ボディセラピストの毎日。

以前、こちらに来てすぐの頃（2004年夏だ。。）ロミロミのワークショップを受けたんだけど、その頃はまだ、基本のスウェーディッシュマッサージのほうを覚えるのでいっぱいいっぱいで、ロミロミはなにがなんだかわからないうちに終了してしまっていた記憶が。ロミロミは教えるクム（先生）によって流儀などが違うので、どれが正解っていうものはない。技術的な特徴としてあげられるのは、肘などを使った流れるようなリズムということだろうか。

でも、一番重要なのは「アロハの心」で、今回のワークショップでは、ロミロミの心の部分で大切な「Ho'o Pono Pono/　ホオポノポノ」の精神を教えてくださるために、アンティマハアラニが来てお話してださることに。
アンティっていうのはハワイ語でおばさんってことなので、マハアラニさんっていう人ってことになる。彼女はハワイのクプナでありクムである人なので、本当に素晴らしいパワーと心を持った人だった。最初にみんなで輪になって「この場でこうしてみんなが集まってお話できることに感謝しています」っていうプレ（お祈り）をしたんだけれど、もうそれだけでなんだか感極まって何故か涙が流れてきた。そっと他の人を見たらそういう人が結構いたので「ああ、私だけじゃなかったわ。。。」とちょっとホッとする(笑)

マウイ島　キヘイの夕暮れ

彼女の講義は、ハワイの歴史にはじまって、ハワイアンの宗教観というか考え方、アロハとはどういうことなのか、多種にわたっていたし経験に基づいたお話で、とても面白かった。
ロミロミの技術とは関係ないけれど、だけどとても大切なことを気づかせてくれる、そんなお話。

「U Da Best!」（アンタが一番最高！）っていうことを軸にALOHA（愛）を持ってものごとに接していれば、そして目に見えるものだけじゃなくて、目に見えない魂（spirit）を尊重していれば、どんどんと自分のまわりがよくなってくるよ、っていう、簡単に言ってみればそういう話だった。そしてとにかく経験してみることが大切だ、とも。

そして技術的な話でいうと、サイドライン（横向きの姿勢）でのロミ、それからホットストーンを使用するロミロミを習っている。ホットストーンやっぱりいいねえ〜。。。
ロミロミに組み込むタイプのストーンテクニックなので、それほど多くの数の石を使う訳ではないのだけれど、あったかいし、気持ちいいし、石の重みで深いところまで届いて行く感じもするし、こりゃーいいって感じ。是非ともこれはサロンのメニューに入れたいなあ。