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安房川カヌーツアー
さて今日はカヌーをする日である。これは屋久島に行く前から予約してあった。エコツアーというのを実践している屋久島野外活動センターというところで募集していたのだ。貧乏な旅行者にしては安くはない値段であるが、(というか高いぞ)カヌーは屋久島だからこそ楽しいんじゃないかと思っていたので、申し込んであったのだ。

実はその日、仲間のなかで縄文杉を見に行く人というのもいて、それにのっかって行くのもいいかなと、ぐらりと心は揺れたのであるが、全行程6時間だし足を引っ張ってもいかんと思ってやめておいたのだった。しかし縄文杉は見に行ってないので、今でも非常に残念である。

カヌーにもいろいろあるのだが、今日するのはリバーカヤックで、安房というところを流れている安房川という川ですることになっていた。その場所までは、センターの人が車で迎えにきてくれることになっていた。ラッキーである。なにせ旅行村のある栗生から安房まではバスで小1時間はかかるのだ。

そしてわたしにはある皮算用があった。自転車を安房までのっけていってくれないか?いやきっともっていってくれるに違いないっ、どうやら車はカヌーものせられるようなバンのようであるし、おそらく自然を愛する人はおおらかで優しい人だろう…。

そしてその願いは叶えられた。いやぁ頼んでみるもんである。センターは宮之浦にあって車でも1時間かかるのだ。そして安房はその中間点にあって、私がいる旅行村は、そこから見ると果てのようなところなのであるが、まぁそれなりに料金を払っているのだから利用できるモノはしないといけない!という家訓があるのだ。(ウソだが)

そうして各所を送迎されたわがぷじょーくんを載せたバンは朝9時頃、安房川下流に到着したのであった。
 

カヌーにのってごきげんさん
カヌーにのってごきげんさん

ウエットスーツを着、ライフジャケットをつけていざ出発!
私はカヌーは何回かしたことがあるので、初めての体験っ!わくわくしちゃうぅ!というようなことはなかった。パドリング(カヌーのパドルで漕ぐこと)も慣れるまでは、同じところをくるくるまわってしまってどこいくねーんっという感じであったが、10分も練習していればすぐに一緒にカヌーをした家族連れの子供とじゃれたりするくらいになった。

川から見る景色は、視点が低いせいか、とても木々が大きく見える。空が遠くに感じられ、水は自分と同じ視点にあった。地面から空を見上げるのと同じ視点に、カヌーの上からはなるのだ。

ほとんど河口に近いところからカヌーをこぎ出し、約5kmくらい上流まで上っていく。そこから上は滝のようなものがあってカヌーではもう行くことができない。そしてその上流はもちろん、屋久島の森のいたるところからあふれでてくる湧き水なのであった。

川岸がまだほとんど荒らされていない原生林もある。時々河原におりて休憩したが、出会ったのは犬だけという、少し町から離れただけで、本当に手つかずの自然があるなんだなぁとしみじみ思ったのであった。

昼御飯は魚のバーベキューをこれまた用意していただいて食べた。川で魚が釣れたらそれもおかずにしようと言っていたがままならず、そしてこのときはじめて屋久島名物の干物?を食べた。なんという名前だったかなぁ??うまかった。それまでが結構粗食だったもので、久しぶりに白米を食べたなぁという感じであった。

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