January 23, 2005

TOEFL受験4〜結果&感想

運命の瞬間・・・。出てきたスコアは「140〜205」とかそんなん。えらく幅が広いのはエッセイの配点が高いため。エッセイは6点満点で、0.5点刻みで採点される。そしてそれがたぶんこのスコアレンジから想像すると10倍になってスコアに加算されると思われる。
エッセイのスコア見本(こういう文だと何点になるってやつ)の感じからすると、一応主題に沿っていてイントロと結論があって本文に例を挙げて説明していれば、文法的間違いがいくつかあったとしても最低3点はもらえるはず。そういう風に考えると私のエッセイの出来は少なくとも3点はある。
なので予想スコアは170〜175位?うーむ非常に微妙なスコアだ。(目標スコアは173)
2週間くらいで結果が返ってくるということだったが、先日ようやくスコアが送られてきた。

twostep_02.jpg
あー今日海に行けばよかったなぁ〜とこういう写真みるとちょっと後悔。

結果を見ると180点。おぉっエッセイは3.5だ!
ということで無事、目標スコアをクリアすることができました。ほっ・・・というわけで英語クラスに現在参加中なのであります。

面白かったのは、リスニング、リーディング、ストラクチャー&エッセイライティングそれぞれのスコアが全部同じだったこと。普通はリーディングがいいけどリスニングが・・とか得意不得意分野が出るものなんだけど。でもこれって大学受験のときと同じだなぁ、私は私立文系ってやつだったんだけど、国語と日本史と英語、だいたい全部同じような点数だったもんなぁ。あぁ懐かしい。

この点数、実はblogに書いて自慢できるような点数じゃあ全然ない。よく考えたら問題の6割しかできてないわけだし(CBTは300点満点)。でも最初模擬テストやったときは、絶対無理かもって思ってたスコアだったので、まぁ勉強した甲斐はあったということでしょう。でも、やればやるほど、特にTOEFL本番受けたあとはすごくがっくりきてしまった。だって実感としては「全然わからん」なんやもん・・・

実際大学なんかで授業を受ける英語の能力としては、この点数は本当に最低基準なんだろうなぁと思った。まぁTOEFL満点近くでアメリカ留学した人だって、来た当初はみんなが話している英語が全然わからん!ってパニックになる人も多いらしいから、まぁ私だけじゃぁないんだろうけど。

授業が始まって、先生の話はそれなりに(予習してれば!)理解できるんだけど、みんなの質問の意味が全然わからん、ていうか聞き取りもできん。。。最近ようやくまだみんなの言ってることが少し解るようになってきた。要は慣れってことでこれからもやっていきたいと思う。

あと、この試験受けてよかったと思うのは、長時間机に向かって勉強する ということに慣れてあまり苦痛を感じなくなったということ。だって今やTOEFL受験準備のとき以上にずぅーっとなんかやってる気がするもん・・宿題多過ぎ〜時間かかりすぎ〜(涙)・・・ま、人間無駄な時間は過ごしてないっていうことで美しく結論づけてこのTOEFL受験記を終わりたいと思います。

January 21, 2005

TOEFL受験3〜試験当日

TOEFLを受けるって決めるまで(というより英語クラスに挑戦することを決めるまでだな)が葛藤の日々だったけど、いざチャレンジとなったらやるしかないって感じで、1ヶ月ときどきくじけそうになりつつもそれなりにがんばりました。
ほとんどどこにも行かずにお家で常にお勉強。まぁそうはいってもやる気ないときとかはぼけーっとしたり本読んだりはしたけど、まぁ大学受験のとき位はやったと思う。1ヶ月じゃぁ正直時間が足りなさすぎてスコアが直前の勉強でどのくらい伸びたかはよくわからない。TOEFLってエッセイライティング以外は全部選択式だけど、最終スコアはやっぱりそれなりに信頼できると思う(要するにまぐれあたりとかがそれほどない)。
勉強してる最中、「これって日本で勉強してるのと全然変わらないのでは?」と思った。ひとりでコツコツやってるし、リスニングだってCD使ってるし。だから英語の能力をある程度まで延ばそうと思ったら、スピーキング以外は日本で勉強したほうが効率がいい気がする。結局英単語をこつこつ覚えて、すばやくリーディングして意味をつかむ練習をすることがスコアアップには重要だし、文法も侮れないし。ちなみに本番では文法セクションも過去問よりもかなりむずかしいと感じた。そしてそれと「英語が聞ける・話せる」はまた違うんだけどさ。
(つづきは写真の下です)
crater.jpg
クレーターの裂け目から今も水蒸気が出ている


