ボディセラピストの毎日。

初日はプールサイドで朝食を食べつつ受付。200ページを超える分厚いテキストを手渡される。
午前中はクレニオセイクラルリズムとは何か、どういうことを行うのかという説明、またクレニオセイクラルリズムを感じてみるという練習。先生はSueといって白髪で短髪なんだけど非常に素敵な感じのよい女性で、講義もわかりやすい。
かなり早口の英語なんだけど、意外とほとんど理解してついていってる自分にちょっとびっくり。
学校の解剖学の先生が早口で超専門的でテストも毎回泣きそうな感じだったけど、そのおかげで４ヶ月英語のブランクがあってもついていけてるんだなあと思うと非常に感慨深い。講義の内容もだいたいは今までの学校で習ったことがあることに似ているので、あまり戸惑いはなくとても面白い。

午後は筋膜（ファーシャ）についての講義と身体を横切る隔膜（横隔膜、腹部の角膜、胸骨鎖骨エリアの膜、舌骨）の解放の講義と実習。お互いに練習しあうので、いきなり何度もトイレに行きたくなって（もともとはあまり行かない方なのだ）いろんな毒素が既に流れ出していることを自覚する。４日間とっても楽しみ。

夕方、ワードセンターのカカアコキッチンでプレートを食べる。ワイキキは高いしお金がないから買い物もしないしあまり面白くはない(笑)。とはいっても、どこにでも歩いていけてABCストアもあるから便利だし、ワイキキ〜クヒオビーチの雰囲気は独特で、華やかで海は青くて空も青くて風はさわやかで素敵。

それによく考えたら今回でオアフに来るのは７回目。日数を数えない限り世界中のどこよりも多く来ている場所だったりする。今までここでいろんな思い出ができて、うれしいことやほろ苦いことやつらいこともあった。けれどそうした過去は全てハワイの風にふわりと浮かんで優しく流れていって、今はただ今現在だけを生きている感じがする。それってそしてすごく大切なことだと思うのだ。