September 08, 2005

うれしい報告(ちと長文です)

先日一通のメールがきた。送り主は私が前回ハワイ島で出会った人の中でも特に重要な出会いだったなあと思える人。ダイビングショップビッグブルーのオーナーであり、フリーダイビングの日本女子チャンピオンでもあるmegさんこと松元恵さんからだった。

今年の冬、当時私は英語でのクラスについていくのに必死で、かなり余裕のない精神状態にあった。海はすぐ近くにあるのに、その海にさえなかなか行く気にならないほど切羽詰まっていて、宿題はやってもやっても終わらず、ただぼーっとネットしながら部屋にいる時間も多くて。

そんなとき、たまたま彼女のお店のサイトをふらっと覗いたら、今ハワイ島にトレーニングにきています、との書き込みが。それまで私はフリーダイビングには興味があるけれど、まだちょっと怖くて足を踏み込めずにいた。(今もフリーダイビングの世界には入ってないけれど)
もちろん面識もなかった。たまたまmegさんのショップで小笠原のお友達がフリーダイビングのトレーニングをやってるのを知っていたので、ごくまれにサイトを見る程度。
だけど、せっかく近くにいらっしゃるし、1ヶ月ほど滞在されるとのことだったので、是非お会いしてみたいと思ってずうずうしくメールを送ったのがきっかけでお会いすることに。

houkena_fish.jpg

ちょうどmegさんのほうも、自由に使える車がなく、自転車でプールへ通ったりするちょっと不便な生活(ハワイ島では本当に車は必須なのです)をされていたこともあって、自転車載せて家まで送っていったり、地元のカフェでお茶したり、と親しくなる機会が多くなった。
そこでいろいろな話を聞かせていただいたり、マッサージさせてもらったり、フリーダイビングのレッスンをちょっとだけ見学させてもらったりしているうちに、それが気分転換になって学校のほうもだいぶ慣れてきて(開き直ったともいう)、冬の一番つらい時期を過ぎたという気がした。

そしてクジラの数も減ってきて、megさんも日本に戻る日が近づいたある日、彼女は地元の練習仲間(元アメリカ女子チャンピオンの人などこれまたスゴイメンツ)と非公式のトライアルをすることになった。

その前日、megさんと練習仲間のレオさんと、日本やオアフからトレーニングにきていたお客さんと一緒に、ホウケナビーチへ遊びに行った。少し前に簡単なロープを使ったトレーニングをしたときに、耳抜きと顎関節の異常がどうも関連しているのではないかと気づいた私は、みんなに水中で顎関節から側頭骨にかけてマッサージしてみた。
水中で受けるマッサージって、すごい気持ちいいみたいで、みんなうっとり・・・。でも一人だけ全然片側の耳抜きができなくて、いつもなら潜れる深度が全然ダメっていう子の顎関節あたりをさわったら、ちょっとさわっただけですごーーく痛いという。聞くと少し前に中耳炎かなにかをやって、それから耳抜きが厳しいみたい。やっぱり顎関節と耳抜きって絶対関係あるんだ!!とみんなで興奮し、その後マッサージ大会に。
耳抜きマッサージとかいう名前でやればいいじゃん!受けるよダイバーに!なんて話で盛り上がったのだった。
そんなわけでトライアル前日にもマッサージしようといって、ビーチのベンチで(笑)少しだけマッサージをした。もちろん耳のあたりも重点的に。

そして当日、私はボルケーノに行く用事があり、途中でクリスタルのお店に寄った。ああ、そろそろmegさん潜るころだなぁと思いつつ、今回とてもお世話になったからお礼に何か差し上げようと思い、店内を見て回る。なんとなく紫色の水晶のクラスター(加工されてなくてギザギザした岩みたいなやつ)が気になって、うーんmegさんはこれかも。と思って包んでもらう。

