タイ北部 ’97春
出発
プロローグ
ソウル経由バンコクへ

ひとりの食事
夜行列車で南へ
クラビ
クラビ行きのバス
宿を求めて船は行く
野性味あふれる
バンガロー

プラナンビーチ
ピピ島へ行くか行かざるべきか
ランタ島
未知の島ランタ島
何もしない幸せ
シュノーケリングツアー
非常事態
長い一日
帰路
トランヘ
二等列車の旅>
近づく都会
バンコク危機一髪
エピローグ
野性味あふれるバンガロー

朝、目覚めた理由は、にわとりの鳴き声であった。
とにかくやかましい。通っていた小学校でもにわとりを飼っていたことをふと思い出した。でもこの鳴き声の主たちは、おそらく遅かれ早かれ「ガイヤーン」だったり「トムカーガイ」だったりのタイ料理へ変身するに違いない。

思いがけず早く目覚めたので散歩に出ることにした。陸の孤島トンサイハットだが、昨日浜でぼーっとしていると、ときどき浜を横切る人がいた。あの人たちはいったいどこへ行くのだろうか?少し探検してみることにした。
果たして細い細い山道があった。
が、ものすごい坂である。道というよりは崖に近い。ロープなんかもあって、一応ルートなのだろうが、それにしても・・・という感じのところである。とりあえず見晴らしのよさそうなところまで、と思い、必死に登る。ふと見渡すと、なんと私は、浜から見えた崖を4分の1ほど登っていたのであった。
その後、その道がどこへいくのかはよくわからないけれど、これは本格的に大変だと思い、探検ごっこは小一時間で終了した。
それにしてもこんな道、ホンマに昨日の人、でかいバックパック担いで登ったんやろか・・。

朝焼けのクラビ
崖上から決死の撮影?

朝食を食べたあと、今日はプラナンビーチという、クラビ随一のキレイなビーチに遊びにいくことにした。またこのあたりは、崖が多いのでロッククライミングができる場所もあるらしい。オーストラリアンのデービッドはクライマーらしく、できれば崖に登りたいから調査だ、ということでまた3人で出かけることにした。

私は、プラナンビーチで少しシュノーケルをするつもり。フィンランディンの彼は、空手を習っていて少し日本語を知っていた。(関係ないけど)彼は、僕はいろんなことに興味があるから、2人と一緒に行くよというようなことを言っていた気がする。

歩いて、まずライレイビーチに到着。ロッククライミングはレンタル料が高いらしく、デイビッドはかなり悩んでから予算と合わないといってあきらめた。ライレイビーチには、旅行者がけっこうたくさんいて、お土産屋やダイビングショップなどもあり、また、木の上のバンガロー(?)もあったりして、にぎやかなところが好きな人はいいだろうなと思った。

そこからプラナンビーチへ。
引き潮のビーチではたくさんガジュマルのような植物が根を海から出していた。プラナンビーチの4分の1くらいを、日本からのツアーもある高級リゾートホテルが独占しており、私たちはその塀を沿うように歩いた。

プラナンビーチの端にある洞窟のようなところでしばしシュノーケル。
思ったほど魚の種類はいなかったがそれなりに楽しめた。もっとボートで沖までいけばそこそこいるらしいのだが。

きょう一日、ビーチ近くのカフェでぼーっとしたり、泳いだりと、これぞリラックス、リゾートだぜと思った。リゾートって、お金かけなくてもできるんやんって実感。日本人は本当にお金の使い方が下手というか、もったいないよなぁ・・私も日本人やけど。

ライレイビーチのカフェ
カフェでぼーーっ
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