タイ北部 ’97春
出発
プロローグ
ソウル経由バンコクへ

ひとりの食事
夜行列車で南へ
クラビ
クラビ行きのバス
宿を求めて船は行く
野性味あふれる
バンガロー

プラナンビーチ
ピピ島へ行くか行かざるべきか
ランタ島
未知の島ランタ島
何もしない幸せ
シュノーケリングツアー
非常事態
長い一日
帰路
トランヘ
二等列車の旅>
近づく都会
バンコク危機一髪
エピローグ
野性味あふれるバンガロー

お隣のビーチトンサイハットは、1つのゲストハウス専用ビーチのようになっていた。となりのビーチまでは干潮時に歩くか、細い細い山道を縫うように歩いていくかのどちらかしかない。ビーチの前にあったのはゲストハウス専用のカフェ兼食堂兼受付で隣には小さいビーチバーらしきものがあった。そしてビーチの奥に広がるジャングルの中に素朴なバンガローが点在していた。

クラビの奇岩
高床式住居風ワイルドバンガロー

まずはバンガロー拝見。見た目は高床式住居か?という感じで、はっきりいって粗末な感じである。シャワートイレはもちろん共同。キャンプ場の常設テントに近い感覚かもしれない。が、バンガローの中には破れがほとんどない蚊帳があり、マットレスや毛布、シーツなどは結構綺麗だった。蚊帳があれば蚊にも悩まれることがないし、ちょっと天幕みたいで素敵〜なんて思ったばななんはたぶん順応しやすいタイプなのだろう。よく見ると壁や床にスースーする空間があったが、通気性がよいと判断し、気にしないことにした。

この部屋が一泊200バーツ。2人使用の大きめのバンガローだと300バーツ。それでもちょっと高いと感じたのか、彼ら2人はシェア、私はもちろんシングルで宿泊決定。荷物を降ろしてホッと一息ついた。さて、これからどうしようか?

クラビの奇岩
この椰子の木の中にバンガローが点在している

これからどうするといっても、特にするべきことがあるわけではない。
バンガロー周辺を探検しようと思ったが、ジャングルをちょっとだけ切り開いて作ったため、一番奥まで行ったらその後道はなく、ただ熱帯の木々が生い茂っているだけだった。

とりあえず、食堂へ行くか。

そんな感じでビーチ前のオープンカフェにとりたてて用事のない人たちが、のんびりと過ごしていた。
ここは欧米人が開発した場所なのだろう、宿の人はみんなだいたい簡単な英語を話したし、地球の歩き方には乗っていないビーチ&ロンリープラネットでは紹介されているということもあって日本人の姿はまったく見えない。

カフェメニューはタイ飯半分欧米風半分といったところか。
こういう場所はやはりリゾート価格なので、食事代金がバンコクの屋台なんかに比べるとかなり高いのだが、ここしか選択肢がないのだし仕方ない。
パッタイ(タイの焼きそば)やカレーを注文して食べたけど、結構おいしかったので勝手に合格!印をあげることにする。

前の海の様子が変わり始めていた。引潮になったのだ。
陸地部分がどんどん増えていく。満潮時とはまったく違うその風景に驚く。
はっきりいって前のビーチは泳げないわけではないだろうが泳ぐという感じのものではない。特に干潮時のビーチは見た目は泥の海のようであまり綺麗には見えないのだ。潮干狩りをしているときの海というたとえがぴったりくる。けれど、海には奇岩がやっぱりにょきにょきあるし、ビーチのまわりにあって他の地域と寸断させている巨大な岩の塊のような風景はとても美しく、
日本のようでもあるしそうでもないような、そんな不思議な風景なのであった。

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