June 12, 2004

御蔵島のドルフィンスイム

先々週から、テレビで御蔵島のドルフィンスイムが特集されていて、タレントのベッキーちゃんがイルカと泳ぐドキュメンタリーをシリーズで放映している。

私は先日はじめてみたのだけれど、ほとんどカナヅチだった彼女が以前イルカを水中で見られなくて、東京でプールに通ってレッスン受けて、今回初めて水中でイルカを見た!っていうところを放映していた。

そして、すごいイルカの達人ってことで、第二海豚人丸(イルカ船)の加藤さんが出演していた。この人は以前にもこういう番組に出たことがあり、そのビデオを宿で見たことがある。私がいつも御蔵に行くとこの人の操船でドルフィンスイムをするのだけれど、すごく穏やかでやさしい感じの人だ。以前は小笠原にいて、10年くらい前に御蔵にやってきたらしい。

私が船に乗ってるときは操船されてるので、その伝説の?泳ぎをみたことはなかったのだが、やっぱりすごい!
イルカともう本当にからみまくり、そしてイルカがいなくなると水底にすーっともぐっていってバブルリングを作る。(タバコの煙で輪っかをつくるあれを水中でやるのです)
そしたら去っていったはずのイルカが戻ってきて、一緒にまた遊んでくれたのだった。
うーむすごい!からみっぷりも本当にコミュニケーションとってるって感じで、あんな風に泳げたらなぁって思った。

そしてその泳ぎをみたベッキーちゃんは、赤ちゃんイルカとも泳いでくれた加藤さんの泳ぎをみて、私も赤ちゃんイルカと泳げるくらいになりたい!と決意するのでした。
8月くらいまで本当に彼女は滞在してるみたい。仕事だろうけど、ただでできてええなぁと思ってしまうばななんでした。

こういうテレビ放映、確かにイルカのことをもっとみんなに知ってもらいたいと思う反面、テレビだとあまりにもいろんな人が一気に見るので、興味本位でやってくる人が増えるのはいやだなぁと思う。まぁ私だって最初はそんなにイルカのことを知っていたわけじゃないから、どうのこうのいえないんだけど。


天才!志村どうぶつ園

June 08, 2004

細かいカスタマイズ


今まではこのウェブログをウィンドウズ環境で作っていたのだけれど、ハワイではmac環境となる。ibook G4、今や激安だけど使い勝手は悪くない。マック用のmaicrosoft Officeが入ってないなど、ソフト的に不便はいくつかあるけど、無線lLANは快適だし、ituneで音楽も聞けるし、今のところ問題なし。

で、今macからの更新作業のテストをしているところ。
さてどうなりますか?

理由

学生ビザ申請が終わって、なんとなくこれで次へのステップの第一歩が始まった。
これから私は、今の会社を辞めて、ハワイ島という、ハワイで一番大きい島でマッサージを習いに半年間留学することになっている。

マッサージといっても、いろんな種類があって、ハワイ古来から伝えられてきている最近日本でもちょっと名が知れてきた「ロミロミ」もそうだし、私が既にタイで習ったタイ古式マッサージ「ヌアボーラン」もそう。もちろん足の反射区療法である「リフレクソロジー」もマッサージの一種。

でも日本ではマッサージっていう言い方は「はり・きゅう・マッサージ師」とかいう資格を持った人しか使っちゃいけないので、日本で施術するときは「トリートメント」って言うことになるんだけど。
いろんな技術があって、いろんな種類があるのだけれど、人の身体を手や身体を使ってケアしていくというのはどれも変わらないこと。

もともと私は昔から自分が肩こりさんだったこともあって、人の肩を揉んだりするのが好きだし得意だった。
だけど今までは単に得意なだけで、自分の職業にとは思ってなかったのだけれど、いろいろな思いを経て、今は身体のことをもっと知りたい、もし自分がそういったマッサージの技術を身につけて、人に喜ばれるんだったらそういう仕事がしたい、と思うようになった。

これから私が行く学校は、アメリカで10年以上前からある学校で、メディカルの部分に踏み込んだ勉強や、リハビリなんかを担当する「理学療法士」に近いくらいの勉強や技術を学ぶことができる。
そして、マッサージの技術だけでなく、精神的な部分、自分自身や相手の心のケアまでも多少踏み込んだ授業があるみたいなのだ。

リフレクソロジーもそうだけど、やっぱり人の足に直接触るという行為によって自分がクライアントの気をもらうというか、調子がすごく悪くなったり良くなったりしてしまうこともある。悪いところもわかるし、「ああこの人なんかものすごく悩んでるみたいだな」みたいなことはある程度、足裏だけでなく、雰囲気からも伝わってくる気がする。

こういうことを書くとなんとなく「うさんくさい」世界っぽいんだけど、まぁしかし実際そうなってしまうんだから不思議。
だけど、精神的なものと身体的なものは非常にリンクしていて、悩んでる人は胃潰瘍とか十二指腸潰瘍とかになりやすいっていうのも、結局、悩みから自律神経の働きが落ちて、その結果膵臓や脾臓の働きが落ちて、食べ物の消化がうまくできなくなって、胃に穴があいてくるっていうことなんだ
ということがわかると、ふーむ、やっぱり身体のケアは侮れないとも思うし、心のケアをしないと、身体のケアにもならないのだとも思うのだ。