ちょうどその後、megさんは非公式ながら、日本女子最高記録を塗り替える60mを達成したのだった。

今までの記録は彼女のもつ56m。まあそれだけでもすごいんだけど、それをずっと上回る、それも1年ほど記録を伸ばせなかったのに、いきなり60mの大台を突破。すごい!!!
私が選んだクリスタルは、60m達成記念として大切にしてくださっているそう。そして彼女をとりまくオーラはそれが見える人によると、赤みがかった紫なのだそうだ。偶然の一致だろうけれど・・・でもなんかこれしかないって気がしたからきっとそのクリスタルを選んでよかったのだな。

別に私のマッサージが効いたとかそんなことは全然思ってないけれど、だけどその記録の少しでもお手伝いになれたのなら本当によかったと、そのときとても感激したのだった。

kona_sunset.jpg

それから半年以上経った先日、フランスはニースでフリーダイビングの世界大会にmegさんが出場した。日本に帰ってからも何度かメールで連絡していて、一度是非マッサージをと言ってくださっていたのだけれど、夏はなかなかお会いする機会がなかった。
今大会前は体調も練習環境もあまり万全ではなかったようなのでちょっぴり心配していたのだけれど、さすがはmegさん、この度公式に深度60mを達成されたのでした!!うわ〜んおめでとうございます!!!
これで声を大にして言える!!(笑)
ちなみにこの記録、今回の世界大会でも4位の記録です。すごいなあ〜・・・60mを下に潜るんですよ?息止めて!しかも往復ですよ?

更に嬉しかったのがニースからのメールで「ユウコちゃんに、耳抜きマッサージやってもらいたいって、何度も何度も思ったけど、やっぱりなかなか時間が取れなくて・・・・・ 」なんておっしゃってくださったこと。
なんかそれを見て感激。うるっと涙が出そうになった。
こんな風に人に必要とされるって、やっぱりうれしいもの。セラピスト冥利に尽きるというやつだ。

私自身はフリーダイビングを深くやるつもりはないし、たぶんできないと思うんだけど(でも20mくらいは軽く潜れるようにはなりたい。今は最高でも15mくらい?)それをサポートするマッサージセラピストっていうのはすごくいいなあと思うのだ。何でもそうだけどスポーツ選手って一人でやるスポーツでも、戦ってるのはただ一人ではなくてそれをサポートする人たちがあってこそ。器具だったりメンタル面だったり練習相手だったりする人たちがいて初めて選手は記録なり試合に集中できる。

今度、ハワイ島に戻ったらまずやるのがスポーツマッサージ。これはそういうアスリートの人たちのコンディションを整えるマッサージで、実際に10月半ばに行われるアイアンマンレースの世界大会に出場するたちをケアする実習がある。こういうのももう少し勉強してみたいなと思った、megさんからのうれしいご報告メールだった。

そして、ついでになってしまったけれど、同じく世界大会にいつの間にか出場していた、小笠原友達のみみずん!!キミはすごい!!この前まで泳げなくて泣きそうになりながらプールでトレーニングしてたのに、昨夏に30m越え!そして今回大会出場&公式記録52m!!世界で12位!!
素晴らしいです。小笠原で台風の中記念写真を撮ったり、ユースでウクレレ弾いたりしたのが懐かしい。そういやウクレレも頑張ってたね。ガンバリ屋さんなんだよね。ホント爪のアカでも煎じて飲まなきゃいかんな〜。本当におめでとう!

February 06, 2005

イルカとカメの関係

土曜日は終日遊んでしまったので今日は勉強の日だと思っていたのに、朝起きたら久しぶりの青空!気温も高い!ということでこれはやっぱりビーチでしょうってことでツーステップへ。私はどうもここでイルカを見る縁がないようで、先週ホウケナビーチに行ったときはイルカに会ったのに、ここでは一度もイルカに会ったことがない。ちなみに先週はここでもイルカが出たらしい(ちなみにクジラも見えたらしい、ええなぁ)。
そして、いつもイルカに会うときはカメに会わないし、カメに会うときはイルカがいないのだ、何故か。まぁホウケナビーチにカメが少ないってのもあるかもしれないが、どうもなんとなく私に限ってはそういう法則があるようだ。
で、今日はたぶんイルカはいないだろうと思ってツーステップに行くと、案の定今日は来てないよとのこと。私は最近イルカに関してあまりガツガツしていない。特にハワイのイルカとはちょっとクールなつきあい?をしている気がする。最近はイルカに会わなくても海に入るだけで、イルカと遊んでるのと同じ位楽しいって思えるので、そんなにイルカに会えなくてもがっかりしなくなったってのがあるのかも。一人でイルカみたいにくるくるまわったり少し潜って水面のキラキラしてるのを見てるだけで相当楽しい。一緒になってそういう風に泳ぐ仲間がいたらもっと楽しいだろうけどね。
(続きは写真の下からどうぞ)
honu_waterdrop.jpg
威嚇?

