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とにもかくにも、宿を決めようと歩き始める。地図上では近く見えた道も歩いてみると暑さと荷物の重さもあって、なかなか目的の場所にたどり着かなくてつらい。
とりあえず、バンコクの旅行代理店で鉄道のチケットを取ってもらったときにパンフレットがおいてあったプールのあるゲストハウスを目指す。

そこはパンフレットをちらほら見ていた私たちに、「予約しようか?送迎もあるよ」と勧めてくれていたゲストハウスなのだが、なんとなく現地に行って見てから決めたいという想いがあるのであった。そうした行き当たりばったりのやり方が結局時間の無駄が多いことも事実ではあるが、私は、こんな旅行のときくらいハプニングやその状況を楽しんでしまいたいという気持ちのほうが大きい。それがばななん流なのだ、ということにしておきたい。

プールがあるゲストハウスは悪くなかった。が、どうも欧米人に占拠されていてなんとなく居場所がないような感じがした。たまたま通った近くのゲストハウスが、まだ新しく、客もいず、静かでなかなかよさそうだったのでそこに決めた。一部屋一泊400バーツ(1200円くらい)エアコン、シャワーがついてこの値段であった。バンコクのときより数段レベル的には上だろう。やはり都会は物価が高い。

宿が案外すんなり決まった。まだ朝の10時すぎであった。天気の良い朝だ。なんだかお昼寝がしたくなってきた。
ということで、シャワー&お昼寝タイムを設け、即実行に移したばななん御一行様であった。
 

何時間もカフェでのんびり
何時間もカフェでのんびり

あぁ旅っていいなぁ〜と思う。旅先でするお昼寝(朝寝か?)は、至福の幸せであった。分刻みで動く観光旅行から考えると、こうした怠惰な時間の使い方こそ最高の贅沢かもしれない、とも思う。イヤマジで。

そして朝寝が終わると食事の時間がやってくる。近くにあったオープンエアーのレストランに入る。
オープンエアーとはすなわちエアコンのない、窓もない、極めて開放的な食堂である。しかしここが大正解なのであった。

外国人旅行者が多い地域であったので、英語でメニューの説明もあったし、洋食メニューもあったし(どこへ行ってもハンバーガーしか食べない人もいるのだ、これが)、なのにタイ独特のメニューも豊富でしかもとっても美味しかったのだ!

チェンマイ滞在中、結局そのレストランには飲み物を飲みに来たのも含めて3回も行ってしまった。なのにその名前がわからない…なんとかコーヒーハウスといったような気がするが定かではない。場所なら確実にわかるのだが、なんとも役に立たない旅行記である。とほほ。

よく眠れ、美味しいモノを食べるとばななんはとたんに元気になる性質を持っている。上機嫌で次なる行動を考え始めたのであった。

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