてある倉庫に荷物を少し取りにいくのが一番の目的ではあるけど、お友達と会いつつ、夏に仮サロンとしてオープンしたい野望を叶えるべく各方面に宣伝してまわったり、場所を確保できるか打ち合わせなどしたりもする予定。単にいろんな人に会いたいってだけってのもあるけど! 大阪から出て5年ほどになるけど、もはやこちらよりも東京方面のほうが確実に友人が多い。まぁ単に人口密度の問題もあるかもしれないけど、その間に私もずいぶんきっと変わったんだろうなあ〜。
なんか最近関東はすごい涼しいみたいで、今日も天気予報の最高気温が15度とか言ってた。だから長袖2枚しか持ってないっちゅーねんと意味もなく突っ込みたくなる。
いろんな人と会って刺激を受けられたらいいな〜と思ってます。つーことでいってきます☆

dolphin_pod.jpg
イルカ、わりといますね

May 10, 2005

タカスィ〜☆

すっごいしょーもないことで、セラピスト修行に何の関係もないけど、日本に帰ってきてある意味一番衝撃だったニュース、それは藤井隆と乙葉ちゃんの婚約発表。
実は私は1年だけだが藤井くんのファンクラブに衝動的に入ったこともあるくらい密かに彼のファンなのだった。年も近いし、なんと彼は私の実家の前にあった商業高校に通っていたらしく妙な親近感があったし、新喜劇で人気が出てきたころは気づかなかったんだけど、大学時代深夜に一世風靡した「テレビのつぼ」で2チャンネルくんなどをやっており、当時はおねえキャラなんか全然なくて普通に素のおにいちゃんだったんだが、それがまた妙に普通なテンションで気になる存在だったことを思い出したりして。
(一応つづきもありまする)
sunlight.jpg
神様が下りてきたみたいな光

そして最近は、私が尊敬してやまない作詞家松本隆さんを通じて、ますますファンに。とはいえ別に彼の番組をそうそう見てたわけじゃないけど。ときどきマシュー見るくらいで。
乙葉ちゃんが出ていた回の「乱歩R」はたまたま見てて、マシューのエンディングが乙葉ちゃんで「へぇ珍しいな〜彼女歌も出してるんや〜」なんて思ってたけど、まさかつきあってるとは。今回の婚約発表にはびっくりでした。

でも、報道見てても元経理やってたサラリーマンっていうか、なんか彼の人柄の良さがすごく出ている感じで、そしてマシューとかの爆発キャラとの違いも含めてますますファンになったかも。
やっぱしええわ〜藤井くん。ひざまずいて「結婚してください」やって〜。そりゃあぐっとくるわなぁ。この記事参照→http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_05/g2005050906.html
友達も結婚が決まったらしいし(二人に何の関係はないのだが)世の中いろいろめでたいことであります。人ごとながらなんかうれしいな。

しかし朝日新聞にも顔写真つきで婚約って報道されたのはちょっとびっくりした。いつのまにそんなに大物に??

May 06, 2005

帰ってきて思うことつれづれ

帰国してから約1週間。未だに夜9時になると眠くなる。だいぶ時差ボケは解消されたと思っていたけど、まだ多少疲れがあるのかな?
花粉症チックな症状は次第に治まってきた。たぶんカラダが都会に慣れたんだろう。もちろん花粉の飛来数もかなり減っているようなのでそれもあると思うけど。世間はGWだそうだけど、基本的に私は日本に帰っても無職だしあまり関係ないからかピンとこない。

ようやくコンビニのまぶしさにも慣れてきて、電車とか地下鉄にも乗ったし、自転車で心斎橋の東急ハンズにも出かけたし、都会生活のリハビリはほぼ完了しつつあるかなぁというところ。
帰ったらすぐにでも行こうと思っていた美容院は、結局どこのサロンに行こうか悩んでたらよけいに決められなくなってしまった。堀江にも新しい美容院がいっぱいあるから、そのうちのどこかにしようといくつか目はつけてるんだが、自分の髪のあまりの惨状に(前髪だけ自分で切ってたけど10ヶ月なにもしてないから)こんな髪型で行ったら笑われるだろうか?とか思ってしまう小市民の私。でも来週中には行くぞ!

そんな風にして次第に日本での生活にも慣れてきた。10ヶ月なんてあっという間だし、今は実家でまた環境が違うのでなんともいえないけれど、やっぱり外国で生活すると気づくいろいろな日本のいいところと悪いところがあるなと思う。
(つづきもあります)
oldairport_sunset.jpg
オールドエアポートの夕陽

今はあの尼崎でのJRの脱線事故のこともあり、大阪のテレビはその報道でいっぱいだけど、こういう事故の報道を見ているだけで気分が落ち込むし、事故のことを軽視するわけではもちろんないけれど、テレビを見ているだけならその事故に対してなにも報いていないという気もする。だったらテレビをずっと見続けるんじゃなくてなんか別のことをしたほうがいいんじゃないかって思ったりもした。

