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南の島といえばやしの実。 |
タイは3回目になる。
一人旅をするにあたって、最初の到着地は、もはや勝手知ったるバンコクはドンムアン空港にしようと決めていた。
そして、鉄道で南へ向かい、プーケット島の湾をはさんで向かいにある、クラビというところに行って、それからピピ島に渡り、その後また南下して、あわよくば国境越えなんかしようかなというのが、おおまかな予定であった。
旅は始まる前も楽しい。
出発の前から、インターネットやガイド本で事前調査をして、旅した「つもり」になったりする。 ガイドの是非はよく議論されるが、私はよく読む方だ。そしていろんなガイドを比較検討して、旅の行き先を考えたりする。
ただ、宿だとかレストランはあまり、信用していないが。
今回はインターネットがかなり、事前準備に役だった。 そこで仕入れた情報を、印刷してリュックの中に忍ばせておいた。 そしていつものように、前日にあたふたと荷物を詰め、1998年1月18日、初めて乗る経由便、大韓航空ソウル経由バンコク行きに乗るべく、関西国際空港に向かったのであった。
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