タイ北部 ’97春
憧れの地
プロローグ
出発

揺れる感覚
夢のような体験
信じられない色
ドルフィンスイム
南島上陸
マッコウ遭遇
さよならパーティ
おが丸の見送り
母島へ
ハッシー大ジャンプ大会
台風接近
ママヤのレモン狩り
海の中の世界
揺れるミスPAPAYA

小笠原マジック

父島1周の旅
スーパー小祝
ジョンビーチ
シュノーケリング
浸水事件

小笠原マジック

ものすごい星空
ケータ島探検
イルカ三昧
さよならパーティ再び
エピローグ

ドルフィンスイム
おが丸を見送った後、そのまま船は母島へ向けて走り出した。
母島まではミスPAPAYA号(通称ミスパパ)でガンガン直行で走って約2時間。でも走っている間にイルカやマンタを見つけたらその都度泳いだりするので実際はそれ以上の時間がかかってしまう。

今日も天気はよいけれど、波が2.5mということで結構揺れる。
デッキに座っていても、船が波しぶきに当たるとお尻が浮いてドンと落ちた瞬間に痛いくらい。なので、振動にあわせてちゃんとお尻を浮かせておいたり、ライフジャケットを座布団代わりにしたりして工夫しなければならない。

イルカとも数回遊び、ずいぶん走った後、母島の影がうっすらと見えてきた。島影は見えてきてもなかなか近づかないのが船の旅。もどかしくもある。

だけど、船の上にいるだけでなんか楽しい。太陽の光を浴びながら、イルカのいる青い海を見ていると、自分が本当にナチュラルな気分になっていくのがわかる。ただただ楽しくて、幸せだと感じる瞬間。

今までに感じたことのないHAPPYな気持ち。今ここに自分が生きている奇跡。この場所に今存在している幸せ。
宗教がかった気持ちでは全然ないのだけれど、癒しとかヒーリングとか、そういう言葉はあまり使いたくないのだけれど、「幸せ」というものがあるのなら今この瞬間じゃなないか?と思えるほど、深く穏やかな気持ちに包まれていたのだった。

光る海
光る海


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