ボディセラピストの毎日。

もう四半世紀!!も経っているのに色あせることのないサウンドと詞の世界。もともと私は聖子ちゃん（いまさらちゃん付けもないだろーけど、記憶が当時のままだけに仕方がない）のこのあたりのアルバムを聴くようになってから彼女の歌のファンになった。そして、それがどうやらその当時の歌詞を全て担当していた松本隆さんの詞の世界が好きなんだとわかってから、そこからクモの糸をたぐるように、ユーミンとか、大滝詠一、佐野元春・・・などのアーティストを知るキッカケにもなったのだ。あ～書いてるだけで懐かしい。

大滝詠一、杉真理などが作曲を手がけているこのアルバムは聖子ファンの中でも名盤のひとつとされていて、（裏ロンバケとも言われているらしい）私は昔このアルバムのカセットを持っていた。（うーん歳がバレる・・・）久しぶりにベスト盤などに収録されてない曲を聴いたけど、もう何百回聞いたかわからないので、イントロ聞いただけで歌詞が口ずさめたほどで自分でもちょっとビックリ。今でも当時の松本作品のアルバム曲ほぼ全部ほとんど何も見ないで歌えるはず。このころの記憶力ってすごいんだよね～。

確か初めて聞いたのはまだ小学生だったはずだけど、近所のアメリカ村まで自転車で行って、当時できたばかりの貸しレコード屋さんでドキドキしながらレコードを借りたっけ。当時まだアメ村はパンクのおにーちゃんとか、サーファーっぽいけどちょっと怖い感じの人とかがたくさんいて、今のがきんちょ王国みたいなのとは全然違っていて、普通の格好していたほうが目立つという位とんがった場所で、行くだけでもドキドキしていたものだ。（でも今考えると小学生がそんな場所にいたらそれはそれで目立っていたのかも）

家に帰ってきてからも興奮冷めやらず？数年前に買った（結構高かった！）８枚組限定CDボックスのSEIKO SUITEを聴き続けていたら、なんだかまだ若いというより子供だったころの「恋に恋する気持ち」みたいなかわいい時代を思いだして、胸キュン（これまた死語）になってしまった。

で、別にそんなことしても誰も何も褒めてもくれないけど、ばななん的聖子THE　BESTとか考えてみたりして。それで思ったんだけど、彼女の歌の中でも私は「ど・HAPPY!!」っていう曲が大好きなんだなあということ。もう恋しちゃって楽しくてしょーがない！！みたいな気持ちを歌っている曲が、たぶんいろんな若いころの記憶とリンクして、甘く切ない記憶としてずーっと残されているんだなあ、なんてね。

そういえば最近中川翔子ちゃんっていうハタチの超美少女なのにめちゃくちゃオタク系でもあるタレントさんがいるみたいなんだけど（新ブログの女王とも言われてて毎日アホみたいに更新してる。本人が書いたプロフィールがすごすぎる）彼女がその頃の聖子ちゃんの歌のファンで、５年間ずっと毎日聴き続けてるってインタビューで答えてました。それを聞いて密かに応援しようと決めました（笑）

・・・すいませんマニアックな話で！