ともあれそんな感じでだったら今日はカメの日かなぁって思いながら海に入った。いつもはエントリーして右手の「ALOHA」のあたりをうろうろすることが多いんだけど、今日はなんとなく左手のほうへ。で、少し泳いでまたなんとなく、ぐっともぐってみると、そこにカメがいた。おおっやっぱりカメの日だっなんて思いながらカメの泳ぐ姿を目で追っていると、おや?もう一匹、いや二匹いる!よく見ると水底にじっとしてキイロハギちゃんなんかに甲羅を掃除してもらっているみたい。しかもちょうど岩でぽっかりカメがはまりやすくなっている場所があって、そこがどうも指定場所のようなのだ。見ていると取り合いしたり順番待ちしてたりもしてる気がする。カメのクリーニングステーションってやつだ。カメは水底でじっとしているので挨拶しにもぐって写真を撮りに行く。ちょうどカメの顔の正面から撮影してると、カメがとつぜん、ぷくぷくっと水泡を出し始めた。いったいなんだろう?私の出した水泡がおもしろくてまねしたのか、それとも威嚇してるつもりなのか? カメは自分の出した水泡を上を向いて眺めている。お、おもしろい。毎日こういう驚くことがあるからシュノーケリンはやめられない。連日の雨のせいで水面あたりはすこし濁りもあったけど、楽しかったなぁ〜。

January 28, 2005

クジラとの遭遇

お友達からすごーく面白いメールをもらった。去年小笠原で出会ったみかちゃんっていう女の子からなんだけど、彼女は相当の強者で、妊婦バリバリ7ヶ月目くらいのときにマタニティードルフィンスイムをしたというすごい人。おかげでイルカもかなり不思議がってエサ見せに彼女のまわりに寄ってきたりしておもしろい光景にいっぱい会えたんだよなぁ。そんな彼女は今4ヶ月の男の子のママをしているのだがその彼女からこんなメールが。

「2003年の2月、座間味島にザトウクジラを見に行ったことがあるんです。カメラで尻尾を撮影することに成功して、即日現地で現像に出し、当地のクジラ協会に識別調査で役に立てればと提出したところ協会のヒト曰く、
「んー。これはまだ認識されていない個体ですな。
 あなたが名付け親になってください」
「!! じゃあデカミカで・・・」と、そんな事がありました。

今日久しぶりに座間味のHPを見たところ、なんとザトウクジラのデカミカが赤ちゃんを連れて座間味の海に帰ってきているとのこと。奇遇というか縁があるというのか・・・こんなことがあるから、やっぱり止められないなぁ・・・・」

お、面白過ぎる。っていうかかなり出来過ぎな話〜でも真実。不思議だぁ〜

そして今日、久しぶりに自転車を引っ張りだしてきてアリイドライブ沿いをポタリングした。そしてとあるコンドニミアムのプライベートビーチで休憩していると、波間にブローらしき白い煙のようなものが! おぉっあれはもしやザトウクジラのブローか??
(つづきは写真の下に!)
houkena_dolphin05.jpg
これは見てのとおりイルカですが・・・

今日は結構波が高かったので、白い波しぶきがあちこちに立っていたし最初は目の錯覚かなと思ったのだけど、あの白いまっすぐで長いしぶきは絶対ブローだ!と思ってじぃっとあたりをみていた。しばらくするとまたブローが!おおっ今度は絶対間違いない。続いて黒っぽいテール(尾っぽ)が太陽でキラリと光って波間に消えた。

