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2006年03月11日

地元産食材を食べる

それは朝かかってきた1本の電話から始まった。
「今日しらすの解禁日らしいので、是非一緒にできたてご飯で生しらすを食べませんか?」
サンガワさんからかかってきた電話に食いつく私。「行きます行きます、是非ご一緒に〜」というわけで、突然今年初物のしらすを食べる会が始まった。

この近辺で獲れるしらすは、冬の間は禁漁となる。3ヶ月間じっくり育てて、3月初旬に解禁となるのだそうだ。うちから歩いて5分くらいのところに紋四郎丸というしらす漁をやっている船があって、そこのお店で直売をしているのだ。海が目の前なんだけど、ちょっと隠れ家っぽいわかりにくいところにあるその店は、地元の人だけが知っているとっておきの場所でもある。
私の役目は、ご飯を炊いて用意すること。そしてみんなでどんぶりと箸持参で獲れたてしらすをすぐに食べる!というのが急遽行われたこの会の趣旨であった。

昼過ぎ、もう今年の初物しらすが揚がったらしいと聞き、とるものとりあえずみんな急いで我が家に集合。大根やらしょうがをすって、ごま、のり、ねぎなどのトッピングも用意しいざ出陣。
船のおかみさんは「子供はいたけど大人でどんぶり持参したひとは初めて〜」といってすごく受けていた。海を見ながらビール飲んで、生&釜揚げしたてのしらすを食べる贅沢ったらもう。。。本当に最高ですね。春らしい暖かくてぽかぽか陽気の午後だったし。
特に生しらすは、一般には流通しないほど傷みの早い食材で、獲れてから4〜5時間以内に食べきる必要があるらしく、それだけに本当にここならではの贅沢なのだ。

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まさしくこれが海ごはん

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菜の花も満開

食べてるうちになんとなく地元で取れる春の食材の話題になり、しらすの次は今度は近くに自生しているせりを採って、みんなで鍋にして食べようということになった。
生わかめとめかぶ、そしてせり。みーんな近所でとれちゃうのだ。これで釣りでもする人だったらがんばれば食費月5000円も夢ではないかも?(笑)

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菜の花畑から見える海

みんなで長靴に履き替えてせりポイントへ集合。ちょっとぬかるんだキレイな水があるところにせりは生えているらしい。ポイント近くはのーんびりとした里山なので、水仙や梅もあちこち咲いている。子供たちとわーわーきゃーきゃー言いながら、でも大人も楽しむ遠足みたいな1日。
そしてその後も宴は深夜まで続くのであった。。。

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ぬかるみが続くせりポイント付近
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梅と水仙。これでもか!ってくらい咲いてる。

投稿者 bananan : 2006年03月11日 07:35

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