この気持ちは阪神大震災のときにも感じたことだけれど、テレビってすごくその場面を身近なように見せてくれて、すべて知ったような気になってしまうけど、本当は何一つ知らなくて、そこで何か別の行動を起こさない限りは何もしてないのと同じだ。だからといって自分に何ができるかというとこれまたもどかしいほど何もできない。突然わけもわからずに死んでしまった乗客の方々に対してお祈りすることぐらいしか今の自分にはできない。
でもせめてそういう気持ちでお祈りするほうがテレビを見てるだけよりもまだマシなんじゃないかなとも思う。事故に巻き込まれた人が近くにいなくても、その人たちのために本当に真剣にお祈りすることって実は結構大事なんじゃないかなぁと。そう思うのはたぶんそういうスピリチュアルな考え方がハワイに行ってから自分の中にすうーっと受け入れられたからなんだろう。

ハワイ島にいるときにもたくさん自動車事故はあったし見てきたけれど、人工的なそういう事故と自然のでっかさと比較すると考えるまでもなく自然のほうが脅威で、火山は今も爆発し月はまん丸でよく見える。だからみんなペレ(火山に住んでいるとされる嫉妬深い女神)の怒りを恐れ、尊敬し、大切にしている。(少なくともハワイアンにとってはということだけれど)
だけど、日本では、特に都会では自然よりも人工的なもののほうがあまりにも多くて、すべては機械的にシステマチックに動いていて、余裕とか遊びとかそういうものがすべて効率化のもとになくなろうとしていて、そういう中では人が感情の中で動いているということや、その感情は自然と本当はもっと近い存在だということも気づきにくくなっている。

人間もそうで、街を歩いていてもなんかこう全体的に不自然というかカラダと心が寄り添ってない感じがすごくした。みんなすっごくかわいいカッコして素敵なお洋服で歩いてるけど、心が輝いているって感じの人にはなかなか会えない。ハワイでは(観光客も地元の人も)カッコはダサくて野暮ったい人も多いけど、もっとみんなキラキラしている感じがする。カラダの不調を訴えてマッサージを受ける人も多いけど、なんとなくそれでも全体的に人間が普通っていうか病んでない感じがする。それはハワイの青い海や風や太陽がみんなの心をそういう風にさせてるんだろうとたぶん思うし、それほどやっぱり人間の感情って自然と大きく関わってるんだと思う。

あまりにもとりとめなく書いてしまって支離滅裂な文章になってしまったけれど、何度書き直してもなかなかうまくこの気持ちを表現するのは難しいかもしれない。なんかハワイ自慢みたいにぱっと見は思うかもしれないけど、そういうことではないつもり。いつかまた別の形で書ければいいなと思う。

May 01, 2005

帰国

昨日の夜、とうとう日本に到着した。
久しぶりの日本、そして久しぶりの大阪。車に乗っているときに一番違和感を感じる。それはやっぱり左側通行だから。実家の近所にできたコンビニに行ってそのデザートの豊富さと店内のあまりのまぶしさにおののく。

そして、そして・・・飛行機の中でちょっと涼しくて鼻水が・・・と思っていたら、もしやこれは、もしはこれはあの、「花粉症」というやつではないか?と気づいた。何故か右目と右の鼻だけなんだけどやたらと目はかすむし鼻水はたらーん。今右耳の調子もよくないから(外耳炎?)そっちのほうだけ抵抗力が弱っているのかも?今まで花粉症になったことないのに!まさかそんなはずは!それに今はもうだいぶ花粉もおさまってるらしいのに!
(つづきもあるよ)

帰国の途中はまったく問題なく、帰国の期間を過ぎても誰もとがめることもなく(チェックすらしてなかった)マッサージテーブルも持って帰ってきたので、スーツケースとともに多少重量オーバーしてるかも?って気にしていたけど、こちらもチェックされることもなく。

気候は思ってたよりはあったかいけど、全然長袖のシャツとかがないので(自分の荷物はほとんどまだ倉庫に預けてあるのだ)急いでとりあえずユニクロに行って調達する。が、太っていてパンツが似合わない・・・や、痩せねばと強く心に誓うがついコロッケを買って食べてしまう。

日本という国は本当に情報と刺激に満ち満ちている。
意識して取捨選択しなければ、言い古された言葉だけど情報の波におぼれてしまう。
ハワイでは意識しなくても、強く自然というものを身近に感じることができるけど、ここではそれがとても難しい。もちろん都会にも小さな自然はあるし、公園には花も咲いている。5月はツツジの季節だったなんて久しぶりに思いだした。
けれど青い海は遠い。意識しなければ月も身近に感じない。
だからこそ日本でそれを意識することが大切なんだと思う。自分のからだや心のためにもきっと。

そんなことを帰国してから約1日、鼻をすすりながら買い物していて思った。

P.S今は自分のパソコンからではないので写真はないですが、これからもハワイの写真をエントリーに張り続ける予定です〜