うーんすばらしい・・・。陸からは300〜500mくらいは離れているだろうけれど、あんなでかい生き物がこんな近くにいるのかと思うとドキドキした。双眼鏡があればもっと近くに感じられるはず。近くにウォッチング船もおらず偶然自分で発見したので喜びもひとしおってやつだ。30分くらいその場でずっと見続ける。結構派手にブローが続くこともあり、ブローは6〜7回は確実に見た。テールらしきものは2回かな。ジャンプなどの派手な動きは見られなかったけど、なんせタダだし最高。

ザトウクジラは去年の春久米島で一度ダイビングと一緒にウォッチングもしたんだけど、1回だけテールを見ただけで、なんかまだ出会ったって感じがしていない。イルカもそうなんだけど、一度見ただけでは本当に出会った感覚っていうのがなくて、何度か自分の心の準備が整って初めて衝撃的な本当の出会いっていうかそういうのを感じる気がする。イルカと水中で会ったときも、最初ももちろん「おおおおっ」って思ったけど、何度か水中で見ていても、あるときなんか本当にイルカと自分が1対1になったっていう瞬間があって、そのときに初めて「!!!!」ってなった気がするから。

うまく言えないけどそういう意味で私はまだクジラには出会っていない。だけど今年は年明けから何故か何度もクジラの夢を見るし、お友達のメールや目撃なんかもあって、今年はもう少しクジラと近づけそうな気がしている。まぁ勝手な想像というか妄想なんだけどね。

January 15, 2005

初泳ぎ

最近昼間はすごいいい天気。今日もくっきり青空気温もぐっと上がっていい感じのお天気だった。今日は授業はなし。なのであと数日で日本に帰ってしまうクラスメイトのお別れ会を兼ねて海沿いのピクニックエリアで焼き鳥大会をした。焼き鳥は前日に仕込んでおいて、チャコールで火を起こして食べる焼き鳥は最高にうまかった〜。しかも場所もすばらしいところ。ちょっと知る人ぞ知る的な場所なのです。待ち合わせをしたのに場所がわからなくて来られなかった(!)人もいたくらいなので、詳しい場所はここでは秘密にしておこうっと。

その後、今年の初泳ぎ、初シュノーケリングをツーステップでやった。長袖のラッシュガードを忘れてしまったけど、水着でも特に問題なかった。ちょっと水は濁り気味だったけど、年末友達が来た時に入ったあの濁りっぷりから考えたら、ごくごく普通。海から上がる前にカメっちと出会う。なんかそこまで近づかなくてもいいのだが不可抗力で近づいてしまい。ぶつかるかと思った。
そしてこんなすごい写真が撮れたので掲載しておきます。
honu_doup.jpg

December 07, 2004

イルカの習性?

ニュージーランド北島のワンガレイ海岸沖で10月末、少女たちと一緒に泳いでいた海難救助隊員が、イルカの群れの助けでサメの襲撃を免れた、という体験談を地元紙などが報じた。不思議な体験に「どう対応していいか分からず、黙っていた」が、サメの存在を海岸の遊泳者に警告するために取材に応じたという。(中略) 同紙によると、イルカが遊泳者を守った例は、ほかにもある。オークランド大学のコンスタンチン博士は「イルカには弱者を助ける習性がある」という。

ふーむ・・・。こないだ読んだアーサーCクラークの「イルカの島」みたいな話だね・・。最後の「イルカには弱者を助ける習性がある」っていうコメントがなんだかぐっとくるね。習性っていうか・・・ねぇ?人間には「弱者を助ける習性」は果たしてあるのだろうか・・・?

