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本文と関係なし
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途中あまりの気持ちよさに思わず意識を失っていた。寝ていたともいうが。マッサージしてる人たちも友達同士なのか、仕事中だというのにずぅーーっとしゃべりっぱなしで笑いまくって、しまいにはマッサージの手を止めて笑っていたので思わず二人で「おいおい笑ってんと仕事しーやー」と日本語で突っ込んでしまった。
意味が分かったのかおばちゃんたちはへらへらと笑っていた。どうやら同僚たちのなかでいちばんえっちなのはだれか?というような内容の会話をしていたようである。タイ語はまったくわからないが、なんとなく雰囲気でそーいうのってわかるのである。女ってこわいのである。知らんけど。
しかし、このタイ式マッサージとにかく気持ちがよいことこの上なしである。このような肉体的快楽をタイ語で「サバーイ」というらしい。ほかにもいろいろタイ語を教えてもらったのであるが、いかんせん極楽気分で教わった故まったく覚えていないのであった。もちろん私たちも日本語を教えてあげた。しかし向こうもあまり覚えがよくないようであった。お互い様である。
あ、ちなみに気にしたら負けやというのをタイ語で言うと「マンペンライ」と言ううである。これは、細かいことは気にするなという意味らしいので、まさに気にしたら負けの訳であるといえるであろう。(ホンマか?)
そんなわけで極楽マッサージ2時間が過ぎ、終わった後にはお茶までもらって、お金を払い、ばななん御一行は夜のハッポン通りへと繰り出したのであった。 |