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出発
さて7月20日(土)、出発日当日である。まだ半分くらいしか用意できていない。いつもまぁなんとかなるやろ〜と思い、ぎりぎりまで何もしない私だが今回もその手法を踏襲した。
今回の旅は半分くらいがテントに泊まることになっている。キャンプ場でテントは借りることにしたが、結構持っていかなければならない荷物がたくさんあった。

当日というのにMTBの後ろにつけるキャリアをまだ買っていなかった。心斎橋まで自転車でひとっ走りし、アウトドア屋さんで購入する。店のおにーさんに聞くと簡単に取り付けられるというのでそのまま持って帰って自分でつけることにした。ついでに今、流行りのフリーズドライ食品というのも購入。熱湯をかけるとぽよよ〜んといろんなモノに変身する食品である。そこで私はカルビ焼き肉ぞうすいというやつを選んだ。どんな味がするのか楽しみである。

こういうアウトドアショップというのは、なんかいらないモノまでついつい買ってしまう魔力のようなものをもっているような気がする。はかり売りの紐とかどーでもいいものも、ものすごく魅力的なアイテムに見えてきてしまうのだ。それでうちにはものすごくそういうグッズが揃ってるんですねぇ…。

船上の朝

家に帰って早速キャリアをとりつけにかかる。が、しかしどこをどーやってつけるか皆目見当がつかない。おまけにMTBのタイヤをはずす練習をしようと思い、後輪を外したのはいいが、今度はなかなかはまらない。MTBのタイヤというのはほとんどがクイックレリースと言って5秒ではずせて1分でつけられるというものなのだが、いかんせん3年以上タイヤなど外すことがなかったものでどうもうまくいかない。
暑ーいわが家の玄関先で蚊に血を分け与えながら悪戦苦闘してようやくタイヤは装着したが、やはりキャリアはよくわからないのでMTBを買った自転車やさんまで行ってそこでつけてもらうことにした。

時刻は午後3時、行くのに20分以上かかるのだが自分でやるよりは速いかと思ったのであった。そしてやはりサイクルショップタニムラのタニムラさんはものの2分でそれを装着したのであった。なんでやろ〜?うちがやったときはすっごいむつかしそうやってんけどなぁと思いながらその早業を見学していた。
ついでにサイクルコンピューターも購入。これは走っているだけで時速や走行距離を自動で計測してくれるすばらしいモノである。いったい何キロくらい走ることになるかなぁと考えつつ、時間がないので速攻で家に帰る。

大阪から屋久島までは飛行機で鹿児島まで行きそこから小型のプロペラ機みたいなやつで屋久島まで行くというのがもっともスマートな行き方なのだが、この旅は学生のような貧乏旅行とうのが私の中のテーマなので、最も時間のかかる、お金のかからない方法で行くことにしていた。

そして選んだ手段その1が大阪―宮崎間のフェリーであった。船だとごろ〜んと横になって寝られるし自転車も袋に入れればただなので便利だから、というのがその理由であった。あ、そうそう、自転車をバラして袋に入れて電車などで運ぶことを輪行(りんこう)といいます。だから自転車を入れる袋は輪行袋というのですね〜ひとつカシコクなれましたね〜。うむ。
 
宮崎行きのフェリーは大阪南港19:50出航であった。父親が送ったろか?というので素直に甘えることにする。わが家から南港まで車で20分あれば余裕で着く距離なのだが、夏休み直後で混んでて乗れないというのは悲惨なので1時間前に着くように早めに出発する。

が、何故かその日に限ってむちゃくちゃ道路が混んでいたのであった。阪神高速湾岸線というのを使うのだが全くと言っていいほど動かない。下なら空いてるのではないかという甘い期待で高速を降りてみたが、さらにドツボであった。

結局大阪南港に到着したのは19:40、出航10分前であった。ぎりぎりセーフ!ほ大渋滞の原因は天保山大花火大会という催し物が高速の近くであったからというのを船に乗り込んでから知った。みんな駐車場待ちしてたのだ。くぅ(; ;)

とにもかくにも無事出発!しかし最初からケチの付く幕開けなのであった。

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