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November 07, 2004

ホウケナビーチ

ここ1ヶ月ほどいろいろと忙しくてあまり海に行っておらず、自慢の?日焼け肌も少し薄くなってきたような・・・。これではいかんなと反省して今週末は海に行くことにした。
最近よく行っていたのはツーステップと呼ばれるポイントで、ここはビーチエントリーのシュノーケルスポットの中でも抜群の透明度とサンゴ群を誇っていてとても楽しいところ。家からも20分くらいと近いのでだいたいここに来ることが多い。

けれど、昨日から、明日行くのはホウケナビーチにしようってなんとなく思っていた。どちらのポイントもイルカが時々来るみたいなんだけど、なんか絶対明日はホウケナがいいような気がする。もしかしたらイルカもいるかも・・・?なーんて考えていた。
イルカに会う確率はそれほど多くない。朝のうちにビーチに行けば結構な確率でどこかのポイントにはいるみたいなんだけど、今のところ勝率は3割程度というところかな?

houkena_dolphin01.jpg
最高にいい一枚ではないけど、雰囲気は出てるかな?


で、本日朝ホオケナビーチに向かい、水に入ると、気のせいかなーーんかイルカの声っぽいものが聞こえる気がする。でもシュノーケルで息を吐く音にも似てるので、やっぱり気のせいかな・・・と思いながら沖の方へ進んでいった。少し行くと水深5〜8mくらいで砂地がずーーっと広がっている気持ちのいいポイントがあって、とりあえずそこで素潜りの練習をすることにした。
最近全然やってないから、息ももたないし、耳抜きが厳しい。砂地のところに手がつく前に耳抜きの調整で止まってしまう。んーーーやっぱり鍛錬せねば衰えてるぜ・・・

なーんて思いつつ水中でふと向きを変えると、ぎゃ!!イルカだ!!
なにしてんのぉ〜?ってな感じでこちらに向かってくるではないか。うひゃぁぁ〜
イルカって、「来い来い!会いたいよぉ〜」って思ってるときより、気軽な感じでイルカのことなんて忘れてるときのほうが絶対に寄ってくる。こういう経験は御蔵で泳いでたときもあった。
が、しかーし、そうなればいいなっ思ってはいたものの、まさか本当にイルカが目の前にいるとは思わなかったので、うれしさ倍増なのであった。

それから約1時間、足が棒になって息も絶え絶えになるまで一緒に遊んで写真を撮り続けた。
30頭以上の集団だったみたいなんだけど、他に1人だけ少し離れたところでからんでいるおねーちゃんがいたけど、ほとんどイルカ独占状態。子供が興味深げに見てきたり、一緒にくるくるまわったり、イルカ集団のなかに巻き込まれて四方八方イルカだらけだったり、イルカ同士でハイタッチみたいなんしてたり、交尾中だったり!いろんなdolphinたちと戯れることができた。

疲れてビーチに戻ってきてから後も、まだ同じところあたりで子供イルカが飛び跳ねたり、背びれが見えたりしていた。
写真の出来はまぁまぁという感じで、これっていうのは数枚しかないけど、一枚だけすごい素敵なのが撮れたのでそれだけで満足!
やっぱりもっとちゃんと海に行こう!忙しくてもなんでも!

houkena_dolphin02.jpg
イルカに四方八方囲まれたの図

September 10, 2004

久しぶり!!


今日はあまりにうれしかったのでオンライン書き込み。
朝からシーカヤックを借りてケアラケクア湾へ。
そしたらいましたよ〜イルカ!!ハワイのイルカはスピナードルフィンという種類が
多いんだけど(日本ではハシナガイルカという)そいつたちといっぱい会っちゃいました。
うれしい〜っ
ハワイにきて初めてイルカと泳いだ。写真も死ぬほど撮りました。ゆっくり泳いでるので
写真も撮りやすかったなー。また詳しく報告したいと思います。
とりあえず一枚貼付けときまーす

