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カヌーにのってごきげんさん
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ウエットスーツを着、ライフジャケットをつけていざ出発!
私はカヌーは何回かしたことがあるので、初めての体験っ!わくわくしちゃうぅ!というようなことはなかった。パドリング(カヌーのパドルで漕ぐこと)も慣れるまでは、同じところをくるくるまわってしまってどこいくねーんっという感じであったが、10分も練習していればすぐに一緒にカヌーをした家族連れの子供とじゃれたりするくらいになった。
川から見る景色は、視点が低いせいか、とても木々が大きく見える。空が遠くに感じられ、水は自分と同じ視点にあった。地面から空を見上げるのと同じ視点に、カヌーの上からはなるのだ。
ほとんど河口に近いところからカヌーをこぎ出し、約5kmくらい上流まで上っていく。そこから上は滝のようなものがあってカヌーではもう行くことができない。そしてその上流はもちろん、屋久島の森のいたるところからあふれでてくる湧き水なのであった。
川岸がまだほとんど荒らされていない原生林もある。時々河原におりて休憩したが、出会ったのは犬だけという、少し町から離れただけで、本当に手つかずの自然があるなんだなぁとしみじみ思ったのであった。
昼御飯は魚のバーベキューをこれまた用意していただいて食べた。川で魚が釣れたらそれもおかずにしようと言っていたがままならず、そしてこのときはじめて屋久島名物の干物?を食べた。なんという名前だったかなぁ??うまかった。それまでが結構粗食だったもので、久しぶりに白米を食べたなぁという感じであった。 |