当日は友達に運転をお願いして、(だってヒロまで3時間、試験4時間、帰り3時間なんてイヤすぎる!)ハワイ大学へGO! ハワイ大ヒロ校は思ってたよりもだいぶこじんまりとしていた。土曜日だったから閑散としてたし。小さなパソコン学習室みたいなところへ行ってサインアップ、絶対冷房で寒いだろうと思ってたけど想像以上の寒さ。試験のアシスタントしてたおねーちゃんなんてシュラフかぶってたぞ!なんでやねん!
あまりの寒さに途中ですごくトイレに行きたくなってしまった。トイレで途中で席を立つことも不可能ではないんだけど、その間試験の制限時間は進み続けるので実質不可能。4時間(実質3時間くらいだったけど)の試験の間に休憩はたった1回、しかも5分。ひょえ〜
そのせいで文法問題をしっかり解けなかったかも・・・。エッセイ問題は前日にそのタイトルなんかを見ていたものがでたけど、30分でしっかりしたものを書くなんて今の私には全然できない。とにかくまず前文と結論を先に書いて bodyはあとから埋めろとどっかに書いてたので、それに従ってとにかく書く。で、時間はPC上に出ているものの、集中して書いてたら本文の途中で、はい時間切れ・・・。がーん。そしてコンピューターベースのTOEFLは終わるとすぐにエッセー以外の予想スコアが表示されるのだ。(含みをもたせてつづく 笑)

January 16, 2005

TOEFL受験 2〜使った問題集など

Barron's How to Prepare for the TOEFL 11th Edition
まず最初にやったのがこれ。Mac対応の本がこれしかBordersに売ってなかったのでとりあえず。
CBT対応で本番そっくりの形式でPC上で模試のように使用できる。
あとでアマゾンの評価見たら、あんまり芳しくなかった。易し過ぎるらしい。そして後にそれは本当だったと思い知ることになる。・・・全部終わってません。

・ TOEFL Test preparation Kit 2nd Edition

TOEFL Test Preparation Kit (4CD + sample CD-RON)
Educational Testing Service

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これは問題製作してるETSが作っている過去問集。PBTのときのものなのでマークシートまでついている。この本は必須という感じだけど、年々問題が難しくなってる気がする。本番のほうが絶対むずかしかった。特にリスニング問題。長い!これにはリスニング問題用のCDが4枚ついていて私はそれをiBookにMP3で落として音声スピードを調整出来るプレーヤーで再生して聞いていた。
・・・これも途中で時間切れ。

・ Barron's How to Prepare for the TOEFL ESSAY
Barron's How to Prepare for the Toefl Essay: Test of English As a Foreign Language
Lin Lougheed

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これ最高!・・・全部終わってませんが(またかい←セルフ突っ込み)どういう風にエッセイというものを書いたらいいのか、その構成、語彙、サンプルエッセイ、ワークブックなど、かなり練られて作られてるように思う。こういう本って日本語でもあればいいのにって思う。TOEFLのエッセイ問題は30分で事前にわかっている185のタイトルのうちの1つがランダムで選択され、書くというものなので、事前に敵を知って対策が練れます。これやって毎日1つ書けばかなり実力もつくと思う。・・やればね(笑)

・えいご漬け+対話

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パソコン上で行うディクテーションソフト、ダウンロードで購入。これもかなりいいです。ディクテーションってすごく力つくやり方だと思うんだけど、CD何度も止めたり面倒だったりする。これはそういう面倒な作業なしで遊び感覚でできるからとてもいいと思った。元になってる本も評判がいいものらしい。ええ、もちろんこれも途中ですとも。

・TOEFLテストイディオム大特訓

TOEFLテストイディオム大特訓
高橋 基治 ポール ワーデン ロバート ヒルキ Paul Wadden Robert Hilke

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これはテストが終わってから買ったんだけど今後の学生生活にもいいかなと思って購入。最重要イディオムののっけから半分以上知らないイディオムで愕然・・・。これからぼちぼち眺めていきます。

・電子辞書についてたTOEIC文法攻略の問題
意外とこれも役立った。電子辞書にこんなんつけても誰がやるねんと思っていたが、日本の文法書が手に入りにくいこちらでは、これで簡単な文法の復習をして、選択式問題で繰り返し問題こなしていくと、TOEFLでもかなり使えるし、頭の整理ができた。ものすごい複雑でむずかしい単語ばっかり並べてる構文なのに、聞いてる正誤問題は3単元のSがついてないから間違いとかそういうのも見分けがつくようになった。えーと、これもまだ全部は終わってないんですけどね。

単語力
これはウェブサイト上の語彙力アップの問題サイト。英単語を見て3択の中から正解の和訳を選び、10問中何問正解したか、何秒で解答を出せたかで点数と順位が出る。結構ムキになってやりました。中級あたりでかなり知らない単語が出てくるので、そこを中心に。スピード命で600回はやったかな。

ってわけで全部中途半端という、私によくありがちなやり方ですが、気分によってやるものを変えるという方法が自分にとっては合ってるんだろうなと思ってます。人それぞれ合う勉強法ってあると思うしそれを見つけていけばいいのでは?