hawaii_dolphin01.jpg

August 28, 2004

シュノーケリングスポット

ハワイ島には白砂のビーチっていうのがわりと少なく、溶岩ゴロゴロのビーチが多い。そして高低差がかなりある島なので、うちの家からは海がよく見えるけど、海に通じる道はなく、18度の坂を降りていくとそこは行き止まり。海に行くには車で10分くらいのところにあるケアラケクア湾というところが一番近い。そこには早朝イルカが休憩のためにやってくる海で、早朝行けば会えるらしい・・・のだがまだ行ってないので見てない。海のそばに住むとだんだん贅沢になって、またいつでも行けるやと思うとなかなかいかなくなるのは本当のようだ。でも、ふと気が向けば海に行けて、そしてその海は結構いい感じである。
結構いい感じ・・・なんて贅沢なことを書いてるけど、小笠原を、そして宮古島を知らなければ、ものすごいところだと思う。
ビーチから顔をつけるだけでキイロハギとかツノダシとかガンガンいるし、透明度も雨で濁ってなければ10以上30mくらいある。

twostep_01.jpg
少し潜ると透明度がぐっとよくなるのだ

今までいくつか素潜りした中で一番すきなのは、ツーステップとよばれるポイント。
ここは聖なる地、国立歴史公園になっているホアウナウという場所のすぐそばにあるポイントで、カメもいっぱいいる。
ちょうどエントリーする場所が自然に2段の階段みたいになっているのでツーステップと呼ばれるのだが、そこは入ると魚がうじゃうじゃいるし、珊瑚の様子もすごくいい。スキューバダイビングのエントリーポイントでもあり、少しだけ沖に行って素潜りしてると、遠くからスキューバの人たちが泳いでるのが見える。ときどき驚かせてやれ〜と思って素潜りで追走してみたり。
ここはうちから15分(車でね)くらい。こないだは、カメが藻?を食べてるところに遭遇。岩にくっついてるなにかを必死に食べてて、ふと気がつけば自分のまわりに4匹!いた。本当にこっちのカメは全然人を怖がらなくて、(聖なるものとしてあがめられてるし食べられることもないもんね。インドの牛のよう・・)すぐそばで表情をみていると、人間とかめってかんじがしなくなる。
カメと一緒に波に揺られてると、なんともいえない不思議な気持ち。
ここにもイルカがくることがあるようだ。

一番誰にでも楽しめて、コナの町からも近いのが、ケアホウビーチ。ここは、波があるときはビーチの少し先のほうでサーフィンもできるという一粒で2度おいしいスポット。
ここの海は上2つに比べると透明度がやや落ちるかなって思うけど、魚の種類はかなり多く、餌付けされてるわけでもないのに、魚が人を恐れないしサイズもでかい。(きっとえさあげてる人も多いんだろうと思う)
初めてハワイ島コナにきてシュノーケルするんだったらここかなぁ。ガイドブックにもよく載ってるし。

それからホオケナビーチというところも結構いいらしい。一度だけ下見にいったきりまだ海には入ってないので、この週末にでも入りたいなと思っている。なんせこの2週間怒濤のような授業編成でかなりお疲れ気味。朝8時から夜9時までの日が週に2回、マッサージの実技って結構運動量も多いし、マッサージ受けるのもあるから一日3回だともう本当にぐったり・・・。
今これを書いてるのは朝10時(今日は昼から授業なのだ)なんだけど、そろそろ雲が多くなってきた。朝はだいたい腫れてるんだけど、昼を超えると雲が多くなって波も出てくることが多いハワイ島なのでした。

August 02, 2004

ハプナビーチ

ハワイ島にせっかく来たんだから、できるだけ毎日海に入ろうと思ってこちらにやってきた。思っていたより家が山のほうなので、ガソリン代も結構かかるし、海が心理的にちょっと遠い感じがするんだけど、なるべくやっぱり海にはいきたいなって思っている。
今日は週末でまだ授業まで日があるので、クラスメイトのみんなとビーチに行くことにした。
たまにはちょっと観光客気分でってことで、ちょっと遠出をして、ハプナビーチというところにする。ここはコナの町から45分くらい北に行ったところで、白砂のビーチが少ないハワイ島にあってめずらしく白砂が続くなかなかいいビーチらしい。
クラスメイトの一人がハワイの人ともうすぐ結婚するということで、地元情報がわりとすぐ手に入るのだ。ローカルのことはローカル(ハワイではロコっていう)の人に聞くのが一番。こちらの人は本当に親切で、みんなアロハの心がある。本当に人種やなにかで差別をしない、みんなウェルカムっていうのがわかるから居心地がいいんだろうなって思う。

