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チェンマイのナイトマーケットは、バンコクのハッポン通りのそれとは違い、なんとなく牧歌的で商業主義をあからさまには感じない、なかなか好感のもてる市場であった。バンコクでモノを(交渉して安く)買ったときより、スタートの値段が安い気がした。ハッポンでは、もし観光客が半額で買ったとしても、まだかなりボラれているそうなので、チェンマイのナイトマーケットが普通であって、別に激安でもなんでもないのであるが。

そこで子供用タンタンTシャツや北方民族の手作りポーチなんかをお土産に買う。お土産といってもあくまでも自分用のお土産である。人にガンガンモノをあげたりする性分ではないのであった。言い訳だと責めるなら責めればよいのだ!(笑)

ちょっとお茶でも飲もうかと、カフェのようなところを探す。タイでは意外にコーヒーや紅茶が飲めるところは少ない。コーヒーといえば、インスタント全盛である。紅茶ももちろんティーバッグ。

デパートの中などにまともなコーヒーを飲ませてくれるところが少しあるが、激高である。昭和40〜50年代にまともなパスタを食べさせてくれるところが日本になかった状況と少し似ているかもしれない。私が子供の頃まで、日本大衆にとってスパゲッティといえばナポリタンと決まっていたのだ(たぶん)。
 

トゥクトゥク
トゥクトゥク

ホテルの中にならあるだろうと、ちょっと高級そうなホテルの中に入る。レストランであったが、喫茶も大丈夫そうだったのでそこでくつろぐことにする。紅茶はそこでもティーバッグのようだが、まぁ仕方がない。日本でもよくあることだ。一杯とデザート(タピオカミルクにもちもちした食間の果物?が入ったもの)で、いつもの夕食が食べられるくらいのお金が飛んでいった。

たまにはそういうハイソなのもいいだろう。私たちはこうみえても実は流行にビンカンなジャパニーズだからである。何回も言っても仕方がないが。

チェンマイ最初で最後の夜が、そうしてごくありきたりに更けていったのであった。

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