November 13, 2004

スーパーライナーオガサワラ

次世代型高速貨客船「テクノスーパーライナー(TSL)」の進水式が十三日、岡山県玉野市の三井造船玉野事業所で行われた。時速約七十キロでの高速航行が可能。東京と小笠原を結ぶ航路への導入が予定されており、(中略)これまで約二十五時間半かかっていた東京−小笠原(父島)間が十六−十七時間に短縮されるという。

あぁとうとう来年からおがさわら丸からTSLに変わるのね・・・
もうおが丸には乗れないのかぁと、航行時間が短縮されるからといって素直に喜べない私。

今まで小笠原は週に約1回、まる1日かけて船でいくからこそ楽しいし、そうまでしてでも行きたい人しか来ないので、来る人はみんな本当に小笠原が好きな人ばかり、という状態だった。
「ちょっとイルカみてみたーい」みたいな一見さん(?)はそこに到るまでのあまりに遠い道のりに挫折していたに違いない。

この新しい船が就航すると、週2回、一晩寝て起きたら到着という感じになりそうだ。そうなると行きやすくなる反面、あの島のキャパを超えた人数が集まらないだろうか?と心配になる。それに、おが丸の見送りが今後も続くのか?という問題もあるし、2等(ゴロ寝部屋)が減って特2(二段ベッド部屋)がすごく増えるので、料金が更に高くなるという懸念もある。
(つづきは写真の下!)

ogamaru_seeoff.jpg
おがさわら丸と見送り船

小笠原のことは大好きで、みんな父島母島を知ってほしいっておもう反面、好きだからこそ見せたくないというとっておきの宝物のような気持ちもあり、世界遺産候補になったときと同様、とても複雑な気分。島の様子もたぶんずいぶん変わるだろうなと思う。なんせ今はおが丸の運行スケジュールで島全体の休みも決まってるみたいなものだからね。

でも、観光客の立場からすると、最短3泊4日で(そんな短く行きたくないが)行って帰ってこれるのは便利かなと思う。

ちなみに今のおが丸は八丈航路を走るらしい。あのでかい船が御蔵にも着岸できるのか?と思うけど、そうなったらおが丸で八丈にも行ってみたいなぁ。

Posted by bananan at November 13, 2004 10:21 AM | トラックバック
コメント

うん、この話どっかで読んだか見たかしたことあるよ。
試作を重ねてようやくまともなのができたんだってね。
研究者の人も作った甲斐がある仕事だよね。
・・・ていうかこの企業のリリースをぺんさんが作ったのかな?
>天気のバナー
他にもいくつかサイトはあったんだけど、他のは全部華氏表示ばっかりなんだよね。これは天気が文字でしか表示されないんだけど摂氏表示があるからわかりやすい。
85度とか言われてもねぇ・・?

Posted by: ばななん at November 16, 2004 12:09 PM

http://www.asahi.com/national/update/1116/003.html

こっちの方が写真が良かった。

Posted by: pinguino at November 15, 2004 06:34 PM

なんか、ブログに書くのって下手みたい。。。
3回も失敗した。。。涙

>好きだからこそ見せたくないというとっておきの宝物のような気持ちもあり、世界遺産候補になったときと同様、とても複雑な気分。

こうやって書かれるとますます興味が出てきます。笑
それでも1晩船の中で過ごさないと着かないんだ。。。
遠いんだねえ。。

今日ね、イルカのニュースをいじりました。
某企業が人工尾ひれ作ったの。
このことは知っていたんだけど、リリースとして出す予定です。
明日紹介するね。
ばななんさんのこと思い出しつついじったよ。笑

そそ、ばななんさんが貼ってる天気のバナー。私も貼っちゃった。笑

Posted by: pinguino at November 15, 2004 06:15 AM
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