June 12, 2004

御蔵島のドルフィンスイム

先々週から、テレビで御蔵島のドルフィンスイムが特集されていて、タレントのベッキーちゃんがイルカと泳ぐドキュメンタリーをシリーズで放映している。

私は先日はじめてみたのだけれど、ほとんどカナヅチだった彼女が以前イルカを水中で見られなくて、東京でプールに通ってレッスン受けて、今回初めて水中でイルカを見た!っていうところを放映していた。

そして、すごいイルカの達人ってことで、第二海豚人丸(イルカ船)の加藤さんが出演していた。この人は以前にもこういう番組に出たことがあり、そのビデオを宿で見たことがある。私がいつも御蔵に行くとこの人の操船でドルフィンスイムをするのだけれど、すごく穏やかでやさしい感じの人だ。以前は小笠原にいて、10年くらい前に御蔵にやってきたらしい。

私が船に乗ってるときは操船されてるので、その伝説の?泳ぎをみたことはなかったのだが、やっぱりすごい!
イルカともう本当にからみまくり、そしてイルカがいなくなると水底にすーっともぐっていってバブルリングを作る。(タバコの煙で輪っかをつくるあれを水中でやるのです)
そしたら去っていったはずのイルカが戻ってきて、一緒にまた遊んでくれたのだった。
うーむすごい!からみっぷりも本当にコミュニケーションとってるって感じで、あんな風に泳げたらなぁって思った。

そしてその泳ぎをみたベッキーちゃんは、赤ちゃんイルカとも泳いでくれた加藤さんの泳ぎをみて、私も赤ちゃんイルカと泳げるくらいになりたい!と決意するのでした。
8月くらいまで本当に彼女は滞在してるみたい。仕事だろうけど、ただでできてええなぁと思ってしまうばななんでした。

こういうテレビ放映、確かにイルカのことをもっとみんなに知ってもらいたいと思う反面、テレビだとあまりにもいろんな人が一気に見るので、興味本位でやってくる人が増えるのはいやだなぁと思う。まぁ私だって最初はそんなにイルカのことを知っていたわけじゃないから、どうのこうのいえないんだけど。


天才!志村どうぶつ園

June 07, 2004

今年最後の辰巳

去年から「ドルフィンスイムの練習がしたい!」ということでいろいろな団体が主催している練習会のようなものにいろいろと参加している。
野生のイルカとは日本だと小笠原や御蔵島で一緒に泳ぐことができるのだけれど、やっぱりイルカとちゃんとコミュニケーション取るには、深くゆっくり楽しく潜ることができたほうが絶対にいい。

フィンを使ったスイミングだとか、深さを追求するフリーダイビングとか、いろんなジャンルがあるし、それぞれ目的も違うし、当たり前だけど集っている人たちの雰囲気も違う。
私がたまたま長くお世話になっているのは、スタードルフィンズといってイルカと遊ぼう!楽しもう!って感じの人たちがたくさんいる楽しい集まり。最初は、そこにいたすごい上手な人たちの泳ぎをみて、これはすごい!すごすぎる!なんて思っていたけれど、この秋から冬にかけて毎回楽しく一緒に泳いでたら、ふと気づけば自分もそっちのチームに入っていた。ゆったりとしたリズムで、イルカとからむように目を合わせて同じリズムで潜りながら泳ぐ。
息を止めてるなんて忘れてしまうくらい至福で最高に楽しい瞬間。

今日は、春だからということもあり?人数がとても多かったのだけれど、東京国際辰巳水泳場の深さ5m25*25のダイビングプールをみんなでイルカみたいに泳ぐのは本当に楽しかった。これから小笠原・ハワイと続いていくので、辰巳での練習は今年最後。
もちろん海でのほうが断然楽しいし本物のイルカとあえるのは最高の経験だけれど、このイルカ人間たちと水中でからんで泳ぐのも、それと同じくらい楽しいのだった。