身体をいたわってあげることによって、そうした心の問題もちょっと軽くなったり本人による気づきがあったり、そういうことができるといいなってそんなことを少し思ったりもする。傲慢にはなりたくないけど、ちょっとだけそういうお手伝いができるときもあるといいな、くらいな感じ。

そういう風に思いはじめたのは、やっぱりイルカに会ったからかもしれないし、全然関係ないのかもしれないし、その関係性はよくわからない。
だけど、実際私はイルカとあの青い海で一緒に泳いで、ただただ楽しいんだけど、そこで気づいたことってたくさんあったし、いろんなことがクリアになった感じがした。

もし少し関係あるとすれば、あのイルカの無邪気な愛情とボランティア精神というか人間にちょっとかまってあげようかそんなに一緒に泳ぎたいなら、みたいな感じと、誰かにマッサージをすることっていうのは、ちょっと似ているからかもしれないと思う。
うまく言えないけど。
そして実際ドルフィンスイムにはまっているお友達でマッサージを仕事にしてる人が結構多い。なんか関係あるのかなぁ?

ま、ともあれそんなこんなで6月後半、いつもは秋に行ってる小笠原を今年は夏に行くことにして、その後、ハワイ島へ勉強しに行ってきます。
ハワイ島にもイルカはいるし、海は近いし、パワーのある島だし、遊びのこともいっぱい楽しみではあるけれど、それよりももっと、どんなことをするんだろう?どんな風に学んでいけるのだろう?っていう楽しみのほうが大きい。
勉強は実は結構大変で、解剖生理学とかかなりしっかりやるみたいなので宿題とかこなすのも(英語だし)なかなか骨が折れるんだろうけど、それよりも楽しみだなーやっぱり。

というわけでこれからこんな風に毎日の思いとか綴っていきたいと思います。

6/3の日記より転載

学生ビザ申請

昨日、アメリカ大使館へ学生ビザの申請面接に行ってきた。
その書類作成もかなり大変なことのひとつで、英語のエッセイは書かなきゃいけないし、過去10年間に行った国の名前と年度を書かなくちゃいけなかったり(ホームページのプロフィールがあってよかった!)今までやってきた仕事一覧とか、もうそれはそれは細かく書く必要があっていやになりそうだった。
面接でなんか突っ込んで聞かれたらどうしよう?とか・・・。

面接予約を大使館のHPでやってから行くのだけれど、15分前に着いたら大使館前にビザ面接待ちの大行列。たいしたことないとか書いてた誰かの体験談もあったのだけれど、今はちょうど夏休み前とかでそういう人が多いのかもしれない。
現在、ビザを申請する人は全員ここで面接を受けないといけないのだ。
前は学生ビザはいらなかったりしたと思うんだけど、テロ後は義務づけられたらしい。

私はバイクでも行ける距離だからいいけど、このためだけに東北とかから来なきゃいけない人もいるわけで、大変だよなぁ・・・・。

書類を出してOKもらうだけのことに3時間以上かかりました。
あーーつかれた。

6/3 の日記より転載しました

June 07, 2004

今年最後の辰巳

去年から「ドルフィンスイムの練習がしたい!」ということでいろいろな団体が主催している練習会のようなものにいろいろと参加している。
野生のイルカとは日本だと小笠原や御蔵島で一緒に泳ぐことができるのだけれど、やっぱりイルカとちゃんとコミュニケーション取るには、深くゆっくり楽しく潜ることができたほうが絶対にいい。

フィンを使ったスイミングだとか、深さを追求するフリーダイビングとか、いろんなジャンルがあるし、それぞれ目的も違うし、当たり前だけど集っている人たちの雰囲気も違う。
私がたまたま長くお世話になっているのは、スタードルフィンズといってイルカと遊ぼう!楽しもう!って感じの人たちがたくさんいる楽しい集まり。最初は、そこにいたすごい上手な人たちの泳ぎをみて、これはすごい!すごすぎる!なんて思っていたけれど、この秋から冬にかけて毎回楽しく一緒に泳いでたら、ふと気づけば自分もそっちのチームに入っていた。ゆったりとしたリズムで、イルカとからむように目を合わせて同じリズムで潜りながら泳ぐ。
息を止めてるなんて忘れてしまうくらい至福で最高に楽しい瞬間。

今日は、春だからということもあり?人数がとても多かったのだけれど、東京国際辰巳水泳場の深さ5m25*25のダイビングプールをみんなでイルカみたいに泳ぐのは本当に楽しかった。これから小笠原・ハワイと続いていくので、辰巳での練習は今年最後。
もちろん海でのほうが断然楽しいし本物のイルカとあえるのは最高の経験だけれど、このイルカ人間たちと水中でからんで泳ぐのも、それと同じくらい楽しいのだった。