タイ北部 ’97春
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豪華ホテル?
次の日、タム一家総出で空港まで送ってもらい、ランパーンを後にした。
タイの人のホスピタリティを存分に感じた1日だったなぁ。象には乗られなかったし、チェンマイでもほとんどゆっくりする時間がなかったけれど、今回はこれでいいのだと思った。
バンコクへ行くのが名残惜しい。が、私達にはもうそれほど残された時間はないのであった。

バンコクの空港へ着くと、手慣れた風で駅へ行き、列車に乗ってホアランポーン駅へ戻ってきたばななんご一行様であった。そろそろバスタブとよくお湯のでるシャワーが恋しくなってきた。
ここはひとつ、豪華なホテルに泊まるとするか!と2人は相談し、どのくらいのランクのホテルにするか、決めることにした。

プラトゥーナム市場という洋服の卸市場の近くに、大きな中級ホテルがあるようだった。私達はそのホテルの近くまでバスに乗って移動した。バスを降りてホテル近くにたどり着くと、玄関のあまりの高級度に少し気が引けてきた。だってドアマンがいてタキシードなんだもーん。

分をわきまえるという日本語があるが、やはりそういったホテルを利用するときは、格好もそれなりにまともなものを着て、スーツケースをポーターに預けてという風に振る舞いたいものである。今私達は、チェンマイで買ったチュニックの服と汚れたチノパン、大きなバックパックといったいでたちである。これは分不相応というやつではないのか。
 

市場とホテルの組み合わせ
市場とホテルの組み合わせ

もう少しランクを落とそう。相談してそのホテルの裏手にあるホテルを訪ねた。
入り口がわかりにくいいきなり宿泊代が半額くらいになるホテルである。そこのフロントで今日から2日間泊まれるか尋ねたところ、ここから近いところでもう少し安いホテルがあるよと紹介してくれた。がーん、ここでも分不相応だったのか?真相は不明であるが、とにかくそこへ行ってみることにした。

日本のビジネスホテル風のそのホテルは、窓も大きく、シャワーも温水がバンバン出るタイプでバスタブもついていたので、文句なしにそこにすることにした。ここで確か行きに使ったホテルの倍ぐらいだっただろうか。小さなホテルだったけれど、とにかくシャワーのお湯が豊富に出るということは、そのときの私達にとってはかなり大きな魅力であった。いつも湯沸かし器シャワーで工夫しながら髪を洗っていた苦労もしのばれるというものである。

重い荷物を背負っていた疲れを取るため、さっそくシャワーを浴び、のんびりくつろぐ2人なのであった。
 

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