ボディセラピストの毎日。

レイキというのは霊気と書いて、もともとは大正時代に日本人の先生が開発？したヒーリング方法なんだけど、いろいろな事情があって、ハワイの日系人経由でアメリカに入り、アメリカで人気が出たヒーリングの一種。今、それが逆輸入というかたちで一部の人たちに知られるようになってきた。

ヨガにしてもそうだけど、ある一定の期間を経て、あるときから限界点を超えたみたいに、こういうのって爆発的に受け入れられていくというのが日本の特徴のような気がする。ヨガもブームが数年前から、いつ来るかないつ来るかなって感じだったのが、ここ１年ほどで爆発したから、もしかしたらこういった、ヒーリング系（身体や心をエネルギーを調整することで癒していくもの）もそのうちびっくりするぐらいあっという間にお茶の間に（古い表現だけど）浸透していくのかもしれない。オーラの泉が結構視聴率取ってるくらいだからねぇ。ちょっと前なら考えられないもの。

日曜日に行った練習会では、初心者でもOKみたいなことが書いてあったので、本当はレイキのヒーラーになる人は最初にアチューンメントというものを受ける必要があるらしいのだけれど、（音痴の人がうまい人と歌うことによって直していくように、レイキヒーリングができる人がそうでない人を誘導して波長を合わせる作業、らしいです）、とりあえず誰にでもできるものだから、みんなでそのエネルギーを感じましょうっていう感じで始まった。

参加者は私を入れて５人。レイキヒーリングをする人はアチューンメントを受けたのち、レベルファースト、セカンド、サードとあって、マスターというのが先生レベルという感じらしいのだけれど、参加者の中でセカンドの途中の人がいるだけであとはみんな初心者だった。いつもは１対１で練習したりするらしいんだけど、今日はそういうこともあって１人をみんなでやるというか、一人のひとを囲んで、身体のあちこちを軽〜く触れて、エネルギーを送る作業をする。気功と何が違うんですか？って質問したら、気功は「意思」の力をわりと多く使うんだけど、レイキはそれがなくてわりと穏やかに意図せず気を通すということだけに集中するといった違いがあるらしい。（マニアックすぎて説明がわかりにくくてごめんなさい）

私はマッサージをしている途中に、なにか手から出ている気がするとは思っていたけれど、それにお客さまからも途中からものすごく手が熱く感じたと言われることも多く、特にそれが何という意識もせずやっていた。でも最近はトリートメントを始めるとなんかスイッチが入ったみたいにそういう状態になってくるのもわかってきた。

一体それはなに？
そんな素朴な疑問が、もしかしたらここで何か気づいたりすることがあるかも？そんな気持ちで参加したんだけど、終わってみて思ったことは、「やっぱり今までこんなことセッション内でやってるわ、私」ってことだった。
手を止めてじーっとエネルギーを送るというのは、実はポラリティというエナジーワークでセッションの最初にやることで、身体の中の＋と−（陰と陽）のバランスを整えるというワークなんだけど、そのときにやっていることや、マッサージ途中に悪いところでなんとなーくじっと手を止めてみるとか、そういうことと、レイキってほとんど何も変わらないんだろうなあと。

このワークは向き不向きもあるような気がして、私はどうもこのじーっとしているのが自分であんまり好きじゃないから（飽き症なんです(笑)）特にこれからレイキマスターにまでなるぞ〜ってことは思わなかったけれど、逆にちょっとクラニオセイクラルのワークを少し入れてやってみたら、クライアント役の人がものすごい反応したので、やっぱり私はそっちだな〜なんてことを思ったりして。

ちなみにオーラが見える人率が高い！参加者たちによると、私のオーラはその時黄色だったそうです。好きなことをやってると黄色が強くでるんだそーで。

オーラの色についてちらっと調べてみると「黄色のオーラは明るく人を照らすエネルギー。人生をエンジョイし、その明るさ、素直さは周りの人をハッピーにさせる。」「楽観的・楽天的で、陽気。遊び心をいつも持っている幸せ者だといわれています。思いやりがあり、もてなし上手だともいわれています。」などと書かれていて、当たってるような気がしなくもない。ハンドルネームだって黄色いバナナのばななんだし。

というわけで、なかなか面白い体験ができたし、自分がやっていることにもっと自信もっていいんだなって思わせてくれた、とっても楽しく有意義な練習会でした。参加された方＆主催者のmiminetあきこさん、ありがとうございました。